グラドル界の「保守本流」、星名美津紀ちゃんの通算17作目となるイメージビデオ「色恋」のBlu-ray版のレビューです。販売元はラインコミュニケーションズ、レーベルはアイドルワンです。
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本ブログで星名美津紀ちゃんの作品をレビューするのは、前作「ひめごと♡」に続いて今回が2回目です。
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埼玉県出身、芸能事務所アシスター所属のグラビアアイドルです。
「グラビアアイドル」という言葉を体現している女の子です。見るからに清楚な雰囲気の黒髪ストレートヘア&ロリフェイスに、相反する魅力的すぎる天然Hカップ。アイドル的な清純さにあふれていながらオトコを惑わす性的魅力も抱えている…という、ライバル羨むその姿。「業界の顔」と捉えて何ら差し支えありません。
現役高校生として鮮烈なデビューを飾って以来休み無く活動を続けており、女子大生でありながらそのキャリアは豊富。2014年に「児童買春・児童ポルノ禁止法」が改正されたのに前後して児童であっても平気でデビューさせていた各グラビア系芸能事務所も足並み揃えて自主規制。「イメビはハタチ19になってから」が暗黙の了解となっています。
そのため今では早くからイメビに出演していた星名美津紀ちゃんのようなキャリアプランは(マトモな事務所には)実現不可能な状況となっています。「若いのにベテラン」と一言で片付けてはいけません。今後同じような経験を積んだ女の子が現れることのない「最後のベテランロリグラドル」です。
バリが舞台です。キャビンアテンダントをしている美津紀ちゃんが、密かに想っていた航空機機長と結ばれる…というストーリーになっています。
美津紀ちゃんの髪型は胸にかかるくらいのロングヘア、前髪は眉に被さる長さで下ろしています。
各Chapterのダイジェスト+タイトルシーンです。
ヴィラのベッドルームでのシーンです。衣装はいわゆるCAの制服姿。白地に紺のラインのエポーレットシャツ、襟ぐり深めで谷間が見えています。ボトムスは紺のタイトなミニスカート、黒の網タイツとハイヒールパンプスを履き、首元にブルーのスカーフを巻いています。下着は黒のpush up系ブラとパンツ。途中から機長にプレゼントされるシルバーのネックレスを提げています。髪型は後方で束ねたシニヨンスタイルで、所謂「触覚」を下ろしています。
プールでのシーンです。衣装は全編水着姿で、薄紫のホルターネック三角ブラとパンツ(紐パン)。ブラの横幅が狭めで横から激しく主張。髪は下ろしています。
お風呂でのシーンです。衣装は引き続き水着姿で、薄紫の眼帯ブラとパンツ(紐パン)という格好。やはりブラの面積小さめで横からハミ出し気味。髪型はサイドポニー+後れ毛スタイルです。
テラスでのシーンです。衣装は純白のアオザイ姿。登場時はロングパンツも履いていますが途中で脱衣、スリットから太ももちらつくチャイナ服のような着こなしも披露します。脚元は白のハイヒールミュール。下着は黒のブラと淡黄色のパンツ、バラをあしらったようなレースの三角ブラでまたまたハミ出し気味。髪は下ろしています。
朝のベッドルームでのシーンです。衣装は白のYシャツ羽織っただけ、所謂「彼シャツ」姿。下着は毛糸のホルターネックブラとパンツ(紐パン)。灰色ベースにカラフルなラインが入り、やはり面積は狭め。髪は下ろしてトップから左側をまとめたハーフアップの三つ編みアレンジになっています。
庭先から再びプールでのシーンです。衣装は薄ピンクのモノキニビキニ姿。パンツからV字に胸元・ホルターネックへと布が伸びる形状で、パンツも胸元も横幅狭め。脚元はシルバーのハイヒールミュール、髪型は位置高めのポニーテールです。
庭先でのシーンです。衣装はまさかの「童貞を殺すセーター」。グレーのタートルネックセーターをエプロン状にカットし、谷間を晒すよう胸元を楕円に切り取ったシロモノ。下着はノーブラに水色+オレンジ柄のパンツ、重ね履きしており途中で白のパンツにチェンジします。脚元は白のスニーカー、髪はハーフアップの三つ編みポニーテールです。
