困り顔イジらレイヤー、こみつじょうちゃんの通算5作目となるイメージビデオ「いけないこと」のDVD版のレビューです。販売元はイーネットフロンティア、レーベルはブレインです。
http://enet-dvd.com/2018106870/
本ブログでこみつじょうちゃんの作品をレビューするのは、今回が初めてです。
愛知県出身のグラビアアイドルです。
コミケで腕を磨いたレイヤー上がりのグラドルです。
グラドル界にとっては切っても切れない存在になりつつある「コスプレイヤー」業界。ポートレートモデルという重なる属性に加えて、グラドルオタクよりも遥かに厳しい目を持ったカメラ小僧に揉まれた経験値がモノを言うのか、デビュー当初から振る舞いの垢抜けた女の子を輩出しています。
すっかりおなじみの霜月めあちゃんを始めとして、桃月なしこちゃんや伊織もえちゃんなど、今すぐにでもコチラを席巻しかねない有望株も多数控えています。
皆どっぷりグラビアに浸かるわけでもなくて、イメビには線引きする例も多いのですが、そんな中こちらへ乗り込み覇を競っているのがこみつじょうちゃんです。メリハリボディと困り顔という抜けた個性で業界を席巻する、新時代のセクシーお姉さんです。
ベトナムが舞台です。結婚して夫の世帯に移り住むことになったこみつじょうちゃん、本作では共同生活の様子を夫の他に義理の父・弟の視点で描いています。
こみつじょうちゃんの髪の長さは胸辺りの長さのロングヘア、前髪は眉が隠れる長さで下ろしています。
ダイジェスト+タイトルのシーンです。
リビングからベッドルームでのシーンに続きます。衣装は白のUネックリブニットシャツにアイボリー色に花柄のプリーツミニスカートです。下着は黄色のブラとパンツ、パンティストッキングも履いています。髪は毛先内巻きをハーフアップで束ねたポニーテールです。
バスケットコートからリビングへ続くシーンです。衣装は全編下着姿で、白と薄緑の三角ブラとフリルの付いたパンツ、水色のスニーカーという格好です。髪は引き続きハーフアップのポニーテールです。
海でのシーンです。衣装は全編水着姿で、水色と紫のグラデーションカラーのホルターネック三角ブラとパンツ(紐パン)です。髪はサイドポニーです。
お風呂でのシーンです。衣装は全編水着姿で、赤・黃系で彩られた前留めチューブトップブラに薄紫のパンツという格好です。髪は位置高くまとめたお団子スタイルです。
キッチンからエントランス、ベランダでのシーンです。衣装は黄色地に青系の花柄浴衣姿、紫の帯を締めています。下着はアイボリー色のパンツ、ブラは未着用です。髪はお団子ヘアです。
プールでのシーンです。衣装は全編水着姿で、ブルーのハイレグワンピース水着、胸からへそまでO字に大きく切り開かれた形状をしています。髪は位置低くまとめたお団子ヘアです。
お風呂でのシーンです。衣装は全編水着姿で、白地に花柄の前留めチューブトップブラとパンツです。髪はお団子ヘアです。
ベッドルームでのシーンです。衣装は全編下着姿で、真っ赤なブラとパンツ、黒のニーハイストッキング、ハイヒールサンダルという格好です。髪は下ろして縦巻きスタイルです。
大胆な衣装とポーズで攻めるイメージビデオです。
結婚したこみつじょうちゃんが夫の世帯に居住、同居人となる義父・義弟と親しくなるシーンと、夫との新婚生活を描くシーンで構成されています。
お色気Vシネマの趣が漂うドメスティックな設定、タイトルの通り家族間での禁断の関係を描いています。ただ内容自体は概ね見られるイメビ的シチュや施術を用いていたり、ノリも何かと手出しするこちらにこみつちゃんが付き合わされるという感じで、殊更背徳的なわけではありません。
本作におけるこみつちゃんは気立ての良い振る舞いをしています。家事をソツなくこなしつつも義理の家族にも距離を感じさせない朗らか笑顔を絶やさず、揃いも揃って子供っぽい男たちの要求も恥じらい噛み締め何とか承認。感じの良いお姉さんという印象を受けます。
ほんのりセクシーなビジュアルへと変化を遂げています。元々幼い雰囲気が薄く、かと言って艶やかさムンムンとも違う「親しみやすい」感じの顔立ちをしている印象があったのですが、本作ではハッキリ大人のお姉さんへと脱皮。濃い目のリップとボリュームまつ毛からセクシャルな香りが漂う、上品な色気を発揮しています。
今回はひとつ屋根の下の物語を描いている為か、華やかドレッシーな衣装だったり、レイヤー気質のコスプレも封印。正直、衣装は視覚へ訴求するパンチ力に欠けますが、地味な分むしろ生々しいエロスを感じさせています(着衣シーンは2つだけですが…)。
