橘花凛「LOVE RING」レビュー

橘花凛「LOVE RING」

9

かわいい度

10.0/10

セクシー度

7.0/10

エンタメ度

9.0/10

ムチムチ度

9.0/10

オシャレ度

10.0/10

いいところ

  • 唯一無二!愛さずにいられない「ゆるキャラ」
  • 新味!キリリと麗しい大人凛ちゃん
  • 生唾!陰影で際立つたわわボディライン
  • 揺晒!露わな衣装でゴロゴロ・ぷるぷる!
  • 甘茶!ブラウンカラーで振りまくフェミニン!

よくないところ

  • 過激な施術はなし

永遠の清純派グラドル、橘花凛ちゃんの通算12作目となるイメージビデオ「LOVE RING」のレビューです。販売元はスパイスビジュアル、レーベルはDVD版がMARE、Blu-ray版がピンクレモネード、ディレクターは舘野桂さんです。

https://spicevisual.com/product.php?model=MMR-AZ108

https://spicevisual.com/product.php?model=SVBD-AZ005

本ブログで橘花凛ちゃんの作品をレビューするのは、今回が初めてです。

なお、今回はDVD・Blu-rayパッケージ作品ではなく、動画配信サイト「SpiceTV」にて購入したFullHD(1920x1080)版をダウンロード・視聴しレビューしています。

https://spice-tv.jp/ppv/item.php?ID=MMR-AZ108-FHD

橘花凛ちゃんって?

新潟県出身、芸能事務所A-LIGHT STYLE所属のグラビアアイドルです。

決して褪せることのない「あざとさ」…、男ウケ特化のスタイルで支持を集める中堅グラドルです。

丸みを帯びた切りっぱなしボブに離れ気味の困り眉、ペルシャ猫系の愛らしい目元と、大福にさらに砂糖を少々みたいな甘いルックス。なのに服脱ぎゃHな胸が顔を現すグラマラスボディ。ハイレベルなグラドル適性をデビュー当初から誇っています。

加えて目を惹くのがそのキャラクター。大抵どんなに清純で売っていた女の子も芸歴が長くなるに連れて新味を出そうとするものですが、橘花凛ちゃんはそういった変化に関心がないご様子()。恨みや妬み、情念皆無の猫かぶりキャラを貫き通しています。

いつまで経っても色気の薄いスタイルに私自身、歯がゆく感じた時期もあったのですが、今となっては「まぁ…凛ちゃんはこれでいいか」と思わせてくれる不思議な魅力を備えた女の子です。

各Chapterレビュー

「LOVE RING」のパッケージ画像

「LOVE RING」パッケージ

沖縄が舞台です。現地の民家での橘花凛ちゃんと交際相手の同棲生活を描くストーリーになっています。

橘花凛ちゃんの髪型は顎ラインのボブヘア、前髪は眉に被さる長さで薄めに下ろしています。

*本レビューにおけるChapter分けはシーン転換を元に筆者の判断で行っており、DVD・Blu-rayパッケージ版と異なっている可能性があります。

Chapter1

次のシーンと同じ舞台でのごく短いお目覚め+ダイジェスト+タイトルシーンです。

Chapter2

民家でのシーンです。衣装はグレーのタンクトップ一枚姿。下着はノーブラに水色と白ボーダーのパンツです。髪は下ろして内巻きスタイルです。

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早朝を思わすシチュエーションでお料理から、布団の上でのイチャつき・ポージングに続きます。グラドル仕様のタンクトップは襟ぐりダルンダルンでサイドも切り開き谷間と横乳露出。ブラ未着用で仕草の度に揺れております。まぁるいフォルムのヘアスタイルで女性らしさマシマシ、顔周りの毛先が軽やかになびいています。

生活臭さ漂う台所で家事を済ます凛ちゃん。手始めに歯を磨きクチュクチュペッ、クチュクチュペッ。続き朝ご飯作り。朝陽浴びつつおにぎりニギニギ、もやしトントントン。いちいち揺れまくるバスト。