リビングからシャワールームでのシーンに続きます。衣装はよもやの「セーラー服」。白地に紺のトップスにブルーのスカーフ、紺のプリーツスカート、白のくつ下を履いています。下着は上下共白のブラとパンツ、ブラは当然横幅狭めです。髪は下ろしています。
最後のChapterは夜更けのベッドルームでのシーンです。衣装は真っ赤でドレッシーな膝上丈ホルターネックワンピース。背中を露出し身ごろもタンクトップのような形状で谷間・横乳・デコルテ丸出し、さらに腰辺りまで深くスリットが入っています。下着はノーブラに赤黒レースのパンツ。赤のハイヒールパンプスに機長が贈ったネックレスを提げています。髪は下ろして縦に巻いたスタイルとなっています。
多彩な衣装とベタな仕掛けで魅せるイメージビデオです。
キャビンアテンダントをしている美津紀ちゃんが、滞在先のバリで航空機機長と結ばれ、次のフライトまでの余暇を共に楽しむ…というストーリーになっています。
本作の美津紀ちゃんは終始役になりきっています。近頃のイメビは「素を見せる」のがトレンド(黄昏アナリシス調べ)。お芝居のシーンであってもふわっとした役柄と設定で屈託のない表情を捉える、砕けた作風が増えているように思います。
その点本作は昔ながらというか、最近観た作品の中では割とキッチリ作られている印象があります。美津紀ちゃんの笑顔一つとってみても「破顔一笑」というよりは「グラビアで鍛えた優等生スマイル」な印象で、素を覗かせるシーンはほとんどなし。いい意味で隙がありません。イメビの教科書と言いたくなるプロフェッショナルな作品という印象があります。
美津紀ちゃんの振る舞いはバリで解放感に浸ったかのような様子で、大胆な衣装をノリノリで着用している雰囲気が伺えます。いきなり目のやり場に困る格好で現れ「こんなの着ちゃいました」「かわいいでしょ?」と自らアピール。果てはコスプレ・パンチラで煽り誘惑、なんてシーンも。「つ、ついに清純派卒業?」…と言いたいところですが、その実、該当シーンは機長の妄想だった、というオチ。…という訳で、今回も無事、美津紀ちゃんの清純は守られました()。
そうは言っても月日を重ねたことでロリ系から大人の女性への萌芽を迎えつつあるのは確かです。お風呂で身体を洗っている際やシャワーを浴びせかけられるシーン、西陽を浴びて陰影が強調されるシーンでは、ロリ系の範疇を超えた艷っぽい目線もチラホラ。大まかな路線に変化はないものの、美津紀ちゃん自身はいよいよ変わりつつある印象があります。
ストレートロング復活!超絶清楚な美津紀ちゃんが帰ってきたぞぉぉ〜〜〜!!!
清純派アイドルチックな黒髪ストレートロングヘアが安定のかわいらしさを発揮しています。肩にかからないくらいのミディアムだった前作「ひめごと♡」の頃から髪が伸び、以前のような胸辺りのロングヘアへ。チャレンジした前作のヘアスタイルもあの手この手で褒め称えたのですが(良かったのは確か)、元に戻した姿を見てみると…、
う〜ん…、
やっぱり、こっちの方がいいね(小声)。
サイド三つ編み等も含め、髪をまっすぐ下ろしているシーンは計5つ(Chapter3,5,6,8,9)。生糸を思わすサラサラとした質感に、毛先はくるりと内側を向いた必殺のスタイル。変わらず幼さ残るキュートな顔立ちも相まって、いずれのシーンも激甘・鬼ピュア。目元に三日月が宿るアイドルスマイルでオタク融解、鼻の下伸びっぱなし。
ロングヘアになると自然とアレンジも多彩になっていく訳で、本作でももちろん遊び満載。デキる女っぽいシニヨンやセクシーな巻き髪、ボリュームある毛束でショートっぽく見えるポニテなどなど、いずれも雰囲気がガラリと変わる流石の「フォトジェニック」っぷり。中でも女の子っぽさあふれるサイドポニーがバリ好感度高し(Chapter4)。
仕掛けで最も目を惹いたのが「コスプレ」シーンです(Chapter2,5,6,8,9)。フェチズム煽る古典的衣装から「童貞殺し」まで、多士済々なコスチュームで怒涛の攻めを見せています。
本作は私服っぽい衣装は一つも無くて、着衣シーンは総じてコスチューム。いずれのシーンもセクシュアルな意図が込められており、見せ場に事欠きません。