好例が冒頭Chapter2のこみつちゃん。白のリブニットシャツに淡い色味のヒラヒラミニスカ、上品内巻きハーフアップと、休日仕様のその姿。生活感ある風貌が妙にエロい。掃除で見えちゃうラッキースケベでオタクのハートを早々にキャッチします。
落ち着きっぷりはヘアスタイルにも現れています。今回は多くのシーンでまとめ髪(お団子・ポニテ)を施しているのですが、全てにおいてラフ感を出さずにタイトに束ねている印象で、きちんとしたお姉さん感を好アシスト。黄昏アナリシス的には大人の可愛らしさ漂うサイドポニーと毛先の動きがキュートなお団子がお気に入り(Chapter3,8)。
こみつちゃんのイメビでは恒例の困惑シーンは今回も健在です。らしさ全開で戸惑う姿に思わずサディスティックな欲望を駆り立てられます。
倒錯施術で振り回されるお約束の展開。八の字気味の眉をクイッと締め上げ嫌がりながら身を任せる様は悲哀の情感タップリ、ユーモラスでセクシーな鉄板パターンです。
今回の該当シーンは2つ、まずChapter5でのお風呂での弄り施術です。掃除中にいきなり義父登場、身体を洗ってあげましょうとおっぱい掴んでぷ〜るぷる、更には義弟も乱入し2人仲良くスリスリスリ。どんな家族やねん。
義理の家族にオモチャにされる新妻こみつ、ゆっくり撫で回される様がいやらしい…。下半身弄りでは内股・股間近辺をキワドくスリスリ、開脚ポーズに困り顔で淫靡なムードが充満します。
続くChapter6は旦那が相手、今度はうって変わって人目に付きかねない場所での脱衣プレイを要求。負けず劣らずコチラもヘンタイですね…。
浴衣着ながら下着脱がされる新妻こみつ、羞恥心撒き散らす表情とセリフで扇情。もっと、もっとと求められ手ブラで応戦。奥さん見えちゃいますよ…。
ボディに関して話を向けるとまず挙げられるのがそのメリハリっぷりです。非現実的な流線型はグラドルとしての図抜けた資質を感じさせています。
体型自慢の居並ぶ業界においてもその見栄えの良さは突出。まん丸実ったGな胸にぷにぷにヒップを湛えながらも、ウエストはスッキリした仕上がり。さらに身長もなかなか高く(164cm)縦にスラリとした印象で、まるでアニメの世界から飛び出してきたかのような均整美ボディ。コスプレが映えるのも納得です。
加えてこみつちゃんの大きなアピールポイントである「脱ぎっぷり」も健在。守りに入った様子は皆無で、上も下も前も後ろも着る下着が小さい小さい。下乳丸出し加工系(Chapter2,7,9)を筆頭に、三角(3,4)、チューブトップ(5)でふくらみ横溢。パンツもバックの角度は言うに及ばず、フロント面積がキワドいのもあったりと、ファイティングポーズを崩しません(3,6)。
極まった姿としてまず挙げられるのがChapter7のワンピース水着です。クイッと食い込む極細ハイレグにへそからデコルテまでデカデカと切り取られた前身ごろ、布面積より肌露出の方が多いというワンピの範疇超えたシロモノ。全方位から胸・尻・もものムチ感が溢れ出しています。
そして本作中で最も攻めているのがChapter6終盤のポージングです。露出プレイ明けに帯だけ被せた素っ裸で腹這いに、U字のバストになだらかな腰カーブ、露わな尻肉の歪み・盛り上がり…。思わず裸婦の肖像画を連想するエロチックなシーンです。
ポーズもぬかりはありません。視線を誘うM字に女豹などはもう数知れず、「そういう行為」をモロ連想さす直球勝負のオンパレードで、ティッシュの出番に事欠きません。中でも最も目に留まったのが縁に跨るポージング(Chapter2,8)。突き出しながらのクネクネ腰使いがもう…奥さんいけません…。
さらに特筆すべきがキワドい股間のアピールシーン。パンツへ迫るのに飽き足らずにクイッと持ち上げ視線誘導、時折見かける施術ですが今回はご丁寧に脇からそ〜っと接近。そのキワドさは半端ではありません。思わず身を乗り出し覗き込んでしまうことでしょう(Chapter4,6,7)。
DVDフォーマット由来のSD画質を筆頭に、若干奥まって聴こえる音質や安っぽいタイトルフォント、狙いすました設定などなど、ひと昔前の作品のような古臭さが随所に漂っています。
ヘンタイのオモチャ・こみつ!
Chapter6。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%BF%E3%81%A4%E3%81%98%E3%82%87%E3%81%86