新世代エキゾチックアイドル、高坂琴水ちゃんの通算3作目となるイメージビデオ「青春の輝き」のBlu-ray版のレビューです。販売元は竹書房です。
http://idol-gakuen.jp/item/53867/
本ブログで高坂琴水ちゃんの作品をレビューするのは、今回が初めてです。
静岡県出身、芸能事務所Force Agent Entertainment所属のアイドルです。
蝶のように舞い(!)蜂のように刺す(?)、カワイイだけじゃ片付けられない魅力抱える新勢力です。
初見殺しのグループ名「キプリスモルフォ」というアイドルグループでリーダーを務めている女の子。…なので専業グラドルではないのですが、その割には継続的にイメビを発売しているグラビア活動に積極的な女の子です。
お父さんが日本人、お母さんがスペイン人とフィリピン人のクォーターのハーフ。各パーツ毎に主張が強く、ジリジリと渇いた陽射しが良く似合う情熱的な顔立ちはスパニッシュ系特有の雰囲気を感じさせます。
ジャケットだけ見るとお嬢様系なのかな?と思いきや、イメビでは割と「クソガキ」キャラ。屈託なく振る舞う様子についつい笑顔を誘われてしまいます。
バリが舞台です。メイドさんとして雇われている高坂琴水ちゃんと同世代の主人との恋愛ストーリーになっています。
高坂琴水ちゃんの髪の長さは胸の長さのロングヘア、前髪は眉が隠れる長さで下ろしています。
ダイジェスト+タイトルシーンです。
ベッドルームでのシーンです。衣装はフリルのついたメイド風白ブラに黒ミニスカート、白のニーハイソックスに黒のハイヒールパンプス、頭にブリムを被っています。下着は白のパンツ。髪はウェーブヘアを束ねたツインテールです。
エントランスからベッドルームへと続くシーンです。衣装はセーラー服姿。白のトップスに青のスカーフ、紺のプリーツスカート、黒のニーハイソックスを履き、ピンクの細フレームオーバルメガネを掛けています。下着は白地にピンクの花柄ブラとパンツ。髪は下ろしています。
プールでのシーンです。衣装は全編水着姿で、水色に白のラインのハイレグワンピース水着です。髪は高めお団子ヘアです。
テラスでのシーンです。衣装は全編ピンクのハイレグレオタード姿です。髪は高めポニーテールです。
お風呂でのシーンです。衣装は全編水着姿で、白地に青の水玉ホルターネック眼帯ブラとパンツです。髪はサイドポニーです。
庭先と車内でのシーンです。衣装は婦人警官コスプレ。ブルーのシャツに紺のタイトスカート、紺のネクタイを締めて脚元は黒のハイヒールパンプスにストッキングを履いています。下着は黒のブラとパンツ。髪はオールバックの高めポニーテールです。
海でのシーンです。衣装は全編水着姿で、赤いホルターネック三角ビキニとパンツです。髪は下ろしています。
庭先でのシーンです。衣装はボーイスカウト姿。オレンジのスカーフ巻いた生成色のトップスにカーキのミニスカート、茶色のソックスに迷彩コンバース、チャコールグレーのベレー帽を被っています。下着は白地に花柄のブラとパンツ(紐パン)。髪はツインテールです。
ベッドルームでのシーンです。衣装は全編黒のランジェリー姿で、エナメルのビスチェとパンツにストッキングとガーターベルト、肘上丈のグローブにハイヒールのパンプスというスタイルです。髪は下ろして毛先をゆるく巻いています。
施術とポーズで魅せるイメージビデオです。
現役高校生の高坂琴水ちゃんが先祖代々仕える家庭に従事、同級生の主人と仲を深めていく…というストーリーになっています。
若き使用人と主人という間柄は自然と年上設定と考えがちですが、一緒に登校する描写のあるChapter3から察するに、高校生同士というメイド役にしては珍しい設定になっています。
琴水ちゃんのキャラクターも少々「型破り」。一応は敬語口調で話しかけてはいるものの、高校生カップルらしい砕けた絡みを見せたりこちらをからかったりと、次第に主従関係から外れていくシーンが続きます。
果ては態度が気に食わないと叱り飛ばし・ドスを効かせる時も…。メイド役にしてはベタベタした所が無く、自由に振る舞っている印象があります。
アイドルって何だっけ…?自由奔放なキャラに華やかなビジュアルで魅せるカワイイ女の子!