黄昏アナリシス的にホットなシーンは3つ。まず挙げられるのが「彼シャツ」(Chapter6)。ブラ未着用にYシャツ羽織っただけというけしからん姿で添い寝する美津紀ちゃん。開け放った身ごろからド派手に歪んだバストが丸出し。甘ったるく語りかけ・イチャつき・見つめ合う展開も相まってラブラブ感全開。完全に事後。
負けず劣らずなのが「童貞を殺すセーター」(Chapter8)。ここ数年で釣り師の間に広まった、谷間周辺を楕円にカットしつつ背中とサイドも大きく切り開かれた破廉恥衣装。美津紀ちゃんがこれ着るんか…。
こちらもnotブラで拘束弱め、横から谷間からふくらみ晒し、スポーツシーンであっちにこっちに揺れ回る…。正直、美津紀ちゃんが着るには俗っぽすぎて少々複雑ですが、その見せっぷりは堂々たるもの。自然と胸元へ視線が集中します。
そして歓喜のガッツポーズが出たのが「セーラー服」(Chapter9)。回想シーンで教師の家に訪れたJK。余りにベタな純白トップスにプリーツスカート、黒髪ロングなその姿は清純そのもの。現役感バリバリ。
一生懸命パンチラ隠しつつ、上目で生徒連れ込む邪な教師を煽り倒す。おませなガキンチョめ…。さらにお風呂へ移って鮮烈なシーン。西陽をバックにセーラー服を脱いでいく様が神々しい…。清純な姿に一片の曇り無し!。
グラドルの制服「水着」姿ももちろん説得力抜群。こけ脅しとは無縁のポージングでグラドルパワーを全力発揮しています。
「ひめごと♡」の時も思ったのですが、太陽の下でポーズを決める美津紀ちゃんは魅力が数段増しになる印象があります。乳白色の美肌にはち切れんばかりの美バスト、黒髪ストレートに爽やか笑顔…。グラドルとして理想的な姿を引き立てるのにアレコレ細かい施術は無用、お天道様だけいればいい!。
象徴的なのがChapter3のシーンです。抜けるような青空にブルータイルの底面が美しいプールに浸かってぴょんぴょん、ニコニコ。花を飾って濡れ濡れバストをプールサイド乗せ。意地悪く言えば使い古された演出。いやしかし、ピーカンで美しく輝く姿を観ているうちに、気が付くと多幸感で脳みそがとろけてしまいそう…。
ヒネったアウトローも、インハイのブラッシュボールもいらぬ!
ド真ん中にまっすぐなげこめやぁあああああ!!!!!
ボディアピールにも抜かりはありません。仕掛けに際して主軸が置かれているのが「胸イジり」。立位・膝立ち・前傾姿勢で上から下から横から自らこねくり回し、軟いプニプニ感を執拗にアピールしています。
前述のChapter3に加えてボディ洗いの4、色んなポーズで弄り&「ギシギシ…」の6、ガラス扉へ押し付ける7、スポーツシーンの8に跨りポーズで揺さぶる10と、四方八方へ揺らしの連続。ぷにぷにしまくっています。中でもダンスシーンで上下にユッサユッサさせる5にはちょっとドキドキ…。
水着や下着も攻撃的。まずブラジャーが全編通して面積小さめで、脇からふくらみハミ出し連発。キレイな球体感を存分に見せつけています。三角ブラ系のChapter3と9、キレイにふくらみ持ち上がった5、スリングショットじみた7が特にインパクト大。
意外だったのが下半身への寄り。女豹や開脚にド接写なんてある訳ないですが、立位でパンツに寄ったり上向きヒップを捉えていたりと、割と下肢もアピールしています。ダンスやベッドでうごめくChapter5と6、パンツがちっさい7、瑞々しいバックショットの9がそれぞれ印象的でした。
大人っぽさにじむChapter10や、所々に色っぽく感じる表情はあるものの、全体通して見るとかわいさ発揮する笑顔が中心の印象。セクシーな雰囲気はまだまだ薄口です。
また、Chapter3の冒頭で脚先や背中をスリスリされるシーンがあって「えっ…」と思いましたが、胸やお尻を攻められるまでは至らず。イメビにおいてはちょっとずつ変化するのが美津紀ちゃんのスタイルなので、「次の次」くらいには…(当該シーンで胸へ行こうとする機長を自ら牽制したのには笑った)。
星名美津紀×清楚=最強!
グラドル界不滅の公式!
Chapter3。
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E5%90%8D%E7%BE%8E%E6%B4%A5%E7%B4%80