グラドル軍団の秘密兵器、犬童美乃梨ちゃんの通算12作目となるイメージビデオ「みのリズム」のレビューです。販売元は双葉社、ディレクターはチュンペイさんです。
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-79146-4_4589665740354.html?c=70100&o=&
本ブログで犬童美乃梨ちゃんの作品をレビューするのは、前作「フルフル 〜fruitful〜」に続き、今回が2回目です。
犬童美乃梨 Blu-ray「フルフル 〜fruitful〜」レビュー
なお、今回はDVDパッケージ作品ではなく、動画配信サイト「DMM.com」にて購入したHD版を視聴しレビューしています。
愛知県出身、芸能事務所リップ所属のグラビアアイドルです。愛称は「みのりん」。
ショートヘアで決める大まくり!大胆なイメチェンで攻めに転ずる中堅グラドルです。
シュッとして縦の印象ある輪郭で精悍に見える顔立ち。若手の頃からロリい雰囲気が薄めのお姉さん系ルックスをしています。
シルクと見紛う色素の薄いお肌に、たわやかに実ったバストとヒップ、無駄を削ぎ落とした流麗なボディラインと、洗練しきったカラダが最大のチャームポイント。SNS上では頻繁にボディメイクの様子を報告する等、常日頃から意識も高い女の子です。
剛の者しかおらんリップガールズの中では正直言うと「地味」。真面目な人ほど馬鹿を見るのが世の常ですが(?)、「冗談じゃねぇ」とみのりんはミディアムヘアへ怒りの入刀。燦然と輝くショートスタイルになって、売れる手筈は整いました。
ハワイが舞台です。現地で秘書として働く犬童美乃梨ちゃんと、観光で訪れたこちらとの恋愛ストーリーとなっています。
犬童美乃梨ちゃんの髪型は顎ラインのショートボブスタイル、前髪は眉の長さで下ろしています。
*本レビューにおけるChapter分けはシーン転換を元に筆者の判断で行っており、DVDパッケージ作品と異なっている可能性があります。
物語の導入+クレジットシーンです。
砂浜でのシーンです。衣装は白Tシャツ一枚姿。水着はピンクのホルターネック三角ブラとパンツ(紐パン)です。髪は下ろしています。
お風呂でのシーンです。衣装は全編水着姿で、グレー地に白の水玉チューブトップブラとパンツです。
夜更けのベッドルームでのシーンです。衣装は全編水着姿で、ブルーのホルターネックモノキニビキニ。黒の膝上ストッキングとハイヒールパンプスを履いています。
引き続きベッドルームでのシーンです。衣装は白地に花柄前留めタンクトップ姿。下着はノーブラにグレーのパンツです。
リビングでのシーンです。衣装は白のノースリーブリブニットブラウスにくすんだ紅色のタイトスカートという格好。黒のハイヒールパンプスを履き、ピンクフレームのスクエア型メガネを掛けています。下着は真っ赤なブラとパンツ(紐パン)に黒の網タイツです。
公園から車中でのシーンに続きます。衣装はChapter2でも着用した白Tシャツ姿。脚元は白のスニーカーを履いています。水着はグレーとイエローのボーダービキニです。
ベランダからダイニングでのシーンです。衣装は全編水着姿で、ヒョウ柄のストラップレスチューブトップブラとパンツ姿です。脚元は黒のハイヒールパンプスを履いています。
再び砂浜でのシーンです。衣装は赤の花柄キャミソール姿。水着はノーブラに白のパンツを履いています。
リビングでのシーンです。衣装はウェディングドレスを模した下着姿。白で統一されたストラップレスブラとパンツ、ガーターベルトにストッキング。ロンググローブにヴェールを施したティアラを被り、脚元はハイヒールパンプスを履いています。
オフショットのシーンです。
ベタな施術とポーズで魅せるイメージビデオです。
ハワイで秘書として勤務している犬童美乃梨ちゃんが観光客と意気投合、恋愛関係に発展していく…というストーリーになっています(勤務先の社長視点のシーンもあります)。
本作は終始犬童美乃梨ちゃんが引っ張る形で進行していきます。展開のきっかけとなるお誘いは全編美乃梨ちゃんが主導、常に受け身で草食系なこちらをリードしています。
美乃梨ちゃん自身は口調こそ穏やかなものの、一方で胸元を見やるこちらを煽ったり、「(寂しいから)家泊まってく?」と口走ったりと、あけすけではないものの大胆な誘い方をしています。
「好き」のように直接的でなく、匂わせる言い回しが続く本作。ハワイでの恋愛を描いてはいるものの交際中の深い仲というよりは、「旅の解放感から始まるアバンチュールな関係」という雰囲気が感じられる作品です。
ミディアムでも金、ショートでも金(古)!ニューヘアスタイルでブラッシュアップ!!!