寝室に移りこちらを起こしにかかります。屈んで揺さぶり・四つん這いでくすぐり、軟らか過ぎるふくらみ。お返しにくすぐられクネクネ狼狽、危なっかしくてしょうがない…。

陽の光が印象的なポージングへ。軒先で朱の日差しを浴びながら立位決め、露わな横乳にあざとく狙った上目。寝室へ戻ると一転、昼白光背にして寝転ぶ凛ちゃん。タンクトップ千切らんばかりのふくらみがあっちにこっちに、軟い質感アピールしつつ、湿り気帯びていく表情へと接近。微笑みには愛くるしさが溢れ出します。

通常運転のキャラにしっとりポージング。危うく晒す衣装で掴むシーンです。

Chapter3

お風呂でのシーンです。衣装は全編水着姿で、ベージュの眼帯ブラにパンツという格好です。髪は縦巻きヘアをハーフアップで束ねています。

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こちらも生活感あるお風呂で身体を洗います。覆いきれない眼帯ブラから横乳・谷間がド派手にハミ出し。虫歯が疼くピンクのリップにチーク、アイシャドウで甘々な凛ちゃん、華やかウェーブを束ねたヘアスタイルで休日仕様のゆる感が漂っています。

凛ちゃんに連れられ入浴姿をチェックします。子供っぽい仕草交えつつかけ流し、うるつやバストがぷるっぷる。縁へと寄っかかりグニッグニッ、バスタブでグイッと接近戦、大写しの笑顔とバスト。

身体を洗い始めます。仰ぎ見ながら下乳付き洗い、ポンポンポンポン。タオル備えた手でお手伝い、前屈みでU字の胸突き突きつきっ!、ケツ向けソフトにぷにぷにぷにっ!。さらにはこちらも洗ってくれる凛ちゃん、見下ろし・しゃがみでゴシゴシ洗い、ぷるるんぷるるんぷるるんっ!

ポージングでボディラインをアピール。シャワー浴びつつのバックショットで輝きを放つ丸々ヒップ。シメに和室でバスタオル備えゴロ寝、下肢捻った仰向け姿でボディの丘陵が引き立ちます。

和やかにイチャイチャと揺らし施術。たわやかなボディを見せつけます。

Chapter4

海でのシーンです。衣装は全編水着姿で、ショッキングピンクのホルターネック三角ブラとパンツ(紐パン)、黒のビーチサンダルという格好です。髪は縦巻きウェーブを下ろしたスタイルです。

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好天の砂浜へと繰り出します。目に鮮やかなピンクの水着は面積が心許なく横から下から溢れ出し。くるりと巻いた毛束が目を惹くヘアスタイルは華やかレディライクな仕上がりに。仄かなメイクには血色の良さが感じられます。

ピンクの浮き輪伴って颯爽と登場。早速かゆみ止めスティック塗りを要求する凛ちゃん、たわわな胸・尻目掛けぷにぷにぷにぷに突っ突きつっつきツッツキ!。しょ〜もない的確な軟アピール。

気を取り直し砂浜ダッシュ、満面の笑顔で露わな胸がゆっさゆっさゆっさ。浮き輪くぐって押し付け施術、べちゃ〜っと潰し・ひねってグニグニグニッ、子供っぽい仕草で一本釣り。

腰を下ろし揺れアピール。砂浜ハイハイでウロウロ徘徊、揺れるバストを後から前から横から。青空バックに伏せポーズ決め、生唾モノの曲線美に定番シチュで健康的な色気を発揮。膝立ちで砂付いたカラダを払いのけ、丸尻・下乳ぷるっぷる。

王道ロケーションで晒したボディ振り回し。らしい仕草も決まったシーンです。

Chapter5

洋室でのシーンです。衣装は白の長袖リブニットセーターに白黒チェックのペプラムスカート、グレーのベレー帽にシアンのハイヒールパンプスという格好です。下着は白のブラとパンツ、肌色ストッキングを履いています。髪はウェーブヘアを三つ編みでまとめたハーフアップになっています。

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ハイソなダイニングとリビングで異なるシチュエーションに身を置くシーンです。フリルの付いたセーターとスカートでガーリーな装いの凛ちゃん、瀟洒なベレー帽がキュート。生々しさある白下着はガッシリホールド系ブラでpush up。マットな唇で秋コーデをまとめています。