人当たりの良い姿に自然と笑顔を誘われます。メイドさんという役柄をちょいちょい無視する気さくなキャラクター。まるで友達感覚な振る舞いは言葉遣いが乱れるシーンもチラホラ。近しい距離感は動画でこそ可愛らしさが引き立つ印象を受けます。
お嬢様風情のルックスにコミュ力高い喋りが印象的だった前作。ディレクターの趣味かな?と思いきや加納Dに替わった本作ではより一層顕著に。アイドルグループで場数を踏んだ経験値が活きているのか、のびのびとした自己主張がそこかしこに現れています。
ブリムで仕上がるフリフリコーデで現れたChapter2、威勢よく放たれるお約束のセリフ「ご主人様!」
おお、今回はメイドさんですか…
…しかし、
なんか様子が ヘンです…。
仕事着姿で二度寝するねぼすけメイド。ホットドッグに生クリームちょい足すヘヴィな料理を振る舞うメイド。なかなか手を付けないこちらにドスを効かせて激おこメイド…。ベタな仕草に距離を置いた琴水流お作法。私が知ってるメイドさんと違う…。
掟破りの自由過ぎる振る舞いは以後の絡みシーンでも炸裂しています。作ってる感の薄いキャラは若々しい魅力満載。勘違いしちゃいけないのはただ好き勝手やってる訳じゃなく、「愛嬌」タップリに見せています。
メガネとセーラー服に身を包み登校するChapter3。チュッパチャプス舐めをこなしながらも爽やかにおやつを食す雰囲気で、下世話なニュアンス一切なし。メガネっ娘との健康的なイチャつきに甘酸っぱい記憶が蘇りますね…(心当たり無し)。
さらにピーカンの海へと繰り出すChapter8。お日様も笑ってるシチュエーションで笑顔全開・愉快な琴水さん。波打ち際で暴れ回り思わず零れる粗野な言葉。表ジャケに採用されている育ちの良さそうなお姉さんはどこへやら、はしたなさすらあるハジけぶりに気付けばニヤリとさせられます。
本作においては琴水ちゃんの「二面性」も光っています。コスプレ感ある衣装をフックにアイドル的な可愛らしさと大人っぽい凛々しさが鮮やかに対比。未だ10代ながらその振り幅の大きさは特筆です。
繰り返しになりますが、まず第一に挙がるのが「メイドコス」。ヒラヒラ衣装に触覚&縦巻きツインテールで甘魅せ琴水ちゃん、スカートの短さと下乳チラつくブラ紛いのトップスはグラビア仕様でボディアピールもバッチリ。Chapter後半のポージングは黙っているので可愛らしさに包まれます。
続くChapter3は「セーラー服コス」(また繰り返し)。細フレームメガネにサラサラ内巻きで優等生風情な琴水ちゃん、眩いまでの清楚感。そんな女の子が恥じらい噛み締め一枚ずつ脱いでいくんですから、手を叩いて喜びましたよ(本当)。
返す刀で凛々しさ際立つのがまずラストChapter10。エナメルの光沢が重厚なムードを醸し出すハードな琴水さん。グロッシーな唇にエレガントな目元、大人っぽく揺れるロングヘアで幼さシャットアウト、ベッドの上で冷ややかに誘惑。影落ちる横顔の決めは10代のそれではありません。
個人的に最も驚かされたのがChapter7の姿です。衣装は青系でまとめた婦人警察官、それ自体は突飛ではないものの秀逸なのがヘアスタイル。男ウケ狙いのイメビじゃまずやらんオールバックでアイドルっぽさ封印。違う人が出てきたと本気で焦った男前っぷりで新境地をアピールしています。
婦警姿でダンスを決める琴水さん。ゾーンに入った横顔は精悍の一言。ワゴン車へ移ると下着姿で誘惑、アップバングで角度あるアイブロウとくっきり目鼻立ちが際立ったハンサムスタイル。汗ばむ臀部を差し向けながらも淫らに見せない気格が漂います。
琴水ちゃんボディに関して言うと、スラリと伸びるボディラインが特徴的。最近じゃ珍しいそっぷ型タイプで余分な肉付き控え目。脚もなかなかに締まっており、立ち姿は実身長(162cm)より高い印象があります。
オタク的に気になる胸・尻・ももは見るからにムチムチした迫力こそ見当たりませんが、確かにそこにある弾性は保持。痩せ型ではあってももやしっ子ではありません。
代わりに(?)水着や下着・ポーズで晒す心意気で挽回。下乳晒す眼帯・変形・三角ブラ(Chapter2,6,7,8)にハイレグワンピ(4,5)で上も下もふくらみ横溢。ポーズも四つん這いや仰向けヒップに平気で寄ったりこれ見よがしに開脚したりと、アイドルらしく日和った所はありません。
個人的にヒットだったのがChapter3のうつ伏せポージング。クイッとお尻を反り返し強調、清楚な女の子の艶めかしい曲線美が際立っています。
さらに盛んに手を出す施術も連発。お風呂で洗い(Chapter6)・ビーチで突き上げ(8)・キャンプで塗り塗り軟らか〜く弄り(9)。監督お得意の擬似的プレイでこっちも洗ってもらう6は距離感の近さも相まって只ならぬ雰囲気も感じさせます。
19歳という年齢を考えれば無理もない話ですが、色気を殊更感じるシーンは見当たらない印象です。
エキゾチック×チャーミング×ハンサム!スーパーアイドルのノビシロ無限大!
Chapter7。
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