裏路線プロフェッショナル、石岡真衣ちゃんの通算14作目となるイメージビデオ「my Heart」のレビューです。販売元はエスデジタル、レーベルはi-girl、ディレクターは川嶋征樹さんです。
https://s-digi.jp/01_dvd/d_sbvd/sbvd0442.html
本ブログで石岡真衣ちゃんの作品をレビューするのは、今回が初めてです。
なお、今回はDVDパッケージ作品ではなく、動画配信サイト「DMM.com」にて購入したHD版を視聴しレビューしています。
愛知県出身、芸能事務所プリュ所属のグラビアアイドルです。
日テレジェニック選出を契機に細く長い活躍を続けた堅実派グラドル。華やかな出自ながら御三家メーカーとはほぼほぼ組まず、エッジィな路線でしぶとく身体を張り続けていました。
さっしーによく似たキュートなビジュアルに常識的サイズ感のバスト、ハリある球体ヒップがチャームポイント。程よく仕上がった体型は派手さは控えめですが確かにムッチリしています。
併せて接写にも応戦する献身的な姿勢、頭空っぽで観てオッケーな分かりやすいキャラクター等、グラビアアイドルとして洗練されている印象。生まれ持った素養以上に後天的に身に付けたスキルの光る印象があります。
沖縄で撮影されています。石岡真衣ちゃんの髪の長さは胸にかからない長さのミディアムヘア、前髪は眉が隠れる長さで下ろしています。
交際相手と思しき相手と訪れている石岡真衣ちゃんが、各地で余暇を過ごす内容になっています。
やり取りしながらプレイを披露するか、全編BGMでポーズを披露するかが大まかな構成。多くのシーンがシレっと始まり付き合っているらしい事以外推し量れないふわっとした設定になっています。
一方で関係性自体は相当に仲睦まじく描かれています。基本カマトトぶりつつ大胆衣装を見る様促したりフェティッシュなプレイを要求したり…、カレに弄ばれる一方ではなくノリノリで応戦するところもあります。
Chapter3のマッサージプレイのみ恋人同士という設定から外れたシーンとなっています。唯一の会社シチュエーションでイマイチ頼りないこちらに上から目線で手もみを指図、挑発の言葉を投げかけたかと思えば事に及ぶとわざとらしく口を抑える等、なかなかに手が込んでいます。
女三十前にして惑わず!ラブラブムードでハレンチに誘う、イメビ幕の内弁当!
かわいいキャラと堅実にアピールする安定感が光っています。カレにどっぷり惚れ込んだひとりの女・石岡真衣。言われるがままに弄ばれて・負けじと見せつけて高まるagitation。どデカいホームランとまではいかないまでも野手の間を綺麗に破るシュアな内容となっています。
8年間で計13作。休みも置かずにコツコツコツコツ積み重ねていながら勉強不足で今回初めて相まみえた石岡真衣ちゃんのイメージビデオ。一度観てみてまず頭に浮かんだのは、グラビアアイドルとしての「程よい」感じ。
「さっしーに似ている」という絶妙なラインのビジュアルは垂涎の美貌とまでは言えないけれど密かにモテる愛嬌があって、身長は高くもなくましてやチビでもなくて、身体つきはくびれもあるけど華奢ではなくて、お尻推してるけど意外とお胸も膨らんでいて…。
言わばグラドルとして角の取れている印象。雑誌の表紙をバンバン飾るような凄みこそ薄いのですが、だからこそリアルにお付き合いしてるとウレシイタノシイウラヤマシイ親近感が一番の持ち味。案外こういうタイプにハマるオタクは多いと思いますよ…。
そんな彼女を下支えしているのが「心意気」です。パブリックイメージを体現する分かりやすいキャラクターに何でも来いやのサービス精神、程よい感じが絵に描いた餅に終わらないのはグラビアに殉じる「魂」があればこそです。
どんなグラドルでもブチ当たる路線選択の難しさ。ただ笑ってりゃ良かったものを演技指導で培ったウデを見せたいからとオトナ路線にシフトした結果、勢いの萎んでいった例は枚挙に暇がありません。
初めて彼女のイメビを観るにあたってベテランらしい技がどれ程表れているかも興味の対象だったのですが、蓋を開けてみればヒネりは0、直球勝負の「元気・明るい・物分りがいい」様式美3点セット。