「バイト」と称して何者かのお宅訪問、お酒を酌み交わしながら畏まった姿を捉えます。心ここにあらずな表情で生脚組み換え、あからさまなセーターのふくらみ。

お酒が回ったところで(?)脱衣開始。パンスト・帽子脱ぎソファで胸ペロン、質量豊かなバストがグイッと持ち上がり。スカートも脱いで横向きグラビアポージングに腰高女豹、歪みに歪む胸に拡がるヒップのアウトライン。

どこかアパシーな様が新鮮なポージングシーン。クールでもシュールでもない独特の空気感が漂っています。

Chapter6

和室でのシーンです。衣装は黒のノースリーブブラウスと白地にピンクの花柄ギャザースカートという姿。下着は上下共黒のブラとパンツ。髪は下ろして毛先が外にハネたスタイルです。

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仕事を終えて自宅へ帰ったシチュエーション。フリルのブラウスにロングスカートで女の子らしい出で立ちの凛ちゃん、ただブラウスは身ごろがV字にシースルーとなっていて谷間がチラリ。ブラはシェルフカップと小さめチューブトップが組み合わさった形で下乳丸出し。まーるいシルエットで毛先にかけてくびれたヘアスタイルもキュート。

昼下がりにビールを土産に帰宅。乾杯して酔いが回ったのかポージングになだれ込みます。スカートたくし上げプリンプリンなヒップ、ゴロリ寝転びムッチいムッチい下肢。イキイキとした笑顔が前のシーンとの対比で浮かび上がります。

下着姿になってマッサージを提案。四つん這いでグイッグイッドスっドスっ、ゆれる…。背を向け脚先も丁寧に、露わな下乳&迫る尻・もも。

光源を脇に置いて寝転びポージング、陰影でボディの艶めかしさが際立ちます。横になって胸挟み込み、仰向けになって両手抱え込み。チュッパチャップス取り出し咥えながらダラダラ、引き立つ胸の標高に太もものムチムチっぷり。

しっとりとボディを見せつけるシーン。傑出度合いを刻まれます。

Chapter7

庭先でのシーンです。衣装は全編水着姿で、水色に白のラインのホルターネック三角ブラとパンツ、白のスニーカーという格好です。髪はトップを束ねたハーフアップポニーテールです。

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屋外で身体を動かします。色味の優しいビキニは面積が少々心許なく下乳・横乳堂々露出、下もちょっと小さめ。ちょんまげみたいなヘアスタイルでお気楽ムード、ピンクのアイシャドウとチークであま~い面持ちに。

やにわにヨガのポーズを決める凛ちゃん、真面目な顔してるのがちょっとシュール。脇見せつける立木のポーズに笑顔で大の字英雄のポーズ、たくましき太もも。

順次トレーニングを開始。片腕伸ばしを覗き込みド迫力の下乳、立位体前屈でお尻ギュギュッ。エキスパンダーにバランスボールで揺れ・寄せ・歪み、たわわに過ぎるふくらみ。

ベンチに跨る艶めかしいポーズで空気入れシュポシュポ、伏せ・起立・仰向け寝返り形変える球体。木の枝に括り付けたブランコへ移動、揺さぶられながら子供みたいな笑顔を見せる凛ちゃん。ナイスバディが前後左右にゆらゆらゆ~ら。

小さめビキニでインパクト大。カワイイ志向のシーンとなっています。

Chapter8

海でのシーンです。衣装は全編水着姿で、白のスリングショット状ホルターネックモノキニビキニです。脚元は黒の厚底ミュールを履いています。髪は下ろしています。

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薄くなり始めた砂浜でしっとりとポーズを決めます。砂色に馴染む純白水着はパンツからV字に伸びる形状でどう頑張っても横乳・谷間が見えちゃう仕様。風に揺られておデコ晒す為か、もしくはシックな表情作りの為か、前のシーンとビジュアルの印象は変わらないのにやたら大人っぽく見えます。

