グラドル界の裏レジェンド、山中知恵ちゃんの通算96作目となるイメージビデオ「隣に越してきたお姉さんに恋、した。」のレビューです。販売元はエアーコントロール、レーベルはMeLON、ディレクターは安倍雄治さんです。
https://www.i-dol.tv/works/detail/ome332/
本ブログで山中知恵ちゃんの作品をレビューするのは、今回が初めてです。
なお、今回はDVDパッケージ作品ではなく、動画配信サイト「DMM.com」にて購入したHD版を視聴しレビューしています。
東京都出身、芸能事務所Kaela所属のグラビアアイドルです。
カクッとしたフェイスラインに黒々ロングヘア、酒焼け気味のハスキーな声質が特徴的な女の子。共にグラドルとして活躍中の実姉・真由美ちゃんも含め、少々古めかしい名を冠されています。
イメビオタクの間ではよもや知らない者は居ないでしょう。10歳でデビューして以来、コツコツ重ねたイメージビデオ作品の総数驚異の96本。モデルの年齢や販売間隔に関する自主規制の働く昨今、彼女を超える女の子が現れるのは考えにくい状況になっています。
過去作の大半が今やアングラ扱いのジュニアアイドル時代のものである為に、ホントはあまり大きな声で言っちゃいけないのかも知れませんが、そうだとしても彼女のオンリーワンな存在感が霞むことはありません。
都内で撮影されています。同じマンションの隣に引っ越してきた山中知恵ちゃんとの恋愛ストーリーになっています。
山中知恵ちゃんの髪の長さは胸にかかるロングヘア、前髪はリップラインで下ろしています。
*本レビューにおけるChapter分けはシーン転換を元に筆者の判断で行っており、DVDパッケージ作品と異なっている可能性があります。
マンションの一室でのシーンです。衣装は黄色のブラウスにグレーのチェックミニスカート姿。下着はピンクの花柄ブラとパンツ、肌色ストッキングをはいています。髪は下ろしています。
ベッドルームお風呂でのシーンです。衣装はピンクのリブニットシャツと黒のショートパンツ姿。下着は白地に黄色の花柄三角ブラとパンツ、途中で薄茶色のバンドゥビキニにお着替えします。髪は下ろしています。
外廊下と室内でのシーンです。衣装は地が薄緑に花柄のワンピースと紺のカーディガンを羽織った姿、ベージュのハイヒールミュールを履いています。下着は白パンツがチラつきます。髪は下ろしたウェーブスタイルです。
ベッドルームでのシーンです。衣装は白のYシャツ一枚姿。水着は黄色い三角ブラとパンツです。髪は下ろしています。
ダイニングとベッドルームでのシーンです。衣装は紺のノースリーブリブニットセーターに白の花柄ミニスカート姿です。下着は緑のブラとパンツに肌色パンティストッキング。髪はウェーブヘアを前髪までまとめ上げたスタイルです。
公園でのシーンです。衣装は薄紫のオフショルダーブラウスにデニムパンツ、白のスニーカーという格好。下着の露出はありません。髪は下ろしつつ毛先をゆるく巻いています。
ベッドルームでのシーンです。衣装は白のキャミソール赤白チェックのシャツ、デニムのショートパンツ姿です。水着はピンクのホルターネック三角ブラとパンツです。髪は下ろしたウェーブヘアです。
レストランでのシーンです。衣装はウェイトレスコスプレ。白のパフ袖ブラウスにオレンジのスカートとエプロン、白の膝上ストッキングにハイヒールパンプス、頭にカチューシャを嵌めた姿です。下着は白と黒のブラとパンツ。髪はウェーブヘアをまとめたポニーテールです。
飲食店でのシーンです。衣装は真っ赤なワンピースドレスに黒のハイヒールパンプスという姿。下着は黒とベージュのブラと黒のパンツ、膝上丈ストッキングを履いています。髪は後ろでまとめたお団子ヘア、前髪をかきあげ気味にサイドへ流したスタイルです。
ホテルの一室でのシーンです。衣装は黒のブラウスにベージュのスカート。下着は黒と赤の変形ブラとパンツ(紐パン)、黒のパンティストッキングを履いています。髪はハーフアップのポニーテールです。
オフショットのシーンです。
ポーズと施術で魅せるイメージビデオです。
大学生の山中知恵ちゃんが引越し先の隣人と親しくなり、恋仲へと発展していく…というストーリーになっています。
ストーリーそのまんまなタイトル。ジュニアアイドル時代のイメージが強かったのですが、デコ出しヘアスタイルだったり割とシックな衣装が多かったりと、幼さはかなり薄くなっています。
作中の山中知恵ちゃんは遠距離恋愛中という設定。…という訳で、本作は「浮気モノ」となっています。先頃映画を撮った安倍Dだけのことはあり(?)束縛したがる今彼に対して不満を募らせる様子を幾つかのChapterに渡って丁寧に描いています。
山中知恵ちゃん自身はトーン抑え気味の喋りだったりよく気の利く振る舞いだったりと、大学生とは思えない程落ち着いている印象。酒グセの悪い点を除けばかなり老成して映ります。
積み重ねた経験が凝縮!特濃こってりイメビワールドへと誘います!
