男ウケレースクイーン、川村那月ちゃんの通算2作目となるイメージビデオ「いつかね!」のBlu-ray版のレビューです。販売元は竹書房です。
http://idol-gakuen.jp/item/53866/
本ブログで川村那月ちゃんの作品をレビューするのは、今回が初めてです。
福岡県出身、芸能事務所Tstyle management所属のレースクイーンです。
硬派なアイツも思わず振り返る!オトコ惑わすルックスが光る女の子です。
モータースポーツ「SUPER GT」のレースチーム「LEXUS TEAM ZENT CERUMO」でレースクイーンを務めている女の子です。と同時に今話題の格闘技団体「RIZIN」のラウンドガールも兼任する等、各方面で華を添える活動をしています。
女性らしさ抜群ロングヘアに笑うと三日月に変わる綺麗な二重と涙袋、丸みを帯びた輪郭と、キツいところが一つもない柔和なルックス。赤ちゃんがそのまま大きくなった印象さえあります。
言うなれば男ウケへ全振りされている雰囲気。観てるとつられて頬が緩む笑顔の破壊力は現役アイドルですら遠く及びません。
ハワイが舞台です。ごく親しい相手と共に各地を旅するという展開になっています。
川村那月ちゃんの髪の長さは胸にかからないくらいの長さのロングヘア、前髪は眉が隠れる長さで下ろしています。
ダイジェスト+タイトルシーンです。
砂浜からヴィラでのシーンに続きます。衣装は水着姿で、青のホルターネックブラとパンツ(紐パン)です。足元はグレーのサンダルを履いています。髪はハーフアップのポニーテール、前髪サイドパートでおデコを出したスタイルです。
ベッドルームでのシーンです。衣装は下着姿で、ピンクのブラとパンツという格好です。髪は下ろして毛先を縦に巻いたスタイルです。
洗面所でのシーンです。衣装はグレーのオフショルセーター一枚姿。下着は白のタイトなパンツで、脚元は薄紫のソックスを履いています。髪は下ろして毛先を巻いたスタイルです。
砂浜からベッドルームへ続くシーンです。衣装は前後半で異なっており、前半は所謂「ウェディングドレス」姿。白の膝上丈ドレスにヴェール、シルバーのネックレスにイヤリングを提げ、白い花束のブーケを備えています。
後半はピンクのキャミソール一枚姿。下着は白地にカラフルな花柄のパンツを履いています。髪は下ろしています。
ハワイの町並みからホテルの一室でのシーンに続きます。衣装は白地に紺の花柄ワンピース姿。下着の露出はありません。髪はゆるウェーブを束ねたポニーテールです。
公園から海へ続くシーンです。衣装は水着姿で、白黒ボーダーのワンピース水着です。髪は三つ編みポニーテールです。
ヴィラから海でのシーンに続きます。前後半で衣装が異なり、前半は白のバスタオル一枚姿、水着はオレンジのストラップレスチューブトップブラにパンツ。髪型はくるりまとめたシニヨンスタイルです。
後半ではChapter2と同じ青ビキニとポニーテール姿となっています。
ベッドルームでのシーンです。衣装は首元に真珠をあしらった青のワンピース。シルバーのブレスレットを提げています。下着はモスグリーンの三角ブラとパンツです。髪は下ろして毛先を巻いたスタイルです。
公園でのシーンです。衣装は白のロングキャミワンピース姿。脚元は茶色のサンダルを履いています。下着の露出はありません。髪はハーフアップのポニーテールです。
ポーズで魅せるイメージビデオです。
川村那月ちゃんとハワイの各地やホテル・ヴィラへと繰り出し、ポーズを決めていく構成になっています。
本作はストーリー性の薄い作品になっています。そもそも多くのシーンではBGMバックにポーズを取る展開が続き、こちらとの関係性を伺わせる要素がありません。
またイメビでよく見られる演出がほぼほぼ回避されていたり、衣装の移り変わりも余り脈略が無かったり()で、雑誌グラビアの延長線上のような印象を受けました。
タイトル「いつかね!」が何を指しているのか少し気になったのですが、オフショットシーンでポツリと零した言葉を見ても、「ウエディングドレス」姿の事かな…と。
自然とこちらもえびす顔!カワイイ一本で攻める超癒し系イメビ!
キュートなルックスと柔らかな雰囲気が十全に発揮されています。血色良く染まるナチュラルメイクにゆるふわヘア、時にガーリーに、時に華やかに着飾る衣装の数々。モテの極みみたいなルックスに加え表情を捉えれば口角がクイッと上がり、ジ~っと見つめられる内に甘い香りがみるみる拡がってゆく…。アイドル的にキャピキャピするのではなく落ち着いた中からジワジワ愛嬌が滲んでいく、遅効性の可愛らしさを感じる作品という印象を受けました。
初めて相まみえた彼女のイメビの印象を率直に言うと、そのプレイスタイルは徹底して「甘口」。媚態で目にガツ〜ンと来る「辛味」は少ないしフェロモンムンムン醸し出す「旨味」も薄口、物悲しいムードで心揺さぶる「渋味」も無ければ若々しくハジける「涼味」も何か控え目…。
攻めの衣装やポーズは見当たらないし、観ていてゾクゾク来る表情がある訳でもない。徹頭徹尾あざとい笑顔の応酬でただでさえ甘いルックスにザラメぶっかけたケーキ食べ放題な内容に、グルメなオタク連中が「物足りない」と怨嗟の言葉を漏らすのは想像に難くありません。
…しかし、
そういう通り一遍の評価を抜きにして、
ごくごく個人的な感想を言わせて頂ければ、
私、
ケーキは別腹でございます…!
