朝比奈祐未 Blu-ray「恋する僕のひな先生」レビュー
朝比奈祐未「恋する僕のひな先生」
いいところ
- 不肖アサヒナ、正統派デビューしました！！！
- 風格！直球勝負で栄える健康的セクシーボディ
- 猛獣！隠しきれない肉食の鉤爪
- 特上！弾性に富んだ胸・尻・もも
- 手練！モミモミ・グニグニでムチムチ！
よくないところ
- お色気ムードは相当マイルドに
- 存在感ありすぎるBGM
- 淡々と進みがちな前半戦
キツネ顔タマビ女子、朝比奈祐未ちゃんの通算8作目となるイメージビデオ「恋する僕のひな先生」のBlu-ray版のレビューです。販売元はラインコミュニケーションズ、レーベルはアイドルワンです。
http://www.i-one-net.com/item/1358
本ブログで朝比奈祐未ちゃんの作品をレビューするのは、今回が初めてです。
朝比奈祐未ちゃんって？
神奈川県出身、芸能事務所e-2dive entertainment所属のグラビアアイドルです。愛称は「ひなけつ」。
稀有な個性と前衛的エロス・ワールドで戦うボーイッシュグラドルです。
稲荷神を思わす切れ上がった目元に鋭角的なフェイスライン、そしてマニッシュな丸みを帯びたショートボブと、今時主流のアイドル風情とは一線を画した精悍な顔立ち。かわいさよりもイケメンさ、品の良さが先に立ちます。
彼女はグラドル界では相当に珍しい「多摩美術大学」の卒業生。過去作は全く救いのないストーリーだったり、アンキャッチーさ極まったダークな雰囲気だったりと、明るく楽しい王道イメビワールドとは一味違った作風。推測ですが名物監督の名前がクレジットされていない点から考えても、タマビで磨いた作家性を反映した作品作りをしているように思います。
ルックスと学歴の個性が際立っていますが、愛称にもなっている豊かなヒップやGな胸、余裕残し気味のボディラインなど、そのムチムチっぷりは業界でも目立つレベル。単に物珍しさで生き残っている訳ではない、一グラドルとして相当なポテンシャルを持つ女の子です。
各Chapterレビュー
「恋する僕のひな先生」パッケージ
バリが舞台です。家庭教師の朝比奈祐未ちゃんと生徒との恋愛劇…というストーリーです。
朝比奈祐未ちゃんの髪型はリップラインのボブヘア、前髪は眉が隠れる長さで下ろしています。
Chapter1
物語の導入となる挨拶+ダイジェスト+タイトルシーンです。
Chapter2
ウッドデッキでのシーンです。衣装は黒地に白のストライプジャケットに白のYシャツ、黒のタイトミニスカート、黒のハイヒールパンプスという姿。下着はチャコールグレーに白の花柄ブラとパンツ、黒のストッキングを履いています。
Chapter3
庭先でのシーンです。衣装は白地に黒のラインの入ったキャミワンピ、同系色のソックスに白のスニーカーを履き、白のリストバンドを左腕に嵌めています。水着は白のホルターネックブラとパンツです。
Chapter4
プールでのシーンです。衣装は全編水着姿で、黒のハイレグモノキニビキニです。
Chapter5
トレーニングジムでのシーンです。衣装は全編スポーツウェア姿で、ブルーのスポーツブラに黄色の1分丈スパッツ、グレーのスニーカーという格好です。
Chapter6
お風呂でのシーンです。衣装は全編水着姿で、薄いベージュの眼帯ブラとパンツです。
Chapter7
ベッドルームとベランダでのシーンです。衣装はベージュとチャコールグレーのリブニットタンクトップの2枚重ね着姿。下着はノーブラにグレーと白のボーダーパンツです。
Chapter8
海でのシーンです。衣装は全編水着姿で、白黒ボーダーに黄色ストラップのホルターネック三角ブラとパンツ（紐パン）です。
Chapter9
ベッドルームでのシーンです。衣装は黒の前留めシースルーキャミソール姿。下着はカップが三角で金色、ストラップが黒の変形ホルターネックブラと黒のパンツ（紐パン）、黒の膝上ストッキングを履いています。
Chapter10
テラスでのシーンです。衣装はウェディングドレスを思わす純白で統一された下着姿で、V字のホルターネックハイレグモノキニビキニに膝上ストッキング、肘下ウェディンググローブ、頭上にはヴェールを被り、足元はハイヒールのサンダルを履いています。
まとめ
甘口ムードとポージングで魅せるイメージビデオです。
家庭教師をしている朝比奈祐未ちゃんと担当している生徒が共に過ごすことで仲を深め、最終的には結ばれる…というストーリーになっています。
朝比奈祐未ちゃんの作品にしては珍しく（？）、リゾート地のヴィラを中心に撮影された王道イメージビデオという作風になっています。前々作などに顕著だった想像力駆り立てるモロ疑似行為の数々は封印。ストーリーに沿ったシチュでポーズを決めるオーソドックスな展開を見せています。
衣装についても同様で、コスプレ風味のスポーツ・トレーニングウェアや着飾った純白ウェディング衣装など、これまでになく華やか。お化粧も自然な肌ツヤのナチュラルベースメイクで、オタク好みに寄せてきている印象です。
作中での朝比奈祐未ちゃんは包容力ある姿を見せています。先生が気になって勉強に全く集中しなかったり、テニスのお手本を見せてもやろうともしなかったりと、何かと問題行動の目立つ生徒に手を焼きながらも表情は終始穏やか。脱衣要求にも笑顔で対応するなど、いかにもイメビなご都合主義的振る舞いをしています。