印象の様変わりしたルックスにまず目を奪われます。幼い面影の消え失せて、すっかり「イイ女」へと変貌を遂げたグラドル・山中知恵。シックな衣装・入魂のヘアスタイル・落ち着き孕んだ喋りには「お姉さん系」としての貫禄がそこかしこに漂っています。
個人的な話で大変恐縮ですが、ジュニアアイドル時代の彼女にはさほど興味を惹かれなかったのが正直な所。活躍ぶりは耳にしていたものの当時のルックスが余りにも幼すぎ、ストライクゾーンが高め故完全に興味の範疇外。1本だけ観た過去作も好みとは程遠い、ぶっちゃけ「苦手」なタイプの女の子でした。
そんな先入観が先頃復帰した彼女の姿を見て一変。長〜い前髪2つに分けたデコ出しスタイルに青臭さの抜けた顔立ちは完全に「お姉さん系」のそれ。明らかに変わった彼女の姿に賛否両論ある事は想像に難くありませんが、私の見立てでは今の方がずっと魅力的に映ります。
本作にはそんな彼女のニュースタイルがふんだんに盛り込まれています。大人っぽさに照準合わせたルックスには色気がジンワリ漂っています。
出会いを迎えるChapter1からして以前の彼女との違いは明確。淡いブラウスにチェックのスカート、過剰に性的でない衣装姿にサラサラストレートでしとやかさ纏った知恵お姉さん。加えてトーンの抑えた喋りも落ち着きを演出、ロリいイメージを大きく覆されます。
やたらと力の入ったヘアスタイルも飽きさせません。華やかに下ろし(Chapter3,7)、リラクシーに下ろし(4,6)、ポニテでまとめ(5,8,10)、さらにお団子でもまとめ(9)。移ろいゆくアレンジの決め手となるのがウェーブがかったスタイリング。大人の色気を際立たせる彩りにシーンが移る度に掴まれてしまいます。
中でもChapter9のキャバ嬢コスプレ(?)姿の色っぽさは随一。真っ赤な色味に胸元へ深く刻まれたドレープがエレガントなワンピースに煌めくアイホール・瑞々しい唇が光を放ち、さらにゆったり揺らめくかき上げバングが目元へと被さって、センシュアルな色気満載。新たなる姿を最も鮮烈にアピールしています。
本作で一番印象的だったのがdeepな絡みシーンです。ムッシムッシと体感湿度が上昇する濃ゆいプレイの連続で「若きベテラン」の真価を示しています。
95本分の経験を最も伺わせているのが「ラブラブムード」。直球ポーズやモミモミプレイをこなしながらも「何か」が彼女の所作や口調、息遣いから立ち込めてくること夥しい…。慈しむことで起こる情感の動きはまるで触れているかの様で、激しく想像力を刺激されてしまいます。
朝もはよから絡みに耽るChapter4、イイ感じに肩の力抜けたお姉さんとシーツ被ってイチャイチャ・チュッチュ。0距離視点でムサ苦しい程のラブ・ロマンス充満。
乱痴気騒ぎになだれ込むChapter9、嬢として働く知恵ちゃんと店内で一線超えちゃう夢のようなシチュエーション。へべれけ潰れたこちらを膝枕で優しく介抱・自ら胸へと手を導いて甘えたい願望をめいっぱいに充足…。母性本能まで伺わす聖母・知恵。
そして本作のハイライトと言えるChapter7、カレとの電話の最中にイタズラを敢行するシーン。このテの作品に耐性の無い者が観れば呆れ返るおバカ演出に想像力を刺激された結果、イメビ特有のピンク色妄想が浮上する…。
ヤってる…?
席外す彼女を追跡、応対中に服引っ剥がし胸やらケツやら揉みしだき。荒ぶる恋情で玩ばれる肢体、困惑ひた隠すスリリングな媚態。
ちょっかいムードだったのが一転、桃色吐息混じりにお惚気。正常ポーズで弄くられ取り繕う態度は激変、今カレ忘れ肉欲に身を委ね奥深くへと「受け入れ」。虚ろで喘ぎ堪える山中知恵。
その他のシーンも見どころ満載。正統派風情が裸足で逃げ出す御開帳&ケツ向けショットにぶっちゅぶっちゅとディープな口づけ、弄りプレイじゃパンツのキワまで触れる始末。エロに生きる覚悟がいたる所に刻まれています。
酔いつぶれた隙に触りまくるChapter5ではパンスト越しの開脚パンツへ真っ正面から凝視。匂い立ちそうな距離感で右もも・左もも 、そしてパンツの上までゆっくりと刺激…。おもちゃにされる都会派美女・知恵。
ラブホで一線超えちゃうChapter10では幾度も唇を重ね合い甘くとろけるムードを演出。「恥ずかしい」とか抜かしながら下着晒して跨り・四つん這い、ホックと紐パンに手をかけてあられもなく脚を開く…。鼻腔へ香るほどのフェロモンに満ちたシーンです。
観ていて意外だったのが着衣イメージシーンの多かった点です。膝を突き合わせてカレーを食べたり玄関先で挨拶したり、廊下でバッタリ顔を合わせたり…。思いの外大人っぽいキャラクターをちゃんと描いている印象。ただ脱ぎまくってるだけかと思っていました。
象徴的なのがChapter6の公園デートに繰り出すシーン。センターパートに色っぽい巻き髪、淡いオフショルブラウスとデニムできれいめカジュアルなお姉さんと日光浴にバドミントン、爽やかで健康的な雰囲気になんだかホッコリ。脱ぎ無しという点で古参の戸惑う様子が目に浮かぶものの、箸休め的に和ませてくれます。
こちらも勝手なイメージなのですが、てっきり横から溢れ出す系のちっさい水着が立て続くと思いきや、意外と大きめガッシリホールド系ブラが多かった印象(そういう衣装もありますが)。ワンピ系水着も無い点も含め「リアル感ある」と言えば聞こえは良いですが…。
名実ともにレジェンド!伝説まであと4!
Chapter7。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E7%9F%A5%E6%81%B5