バッサリ行ったヘアスタイルがバッチリ決まっています。王道路線のミディアムヘアから顎ラインのショートボブへ。「ショートにした」と聞くと直感的にボーイッシュ路線と捉えがちですが、見た感じサイドが長めの骨格に沿った丸みあるシルエットで女性らしい仕上がりに。えり足タイトにまとまっているのも落ち着きある彼女のイメージに馴染んでいます。
高校デビューにヤキモキする心持ちで再生ボタンを押下(大袈裟)。するとそこに現れるは抜ける青空に日差し照り返す砂浜で、ピンクの三角ビキニに身を包んだみのりん。もう何度観たか分からん光景はしかし、はらりとなびくショートボブによって、一味違う特別なものへと変わっています。
駆け回って・寝っ転がって・定石通りのポーズ決め。持ち前の淀みない笑顔がサラッサラ&新鮮なヘアスタイルでより一層爽やかに。胸・尻弾ませ、艶かしく女豹を決めながらも下品な印象は皆無。ヘルシーでキャッチーなご様子に憂慮した想いが吹き飛ばされます。
最初のChapterに限らず、本作では新境地を伺わせるシーンが数多く収められています。以前よりグッと大人っぽく・ピリッと辛く・クールに魅せるみのりん。髪型の変化を引き金に、これまでに見せたことの無い姿を披露しています。
新たな一面を最も色濃く示しているのがChapter6の秘書ロールプレイシーンです。流し前髪にまとまりあるヘアスタイル、気品ある細フレームのスクエアメガネで溢れ出る信頼感。今までに無く大人路線へと踏み込んだ姿が、元よりお姉さん系なルックスに映えています。
落ち着いた様子で仕事を捌く才媛・美乃梨。コーラルピンクの唇にデコルテ・二の腕・黒タイミニスカでオフィスの視線は一極集中。しかしその本性は過激に喰らう肉食系。火遊び誘い・自ら脱衣、目をつんざく赤下着で執拗に誘惑。昂るこちらを見透かす頬笑に、「モテ」を極めた女の風格が滲む…。
さらにはおなじみのダンスシーンにもテコ入れ着手。これまでは笑顔を湛えていたのが一転、クールで妖しい表情へと変貌。よりハードでソリッドな姿を見せています。
該当シーンはChapter4です。仄暗いベッドルームでヘンタイモノキニに身を包み、躊躇なく腰振り乱すみのりん。ド派手に揺らめくパフォーマンスは変わりないものの、濡れ髪に暗さを纏ったアイメイク、甘さと温度を削ぎ落とした目線で愛嬌は封印。煽るこちらに目を遣るシーンは退廃的とさえ思える程で、爽やかキュートとはかけ離れた姿に強烈な印象を覚えます。
一方でChapter8はかつての手法をなぞったようなポジティブ・ダンスシーン。イカす濡れ髪に気持ち鮮やかなリップでピリッと引き締め、ヒョウ柄チューブトップブラで下乳が露わに。肉食丸出しなご様子でクイックイッと腰を揺さぶり、対比が明確なアゲアゲ・テンションでぷるぷるぷるぷる…。
みのりんボディに話を向けると、ここに来て一層メリハリが磨き抜かれている様に思います。二の腕から腹回りから余分なお肉をシェイプアップしながらも胸やらお尻にはふくらみを堅持。正直、何年か前のはちきれそうなムチムチ感こそ無くなってはいるものの、その美しき流線型は見栄え良し。
ポーズの巧みさは今更述べるまでもありません。クイッと腰入れ、女豹でケツ向け。プリプリヒップを的確にアピール。
いちいち挙げるのも野暮なのですが()、中でもChapter2のセクシーな四つん這いや4の大股開いた跨り姿、6のうつ伏せ&膝抱えにシメチャプ10での四つん這いと脚半開きポーズ等々…。「置きに行った」様子は見られませんでした。
バストアピールが光っているのがChapter5。タンクトップonノーブラでセルフクリーム塗り、四つん這いで搾るように手を回し…。薄日射す健康的な画作りとは裏腹に、柔らか〜く揺さぶっております。
ポーズはそれなりに攻めてはいますが、しゃぶったり揺さぶられたりと、モロに「そういう行為」を連想するプレイは無し。弄り施術も自ら施したモノで、特段エロへと踏み込んでいる印象はありません。
ショートボブで垢抜け!大人かわいいスタイルで高らかに名乗り!
Chapter6。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E7%AB%A5%E7%BE%8E%E4%B9%83%E6%A2%A8