グラドル軍団の秘密兵器、犬童美乃梨ちゃんの通算13作目となるイメージビデオ「教えて、みのりん!」のBlu-ray版のレビューです。販売元はラインコミュニケーションズ、レーベルはアイドルワン、ディレクターはチュンペイさんです。
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本ブログで犬童美乃梨ちゃんの作品をレビューするのは、前々作「フルフル 〜fruitful〜」、前作「みのリズム」に続き、今回が3回目です。
犬童美乃梨 Blu-ray「フルフル 〜fruitful〜」レビュー
愛知県出身、芸能事務所リップ所属のグラビアアイドルです。愛称は「みのりん」。
正統派美女の道筋はいずこ?比肩なき向上心で突き進む中堅グラドルです。
キレイめに整った円熟のビジュアルに的確なポーズで魅了するプロフェッショナルな女の子。浮かれポンチな葉月や橋本を横目に体作りへ励む姿は一際生真面目な印象を覚えます。
そんな彼女が先頃話題を攫ったのがボディビル大会「サマー・スタイル・アワード」への出場、及び2冠達成のニュース。ゴリマッチョボディで「ところでこの筋肉を見てくれ」と満面の笑みを浮かべたショットのインパクトは大きく、少なくない賛否両論を巻き起こしたのは記憶に新しい所。
誰しも新作での体付きが気になるでしょうが、先に言ってしまえば今回は本格的にナイスバルク化される以前に撮影されているご様子。…という訳で、先ずはひと安心ですね(?)。
沖縄が舞台です。家庭教師をしている犬童美乃梨ちゃんと担当している高校生との恋愛ストーリーになっています。
犬童美乃梨ちゃんの髪の長さは顎ラインのボブヘア、前髪は眉が隠れる長さで下ろしています。
ダイジェストのシーンです。
リビングでのシーンです。衣装はグレーのノースリーブセーターに白のスキニーパンツ姿。脚元は白のスリッパを履き、ピンクのオーバル型細フレームメガネを掛けています。水着はショッキングピンクの変形ストラップレスブラとパンツ。髪は下ろしています。
海でのシーンです。衣装は全編水着姿で、原色ボーダーカラーのホルターネック三角ブラとパンツ、似た色味のビーチサンダルを履いています。髪は下ろしています。
トレーニングルームでのシーンです。衣装は全編水着姿(?)で、白地にピンクとグレーの水玉カーディガンに白ストライプのパンツという格好。黒いラインの白ソックスに白スニーカーを履いています。髪は下ろしています。
バルコニーとベッドルームでのシーンです。衣装は白地にピンクの花と紺の葉が散る浴衣姿。朱色の帯を締め脚元は雪駄を履いています。下着はノーブラにグレーのパンツ(紐パン)。髪は下ろしつつ左サイドを編み込んだスタイルです。
カフェでのシーンです。衣装は星条旗をあしらったクロップトップにミニスカート姿、白ソックスにスニーカーを履き、ゴールドのネックレスを提げています。水着はライムグリーンのバンドゥビキニ姿です。髪は下ろしています。
公園でのシーンです。衣装は制服姿。白の半袖ブラウスに紺色チェックのプリーツスカート、紺色リボンネクタイ、白ソックス・黒ローファーを履いています。水着は白の三角ブラとパンツ。髪は下ろしています。
お風呂でのシーンです。衣装は白のTシャツ一枚姿。水着はピンクの眼帯ブラとパンツです。髪は下ろしています。
ベッドルームでのシーンです。衣装は黒一色ラバーコーデの水着姿、ホルターネックの三角ブラにハーネスベルトと繋がるハイレグパンツ、ロンググローブにニーハイソックス、ハイヒールパンプスにチョーカーというスタイルです。髪は下ろしています。
ベッドルームでのシーンです。衣装は水色地に薔薇柄のキャミソール一枚姿。下着はノーブラと白地に紫の花柄パンツ(紐パン)です。髪は下ろしています。
ポーズと施術で魅せるイメージビデオです。
家庭教師をしている犬童美乃梨ちゃんが担当している高校生と共に受験勉強に励み、晴れて大学生となる迄の一年間を描いたストーリーになっています。
本作は多くのChapter冒頭でシーンの時節が明示されています。高3の春からスタートし夏休み、ネジ締め直す追い込みの冬から実りの春で大願成就する、ストーリー性のある展開になっています。
犬童美乃梨ちゃんは全編通してお姉さん風情の振る舞いをしています。年上の家庭教師設定ということで口調はタメ口 。施術に際しても「何して欲しい?」「〇〇してあげる」とナチュラルにリードされる形で進行していきます。
同級生との初恋の回想でおてんば気味にはしゃぐChapter7のみ少々異質ではあるのですが、水掛けを要求したり脱いでおいて煽る言葉を口にしたりと、上位に立ちたがる基本姿勢は当時から変わっていません(?)。
技巧もボディも充実一途!グラビアの頂までも手中へ収める一作!
