大原優乃 DVD「You Know – 私は私の旅に出る -」レビュー

「You Know - 私は私の旅に出る -」

6.4

ラブリー度

10.0/10

セクシー度

3.0/10

エンタメ度

6.0/10

ムチムチ度

10.0/10

麗しい度

3.0/10

いいところ

  • 喰えるか!?ここがゆーののアナザースカイ!
  • CuteなKnow!穏やかハイトーンボイス
  • I know!小麦色ビキニでギンギラギン!
  • 収まりきらないKnow!コロンとしてムチッ!
  • CasualなKnow!デニムスタイルで決めッ!

よくないところ

  • 本格イメビと一線を画する内容
  • ポーズらしいポーズ無し
  • プレイなどあるわけ無し

丸顔トップランカー、大原優乃ちゃんのデビュー作となるイメージビデオ「You Know – 私は私の旅に出る -」のDVD版のレビューです。販売元はイーネットフロンティア、レーベルはSP-1、ディレクターは江木俊彦さんです。

http://enet-dvd.com/2019037131/

大原優乃ちゃんって?

鹿児島県出身、芸能事務所avex management所属のマルチタレントです。

尻職人も脱帽の若々しさでもって数年来雑誌グラビアを席巻している女の子。彗星の如く現れた感もありましたがavexの本丸であるダンス部門で幼少期の頃から揉まれていた結構な苦労人であります。

まるまるっとした輪郭にキツさ皆無のおっとりたぬき顔、ゴムマリみたいなバストがグラビア誌面によく映える絵に描いたようなロリスタイル。ダンス部門出身と聞くと手足の長いスレンダータイプを連想しますが、彼女はむしろ背も高くない豆タンク系の体付きをしています。

純正グラドル然としない売り出し方に小言のひとつも言いたくなる気持ちは分からなくも無いですが、聞くところによると今年最も売れたという本作、一方で地上波テレビドラマにも出演してしまう活躍ぶりはめざましく、最近ご無沙汰のグラビア出身スタータレントの夢を唯一託せる存在となっています。

「You Know – 私は私の旅に出る -」所感

「You Know – 私は私の旅に出る -」パッケージ

マウイ島、及び都内で撮影されています。大原優乃ちゃんの髪の長さは肩にかかる長さのミディアムヘア、前髪は眉が隠れる長さで下ろしています。

「グラビアタレント・大原優乃」としてマウイ島に訪れ各地に赴き、合間にインタビューを挟む構成となっています。

驚きの総Chapter数14。…だからといって超過ボリュームという訳ではなくそれぞれ長短細かく分割されており、ランニングタイムはおよそ70分とむしろ短めなくらい。本編自体がオフショットっぽい為か特典映像もありません。

椅子に腰掛け・散歩しながらの情熱大陸ばりの問答にマウイで羽を伸ばすシーン、そしてグラビア的イメージシーンを織り交ぜた展開。いずれも何か役を演じている感は薄く、あくまで大原優乃として振る舞っています。

インタビュー以外は概ねBGMが流れ、声を拾っても遠目に聴かせる程度。カレとのイチャつき風情で妄想駆り立てるイメビ的手法を回避した代わりに場面に際して大原優乃ちゃんの心情を自身のナレーションで描写。俺達のDが用意するご馳走とは差異がありますが大原優乃ちゃんのキャラクターを感じさせる作りは丁寧な印象を受けます。

良かったところ

グラビア?紀行?自分探し???濾して濾してもいっちょ濾した最果てのイメビはいかが?

大原優乃ちゃんのピュアピュア加減に触れられる作品となっています。南国リゾート地・マウイ島というこれ以上ない舞台に降り立ったグラビア界一番星。期待と不安の入り混じったデビュー作は本業連中とは明らかに違ったものを描いています。

鹿児島が産んだ人気者・大原優乃ちゃんが送る最初の、そして最後になるかも知れない貴重なイメージ作品。

若手清純派(!)

テレビドラマに出演(!!)

主な舞台は雑誌グラビア(!!!)

…幾度となく痛い目を回避してきた我がグラドル・レーダーが「買ってはいけないぞ」とビンビンに反応。発売時期は今年の春でしたがその頃注目はしていても購入は躊躇。阿鼻叫喚のAmazonレビューを横目に知らんぷりを決めこんでおりました。

…にも関わらず暮れの慌ただしい時期に手に取ったのは毎年恒例、各メーカー代表者がその年に最も活躍したグラドルを選定する「グラビア・オブ・ザ・イヤー2019」の座談会における一文がきっかけ。

「圧倒的に今年売れたのは大原優乃」

https://getnews.jp/archives/2324645

圧倒的…?

「売れた」でもなく「圧倒的に売れた」…?

売れるのにはワケがある…のか?

一杯食わされるのを覚悟でようやっと購入、ジャケの気怠い流し目と意識高いサブタイトルに期待はしぼんだり膨らんだり。そして本編。

ソファに腰掛けリラックスしてつとつとつとつと自分語り。「う…うん、デビュー作ならよくあるシーンかな?」

「…しかし、インタビュー長くね?」

待ってましたの海参上、イエロービキニと笑顔が眩しい。「これこれ〜、これを待ってた!」

「…何か声遠くね?」

「もっとこう、やり取りとか、ゴロゴロしたりとか…。」

舞台変わって街を散策、セレクトショップで熱心にお買い物。お仕事感なく服選びつつBGMが大きく声はやっぱりチト遠目。

…これは(?)