ウッキウキで海に現れ「みてみて〜」と無邪気に尻向けるChapter1、ベッドで添い寝し微笑み返し・恥ずかしがる素振りで肢体を晒すChapter2、満面の笑みでヨガトレーニング・歪む尻接写をドギツく見せないChapter5。
なにも足さない。なにも引かない。これこそ石岡真衣の味わい。キャッチーなスタイルは喉越し爽快・純度100%笑顔にホッコリ。ある意味正しいグラドルであり続けたからこそしぶとく愛されているのかな…と。
もう一方の心意気・サービス精神も上々。コアな路線を歩み続けた賜物か、保守的グラドルからは「程よく」外れたプレイに着手。この「ちょっぴりセクシーな感じ」が不思議とソソるんですよね…。
目に留まるのが「ソフトSM」にチャレンジしている点(Chapter6・8)。よもやの緊縛・目隠し・くすぐりプレイで締め上げられ・弄ばれる真衣ちゃん、ムチでシバいたり踏みつけたりしない分、むしろプレイとして楽しんでいるような「生々しさ」が感じられます。
Chapter6では入浴中に透明なホースでグルグル巻きにされる風変わりな施し。胸とお尻を縁取るように巻きつけグニグニ、身動き取れぬ肢体を微かに締め上げる。ただ流石の私も巻きつけたホースに水を流した行為に何らかの意味があるかまでは読み解けませんでした()。
Chapter8では手縛り・目隠し・くすぐられるモロSMプレイへ。黒一色のランジェリーにド派手な朱リップを引いた遊女・真衣ちゃん自ら「縛って」と要求、バンザイで寝かされフェザーで撫でられ・膝立ちバックでクネクネと反応…。下卑たる余興でフェロモンがツンと香ります。
個人的にヒットだったのは「チラリズム」。肩もみ・足もみで他意はないのに目に入る隙間、他意はないのにジッと目を凝らし心ときめく膨らみ&三角地帯。よく似合うフォーマルな衣装も余計に射幸心を駆り立てています。
デスクワークに疲れた先輩にマッサージを要求されるChapter3。肩を揉まれる最中おもむろにブラウスのボタンをひとつふたつ開放、見下ろす構図で肌色の先に純白の高原地帯が…。
「み、見えるっっ…」
「ああっ先輩、前、前向いて下さい前へっ」
足裏マッサージまで求める先輩。椅子に腰掛けハイヒール脱がせ、机に乗せたつま先てもみん。お行儀悪いポーズでずり上がるミニスカの奥に純白の湿地帯が…。
「み、見えたっっ…」
「…っていうか先輩、完全に誘ってますよねこれ…」
サービス精神が光るのは衣装についても同様です。昔取った杵柄と言うべきか(?)高角度パンツの雨あられ状態。更に意外だったのが胸アピールにも注力されているところ。上も下も満遍なくアピールして目の休む暇がありません。
印象的なのがChapter7のスパンコール水着です。幅狭の二等辺三角ブラと常識的角度の紐パンがネオンの如き光沢を発揮、薄暗い中オイル纏った柔肌をくねらせるアンユージュアルなダンスタイム。風に吹かれる髪かき上げてカッコつけるダンシング・クイーン。
他にものっけから切り上がりパンツを追っかけ回したり(Chapter1)、トップのみ隠す防御力高いタンクトップで胸の膨らみ露わにしたり(2)、ドエラいハイレグシースルーモノキニで開脚したり(4)。果ては手ブラでラストを飾る等(8)、保守とはとても呼べんシロモノがズラリ。
ボディは実に健康的な肉付きをしています。骨格自体に派手さは無いものの思いの外手に収まらんバストにま〜るく実った美ヒップ、押し込めば返すプニった太ももはいずれも好仕上がり。
Chapter3後半では下着姿で上から下まで疲れた身体を揉みほぐしムッチリボディをいじめ抜き。腹這いになってクリーム垂らした裏もも・尻鷲掴みぶるぶるぶるぶる、回れ右して胸を縁取りぶるぶるぶるぶる。かな〜り派手に揺さぶられております。
お尻や肩に肌荒れを隠すような黄色がかったファンデーションの跡が見て取れ、屋外のシーンでは特に目に付きました。
ラストイヤーに臨むいぶし銀!長く愛されるのには理由があります!
Chapter3。
https://plus-p.jp/talents/mai_ishioka/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B2%A1%E7%9C%9F%E8%A1%A3