良かったところ
新章「アサヒナ・ビデオグラフ」は正統派！ポジティブエネルギー全開で新境地開拓へ！
まさかこんな作風に仕上がっているとは思いもしませんでした。グラドル界に例を見ない表現世界へと一人足を踏み入れた「インテレクチュアル・グラドル」な彼女が初めて見せる、絶え間ない笑顔、清純志向の佇まい。代名詞となっていた背徳感や暗澹たるムードは影を潜め、ハジけまくるアサヒナ。…正直、初めて視聴した時に「コレジャナイ感」が先に立ったのは事実です。
しかしながら、色眼鏡外し改めて観てみると、人当たりの良い振る舞いにいつもより明るい軽やかショートボブ、お化粧感の薄めなルックスという、これまでにない爽やかスタイルがなかなかにハマっており、意外にも（？）正統派ぶりが様になっている印象を受けました。
コレジャナイ…
…デモ、
コレモイイ…
そんな彼女のニュースタイルを象徴しているのがChapter10で見せるウェディング姿です。以前のダークサイド路線からは考えられない様な、晴れやかな純白ソックス・グローブ・ヴェール。水着こそ極まったモノを着てはいるものの、これまでにない清楚感に思わず目を見張ります。
プロポーズの言葉を号砲に、甘美な愛嬌を振りまき続ける花嫁・アサヒナ。狙いすました上目遣いとキュートな笑顔が、何だかとってもラブリー。良い意味で予想を裏切る彼女ですが、まさかこういう形でとは…。
さらに新味を伺わせているのがChapter8の海でのシーンです。小さめビキニに身を包み、砂浜追いかけっこに水の掛け合い、まるでアイドルのように屈託なくはしゃぐアサヒナ。満開の笑顔に響く嬌声、いつもの切っ先鋭い目付きは心通わす相手へ贈る三日月カーブへ。クールなお姉さんの意外な一面を垣間見た思いにかられてしまいます。
ピーカンの海というベタなシチュエーションで引き立つのは意外性だけではありません。出るとこ出ているグラマラスな彼女が砂浜で決める直球勝負のポージングは、青い空と海のキャンバスによってこれまでにない陽性オーラを発揮。正統派グラドルとしての説得力に溢れています。
青空バックに膝立ちで微笑むアサヒナ。いにしえより伝わるグラドル方程式でその見栄えは最高峰に。続く腰を深く落とした女豹ポーズは、健康的セクシーの象徴として美術の教科書に載せて代々語り継ぐべき名ショット。朝比奈ちゃんが一グラドルとして傑物であると改めて思い知るシーンとなっています。
今までにない正統派路線へシフトされている本作ですが、牙まで抜かれてしまった訳ではありません。衣装やポーズ・施術に色濃く残る肉食の威光、大胆なアサヒナ・エロスワールドは健在です。
何より衣装の攻めっぷりは相当なもの。ちっさい面積でボディを晒す様子に躊躇は無し、上も下も攻めた衣装が徹頭徹尾続きます。下から横から飛び出すビキニを筆頭に（Chapter3,6,8,9）、ノーブラ系衣装にキワドく切り上がるパンツ（7）、「ひなけつ・ひなちち」露わなハイレグモノキニ（4,10）と、いずれも苛烈なアサヒナ仕様。ハミ出しまくっています。
施術も時に正統派とはとても呼べない破廉恥なものも存在します。最たる例として挙げられるのがChapter6での身体洗いのシーン。ありがちな手を伸ばしゴシゴシに飽き足らず、仰向けのこちらに覆い被さり前後にクネクネ、背を向けクネクネ。「特殊浴場」状態のひなちち・ひなけつ擦り付けサービスが艶めかしすぎる…。貫禄の艶女アサヒナ。
衣装や施術でもって振り回すアサヒナボディは今まさに充実期といった感が漂っています。弧の大きな「ひなけつ」は言うに及ばず、アンダーバストの丸みが美しい「ひなちち」、さらにプニッとした肉感湛えた「ひなもも」と、どこを取ってもムッチムチ。かと言ってダラシなく弛緩している訳ではなく、非常に見栄えのいい体型をしています。
その為ポージング一つで見せ場と化してしまうのですが、加えて目を惹くのが朝比奈ちゃんが頻繁に用いる「セルフ弄り」。胸・尻・ももを両手で掴んでスリスリ、グニグニ。肉弾が地滑りを起こす軟らかな振動でムチ感を猛烈アピール。M字・そんきょ・女の子座りで弄り倒すChapter9は本作中唯一のムーディーな雰囲気も相まって印象的でした。
うーん…と思ったところ
ルーキーグラドルかと見紛うくらいのはっちゃけロールプレイに保守本流系のド定番施術という構成で、誘惑ムードや良からぬ雰囲気は相当に抑えられています。
また、本作中に多くを占めるポージングのシーンではBGMも聴かせているのですが、時に主張しすぎている様な…。Chapter2ではパーカッション系の低音がズンズンズンズン響き渡り、ちょっとウルサイ…。
また、ショートボブの宿命・ヘアアレンジの少なさや、定番の飛び道具（飴・アイス舐め、バランスボール、被マッサージ）を用いていないこともあり、シーンに変化が乏しい印象があります。特に前半はポージングメインのシーンが続く為か、長く感じてしまいました。
王道で化ける！充実のアサヒナ！
一番印象に残ったChapter
Chapter8。
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参考にしたページ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E6%AF%94%E5%A5%88%E7%A5%90%E6%9C%AA