…もしや(??)

…やっちまった(???)

血気盛んだった頃ならばこの時点で再生停止、窓からフリスビーの如く投擲していたところですが、大人になった(枯れた、とも言う)今なら静止が効く。ちょっと待て、と。

散々指摘されている通り、確かに本作はグラビア系イメビとして消化不良なのは否めません。ハイレグ・お触り・接近戦など以ての外、見つめ合ってイチャイチャするお遊び要素も一切封印。ロリコンおっぱい星人や「優乃ちゃんとのラブラブムードを楽しみたい」という方々には正直おすすめ出来ません。

しかしながら、イメビ=グラビアとして見るのではなく、被写体の性格や考え方までひっくるめた「イメージ」を描く映像作品として見た場合、丁寧なくらいに繰り返されるインタビューに耳をそばだてていると、次第に雑誌や写真集、ドラマでは描くことの無い彼女の心の中が浮かび上がってきます。

自身のルーツであるダンスとの出会いをにこやかに述懐、元気ありあまる幼少期の大原優乃。

グラビアを始めた頃のコンプレックスを周囲の言葉で払拭、素直に語る大原優乃。

1st写真集を見返して「(若々しくて)今じゃできない」と破顔、グラビアの面白さに気付いた大原優乃。

だから彼女が愛される、穏やかで・生真面目で・愛嬌溢れる売れっ子の素顔。ニコッとさせられる人たらしぶり。自分の言葉で自分を語れるのはモデルが主役のイメビだからこそ。全てのイメビがこうなってしまったらそれはそれで困りものですが、兎も角視聴前は気付かなかった発見が一杯。彼女に興味惹かれてしまうこと請け合いです。

インタビューに思わず聴き入ってしまったのは、彼女の発する「声」も大きな要因です。写真を見ているだけでは伝わりようの無い女の子らしいハイトーンボイス。これもまたイメビだからこその発見のひとつです。

avex仕込みのボイストレーニングの成果なのか、こんなに可愛らしい喋り方をする女の子とは思いませんでした。引っかかったところの無い透き通った声質は耳に優しく・心にスッと染みる。

特に印象的だったのはChapter3の砂浜インタビュー、ハワイの海の第一印象を語る優乃ちゃん。濡れた髪質・仄かに焼けた頬が瑞々しくってピュアピュア、穏やかな語り口にこっちも笑顔を誘われる。「(ハワイの海は)クリームソーダみたい」という喩えも又キュート。

とはいえ、グラビア的に見どころが全く無いという訳ではないのでご安心を。海へと出かける定石シチュエーションではバッチリビキニに袖を通しボディをアピール、若さいっぱいの姿はやはり傑物と言わざるを得ません。

イエロービキニで海へと繰り出すChapter2、エメラルドグリーンの海に群青色の空、エクリュに輝く砂浜が「The グラビア」という世界観を作り出す。元気いっぱいに潮騒浴びて、瑞々しいまま立位決めポーズ。小麦色に焼けた肌の鮮やかな照り返しについつい見惚れてしまいます。

もちろん優乃ちゃんボディもインパクト抜群。上背こそそんなにないもののバストのハリは言うに及ばず、太もももはちきれんばかり。お腹も弛まない程度に余裕があり、実にグラビアで映える体型をしています。

アピールぶりはバストにフォーカス。流石に「過激」と言える程攻めた水着こそ無いもののそれなりのものは熟していて、まるまるとしている分横から谷間からふくらみが…。ビキニスタイルは概ね量感をバッチリ見せています(Chapter2,6,7,8)。

個人的に目に留まったのがカジュアルな服装が多かった点。イメビでは基本女性性を強調する為にワンピースやキャミソール等が用いられるのですが、本作ではデニムジーンズやTシャツ・パーカーが中心。どこか親しみやすい印象を一層引き立てています。

荒涼としたマウイの国道にリュック背負って降り立つ最終Chapter14。白Tシャツにデニムショーパン、ウエスタンブーツにチェックシャツを腰に巻いたアメリカンなスタイルが情景に凄くマッチ。ラストを爽やかに締めくくっています。

お説教の時間です

我々が普段見慣れているイメビを期待してはいけません。結構な時間を割かれているインタビュー、着衣のまま終わるお買い物・お散歩シーン、イチャつくことなく紀行番組然としたやり取りの数々…。グラビア的に想像力を喚起する要素は徹底的に控えられています。

また水着になるシーンであっても立位で決めているのが大半で、そもそもこちらに目線を寄越さぬ第三者的構図ばかりなのもマイナスポイント。胸寄せもアクシデント的に見せるのがチラホラあるくらいで、殊更挑発的なものはありません。

施術もアメ舐め・アイス舐めなどある筈も無く。所謂「揺れ」アピールも海辺のシーンではしゃいで確認できる程度。総じて最近では稀なレベルの健康的な内容となっています。

I know!優乃の愛嬌!

一番印象に残ったChapter

Chapter2。

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You Know- 私は私の旅に出る-/大原優乃

参考にしたページ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%8E%9F%E5%84%AA%E4%B9%83

https://avex-management.jp/artists/talent/OHRYN

https://getnews.jp/archives/2324645

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