潮風を浴びながら砂浜を歩く凛ちゃん、まん丸い横乳に自然と目が行く。伸びやかなポーズから抱え込み胸寄せ、軟らかく形を変えるバスト。

腰を下ろして女豹ポーズを披露、露わなボディラインがセクシー。西陽に導かれる様に波打ち際へ、横乳揺らしつつ凛とした佇まいでスマートに魅せます。

寝転び砂浜に身体を預けます。横向き&うつ伏せで歪む・潰れる・溢れ出す。横向きグラビアポーズで艶やかにシメ、ほんのり色っぽさを漂わせています。

大胆なモノキニで晒したボディと、上品に魅せる表情の対比が印象的なシーンです。

Chapter9

ベッドルームでのシーンです。衣装は白のノースリーブワンピース姿。下着は深い紅のシェルフカップ+ハート型ストラップレスブラとパンツ。髪は下ろして内巻きスタイルです。

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閉め切ったお部屋でムードある接近戦を決めます。ワンピースはタイトなシルエットでボディラインが浮上。勝負感ある下着はカップがハート型で下乳露出、ストラップが無い代わりにチョーカーとリボンで結ばれる形をしています。流麗なシルエットの内巻きボブとピンクに輝くうるリップで大人凛ちゃんなビジュアルに。

暖色照明灯ったお部屋で二人っきりに。心拍を紡ぐ様なピアノの調べと共にベッドへゴロリ、はち切れんばかりのワンピース。裾をグイグイせり上げペロン、ベッドの縁に被さる伏せ・反り返りポーズで突き出しヒップ、こんもりバストを注視。

白いヴェールをまとう凛ちゃん。ノッシノッシとハイハイで歩み寄りぷるんぷるん、バックへ忍び寄り豊かなお尻の曲線もアピール。マウントポジションを取り肩を揺さぶり、たゆんたゆんたゆん…。

照明を落としつつ枕元の暖色灯を光源としたゴロ寝ポージング。共にヴェールを被りながら見つめ合い、距離感と赤に染まる姿から伝わる温もり。言葉と口づけ、プレゼントで愛を確かめながら本編が終了します。

厳かに魅せる接近戦。キレイめスタイルに艶やか衣装も見どころのシーンです。

Chapter10

オフショットのシーンです。

Chapter11

DVD・動画配信版のみの特典映像シーンです。衣装は全編ランジェリー姿で、赤黒のビスチェとパンツ、黒の膝上網タイツという姿。脚元は黒のハイヒールサンダルです。髪は下ろして毛先を無造作に遊ばせたアレンジです。

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Chapter9よりもランクアップした(?)スイートと思しき部屋でのシーン。光沢を帯びた生地のビスチェでふくらみpush up、攻撃的な色味のコーデにぷるぷるリップ、涙袋アイメイクで肉食の薫りが漂います。毛先がくるりとカールするのではなくラフにハネた様なヘアスタイルでヌケたアレンジに。

おケツ揺らしつつ登場、踵を返しハードスタイルを眼前に。ワッと照らされきらびやかに浮かび上がります。

一人がけソファに腰掛け脚組み、肘付き胸押し上げつつ気怠い表情。新鮮な佇まい。髪かき上げつつベッドへ移動、露わなデコルテと艶リップを強調する様に顎突き出し。ほんのり色付いたその姿。

膝立ちバンザイで丘陵を見せつけ。カーブの大きなヒップに押し上がる裏もも、締め上げ溢れ出すバスト。仰向けに伏せて抱え寄せ、乱れ拡がる髪に肉々しいボディ、麗しい流し目には大人の色気が感じられます。

最後の最後にどうしちゃったの凛ちゃん…。憂いを帯びたムードで新境地を伺わせています。

まとめ

雰囲気とポーズで魅せるイメージビデオです。

沖縄の一軒家で同棲する凛ちゃんと交際相手との共同生活の様子を描いています。

本作はどこか生活臭さが漂う作風となっています。一軒家、といってもよくあるオシャレな別荘ではなく、琉球建築の家屋が主な舞台。和室やせんべい布団の敷かれた寝床、暮らしの跡が色濃く残ったキッチンからは「それっぽい」雰囲気が感じられます。

凛ちゃん自身もどこか所帯じみた振る舞いを見せています。手料理を振る舞ったりねぼすけのこちらを起こしにかかったり、「バイト」と称したパパ活で生活費を稼いだりと、一家の大黒柱的な描写。対してこちらには勤労の様子が伺えない事もあり、「ヒモ付き女子」の様な印象を受けます。

「慎ましやかな生活をする二人が日々貯めたお金でホテルへと赴き、結婚の誓いを交わす」というストーリー。バカンスの解放感ではなく日常での小さな幸せを描いた、どこか朴訥とした作品となっています。

良かったところ

変わらぬ「愛嬌」と芽吹き始めた「麗しさ」… 、ハイブリッドグラドルへと前進し始めた凛ちゃん!