艶美なる魅せにますます磨きがかかっています。表情や仕草、ポーズに色っぽさが目に見えて増量し、自然と劣情が沸き立つシーンも…。「大人グラドル」っぷりがいよいよ花開いています。
ぶっちゃけて言わせて頂ければ、どこか物足りなさも感じていたのが嘗てのみのりん。スペックとビジュアルは言うに及ばず、爽やかで健康的なキャラクターは好感度高し、的確なポージングでアピールもバッチリ。ケチ付けられる謂れはな〜んにもないでしょうが、観る側としては優等生すぎる点が却って目につき(ホント申し訳無い)、「良いのは良いけど、一番手には挙げにくい…」との印象が拭いきれませんでした。
過激さでは森咲智美ちゃんに、陽性キャラでは橋本梨菜ちゃんに、ムチムチ感では葉月あやちゃんに軍配が上がり、常にみのりんは四番手。「グラドル軍団の最終兵器」と勝手に銘打ったのも、「主砲の座は他に譲っている」という裏の意味を込めているのが正直な所です。
…しか〜し!
しかし!
本作におけるみのりんはそんな先入観ブチ破り。艶パフォーマンスはライバルが持ち併せていないセンシュアルな雰囲気を発しています。ドギツいエロもこなす森咲ちゃん、パリピなムードの橋本ちゃんに葉月ちゃんとは一味違う、淑やかさから色気が仄かに香る侘び寂びの境地。
激しくまぐわうのは、何か違う。
綺麗なお姉さんと、しっぽりと…。
静かに乱れる彼女の姿に激しく情感駆り立てられるのは、そんな願いを叶えてくれるから…。
そう気付いたのがChapter5の浴衣姿、及びポージングのシーンです。滑らかな柔肌へと纏った白地に花の散る風雅なる装い。風鈴の揺らめく涼やかな姿に身体の火照りは収まりつつも、柔らかな膨らみ帯びたヘアアレンジにうるうるピンクに染まる唇、隙間から光沢を放つ首筋や脚元を見定めていると、今度は内なる情欲が沸き上がってくる…。
襟元と裾を自ら拡げ、籠もった熱を紛らわす。彼女も又、沸き上がるものを感じているのか…。続きベッドへと誘い、帯を解き露わになっていく身体。たわやかな裏ももとお尻、羽織っただけの身ごろから覗く無防備な谷間が白銀色に照り返し、エロスが香り立ってゆく。昂り否応なく迫っていくこちらを目にした彼女は、「何か」を許す微笑みを浮かべていた…。
その他にも前作から引き続いたメガネに落ち着いた色味のパンツルック、タイトなセーターがスマートかつ淑やかかつセクシーなChapter2の姿や、淡いブルーのキャミソールにナチュラルな装いが爽やかキュートな10等々、大人可愛くまとまったルックスは安定の仕上がりです。
「新境地」で忘れてはならないのがChapter9のSMシーンです。優等生なみのりんからは遠いところにあった禁断のプレイに着手。しかしこれもまた、他とはまた違った味わいに…。
フェイクレザーの黒光りするコントラストで強調されるハードネス。三角ブラで見せつける横乳・谷間がハーネスベルトで締め上がり、ハイレグパンツも相まって下卑たるムードに包まれる。女の威光を指し示すバッチリめのご尊顔ながら不思議とドレッシーな趣きが薄いのは、目元に血色が失われている為か、それとも怒りが表出している為か…。
目を覚ますとそこには脚組み睥睨する女王様が。聞けば近頃弛んでいるのがお気に召さないという。何かした訳でもないという理不尽な感情を強かな鞭打ち・下僕を見据えるオラついた目線が打ち砕いていく。
ビシッ ビシッ ビシッ ビシッ
ビシッ ビシッ ビシッ ビシッ
反省の色が伺えないと見るや叩きが力強く・執拗に。上擦る口調とアイスピックの如き目線で凄まれ、畏怖が邪念を呑み込んでゆく。やがて左頬を腫らし虚無になった豚へ誘惑の言葉を口にする女王様。苛烈を極めた嗜みで絶対服従の歪な関係性が表出するのであった…。