表情捉えれば微笑み・隙あらばアヒル口・見つめ合う度にウインクの三段活用に可愛いけどおっきめに隠す衣装の数々。正直言って手ぬるい。いやしかし目尻が下がって仕方がない。イメビチェックシートに照らし合わせれば×の多い作品でしょうが、では駄作か?と言われれば答えは「否」。突き抜けてかわいい姿に気付けば魅了されました。
全部かわいいんですが()、まず印象的だったのが着衣姿でのシーンです。時に女の子らしく、時に華やかに着飾った姿に自然と胸が高鳴ります。
まず一発目がセーター姿(Chapter4)。オフショルどころか脱げ落ちちゃいそうな肩口ゆるゆるセーターに大人っぽく巻いたヘアスタイルのおフェロな那月さん。危なっかしく胸元晒しつつ目線外して色っぽく・上目女の子座りで甘ったるく。ランニングタイムがかなり短い点が引っかかりますが、甘く誘うご様子はインパクト大。
タイトルからして本作の肝と読んだ続くウェディングドレスも出色(Chapter5)。谷間・デコルテ・太もも晒しつつ下品な印象全く無し、ノーブルな純白衣装は柔和な雰囲気に文句無くマッチ。こちらを抱えて見つめ合い止めどなく溢れる多幸感。こりゃいかん。
ベッドシーンも見逃せません(いやそういう意味じゃなく)。旅の疲れを紛らわすリラックスした表情にこちらも癒やされる…、ふんわりした雰囲気が寝転び姿で一層引き立つ印象があります。
起き抜けの雰囲気でポーズを決めるChapter3。女性らしく彩られたルックスでまったりニコニコリラックス、ホッとする優しさに包まれるヒーリング・那月嬢。
さらに涼し気ワンピで夏のお嬢さん感あるChapter6。巻き髪サラッとまとめたポニテにあどけないビジュアルでアイドル那月ちゃんの出来上がり、ベッドに腰掛けあざとく顎引き・バタンと倒れた目線と重なるとハートを射抜く微笑み返し。
極私的ハイライト、本作を墓場まで持ち寄る事が決定したのがChapter9のベッドシーンです。唯一の夜更けシチュエーションでオトしにかかる那月ちゃん。発色する唇に綺羅びやかな目元、ゆる~い巻き髪に品良く見せるワンピースで垂涎の女っぷり。本気出した那月ちゃん強すぎ。
薄明かりのベッドでその時を待つ美女。ルージュを引いて魅惑のビジュアルが完成、どこか愉しげな表情に恋慕の感情を滲ませます。
そしてワンピース脱衣、ベッドで一夜を明かす二人。女の子座りで誘い込み、添い寝で頬を優しく愛撫。激しいプレイなど無い、しかしだからこそ彼女の温もりでじんわりと蕩けていく…、近しい距離感と柔らかな雰囲気に深く沁み入るシーンです。
ヘアスタイルも出色。アイドル風情のサラサラストレート(Chapter4)でとびきり清楚に、ゆるふわウェーブヘア(4,9)で愛され感ダダ漏れ。ポニテもタイト+デコ出しからウェーブヘアをざっくりまとめたり、三つ編みで束ね可愛らしく魅せたりと三者三様(2,6,7)。バッチリ塗り分けた姿が目に留まります。
中でもChapter3のゆるふわヘアがお気に入り。寝起きの様なドライな質感でサラサラと見せつつくるりと巻かれた毛先でゴージャス&フェミニン。リラックスした状態を表現しつつ艶めく毛流れが溜息の出る美しさ…。
最後にイメビのレビューっぽいことを言うと、那月ちゃんボディは上から下までプニップニしています。ひとまず目を惹くFな胸にたわやかな二の腕、デカくは無くともプリプリなヒップ、ムチッと主張する太ももと、オタク好みの健康的肉付き。中でも太ももの逞しさは見逃せません。
施術に関してはバストアピールに積極的。小さい水着こそ見当たりませんが自らストラップずり下ろし、キワドく抱えるプレイを多様(Chapter2,3,4,5,7,9)。3ではホックまで外してあられもなく腹這い・アザラシのポーズを決める等、危なっかしいシーンも有り。
NGが出ているのか、お尻へと迫るショットは余り印象が無いのですが、唯一Chapter7の丸太へと乗っかったポージングが目に留まります。気持ち切り上がったワンピース水着で乗り上げ太ももムチッ、跨りバックショットでお尻もムチッ。早足でカットが切り替わりますが軟らかな質感は伝わります。
超の付く清純派志向の内容で、直情的なポージングはもとより露骨に開脚臀部へ寄ったり煽りで迫ったりというシーンは見当たりません。
また繰り返しになりますが水着や下着はヨソの人達の物と照らし合わせると大きめ、アンダーバストを晒す衣装もなし。施術も舐めやら弄ったり弄られたりといったベタな手法は一切ありません。
表情も超保守的。艶っぽかったりアンニュイだったり寂しげだったりといったニュアンスは控え目で、意地悪く言えば「笑顔オンリー」。Chapter9と短い4を除いてセクシーな雰囲気な無かったかな…。
虫歯が疼くぜ!激甘美女!
Chapter9。
http://tstyle-mgt.co.jp/natsuki-kawamura/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E6%9D%91%E9%82%A3%E6%9C%88