一辺の隙なく仕上がるみのりんボディは今回も見栄え良好です。締まるところは締り、出るところは出る流麗かつ起伏に富んだカラダに思わず惚れ惚れします。
先頃オタクのドン引き…じゃなくて喝采を呼んだガチムチ・みのりん。しかしながら、本作を見る限りその面影は腹回りと太もものみに留まっています。筋トレに興じるChapter4では腹筋運動で6パックが浮かび、2と6のダンスタイムではヒップロールで大腿筋が躍動。色々意見はあるでしょうが個人的には力強さと女性らしさの両立した「カッコいい」身体であると率直に思いました。
無論、グラビア的に大事なトコロはまるまるとしているのでご安心を。美しき正円を描いたバストにプリンプリンに張りあるヒップの弾力は衰え無し。ヘヴィな量感こそ見劣るものの、我らが王者は軟らかなテクスチャで勝負!
晒す衣装も当然抜かりはありません。特にブラの小ささは特筆で、バンドゥ(Chapter2,6)に三角(3,7,9)、眼帯(8)で下から横からド派手に横溢。
衣装で隠すChapter4と10でもグラドル御用達のブラ型カーディガンやエプロン型カーディガンで拘束無きバストを全方位で露出。バストに限れば手を拱いた様子は皆無です。
施術にも新たな要素を取り入れているのも本作の大きなポイントです。保守的路線を歩んでいたここ最近では見られなかった暗喩プレイに果敢に臨み、新味を引き出しています。
お風呂でブラシ攻撃を受けるChapter8、自身で揺らすのが関の山だった彼女が泡まみれになってゴシゴシ・コチョコチョ、モジモジするリアクションが初々しくって良さげ。
さらにオーラスChapter10では白のアイスキャンディ舐め。見つめ合ってチュッパチャプス啄む程度だったのがポーズ決めつつ咥えてしまうとは…。正直、腕利き連中と比べると大人しい感じは否めませんが、なんたってあのみのりんが「ペロペロ」「チュパ」っとしてるんですよ…。
特にインパクトを残したのが乗馬マシンのシーンです(Chapter4)。ツーカーの仲でしか用いないチュンペイ・十八番で揺さぶられるみのりん。よもやですよこれは…。
下乳丸出し衣装でにこやかにスイッチON、ギコギコ繰り返し揺れ動く尻・胸。大股開いて後ろ手凭れるポージング、良からぬ妄想が捗る。次第にスピードUPすると遠のいていく意識、激しい突き上げに虚脱していくのがなんだかいやらしい…。
みのりんの十八番・ダンスタイムも忘れてはなりません(Chapter2,6)。今回はどちらも縦幅足りてないバンドゥビキニで下乳を見せびらかし、揺れっぷりを大胆にアピールしています。
開始早々踊り明かす展開になるChapter2ではバンドゥ+シェルフカップの変形ビキニでゆったりぐりぐり腰こねくり回し、クイッと突き出したお尻を押し付けんばかりに差し向け。歪みに歪む尻肉と持ち上がった下乳の丸みが実に扇情的。
対するChapter6ではダンサブルなナンバーで踊り明かし。上から下から溢れるビキニで繰り返し跳ね回り・ハイテンポで尻振り乱し。スライムの様に躍動する胸と千切れんばかりに波打つ尻肉に圧倒されます。
乗馬マシンは好意的に受け止めましたが、初めて感丸出しなブラシ弄られとアイス舐めのシーンは「暗喩」としての説得力には欠けています(Chapter8,10)。個人的にはみのりんで見たいプレイともあんまり思わないんですけどね…。
リップ、そしてグラドル界の頂点は近し!
Chapter5。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E7%AB%A5%E7%BE%8E%E4%B9%83%E6%A2%A8