相も変わらず子供っぽい振る舞いに思わず笑顔を誘われます。グラドルとしては中堅の域に達してもなお、情感表す小難しい技巧には目もくれず、ノー天気と背中合わせのキャラを堅持。オフショットのシーンでは間が空いた事での変化を観てもらえれば、と彼女自身は語っていますが、通しで観た第一印象を率直に言うと、

…うん、そんなに変わってねぇぞ!

「かわいい」をウリにしたグラドルというのは常に激しいポジション争いが繰り広げられていますが、そんな中でも橘花凛ちゃんは相当に個性的な存在のように思います。

近しい位置に就く女の子の代表として星名美津紀ちゃんが挙げられますが、彼女の佇まいや表情、お芝居シーンでの振る舞いは全て洗練されている印象。素を感じさせず「かわいい」を表現するというプロフェッショナルな仕事ぶり。若手が目指すべき姿を示しています。

対して橘花凛ちゃんは「かわいい」という印象こそ重なるものの、そこへの道のりは大きく乖離しています。持ち前の愛嬌で魅せるタイプで大抵キャラを作っている感じは薄め。洗練とは言いにくい仕草は時にしょ〜もなく映る「ユルい」副作用を伴います。

本作でもそんな空気感はそこかしこに充満。ニコニコ笑顔とカマトトぶった仕草でお風呂に浸かったり(Chapter3)海へと繰り出したり(4)、真顔でポーズを決めたりいい歳こいてブランコに揺られたり(7)…と、脱力誘う凛ちゃん節は健在。気がつきゃニヤけてしまいます。

Chapter2では特に色濃く示されており、手始めに台所では粘土を捏ねるかのようにおにぎりニギニギ・お手玉みたいにポンポンポン。遊んでる風にも見えますが彼女は至って大真面目。続く寝室でも手だけ振ってるのバレバレな揺り起こし施術など、「今時新人でももっとうまくやるよ…」と苦言の一つも言いたくなる凛ちゃん仕草に思わず笑いを誘われます。

感情の機微などお構いなしの無邪気なノリは他のグラドルが容易に再現できるものではなく、個性と呼べるまでに昇華。「天然も純度を極めれば芸になる」と教えられた気がします。

…しかし!

キャラについては変わらぬ印象を受けたものの、よくよく観ると()ポージングでは新たな一面を伺わせ始めています。決めた表情には幼さが大分薄まり、物腰柔らかな大人の風合いへと変わっている…。麗しさで魅せるキレイ系グラドルへと大きく踏み込んでいます。

Chapter6では昼下がりに畳敷きの部屋で迫るシーン、モノトーンコーデにオトナの余韻が漂います。風情あるシチュエーションに併せたように溌剌さは控えた中、華を添える柔らかな微笑み。ジワジワと甘美な香りが拡がります。

Chapter8は一層淑やかな雰囲気に。夕暮れ前の砂浜に白モノキニで現れる凛ちゃん、風になびいておデコが露わになり、あどけなさは霧消。西陽を背にして伸びやかに、寝転んでたわやかに。遠くを眺める目線には見違える気高さを帯びています。

そして個人的に最も鮮烈だったのがオーラスChapter11です。ハイランクなホテルルームに現れたのは赤黒ランジェリーに光沢リップ、涙袋伺わす目元で甘辛ハードな大人・凛ちゃん。最初のシーンでおにぎりお手玉してた人とは思えないくらいに、セクシーな姿を決めています。

煌めく容姿を見せつけながらソファへ腰掛け、物憂げにこちらを眺めるお姉様。メランコリックな佇まいに思わず刮目。ベッドへと移り乱れるポージング、豊満な肢体と唇、妖美な流し目で盛んに呼び込む。大人らしさのグンと増したニュースタイルを高らかにアピールしています。

凛ちゃんボディに話を向けると、以前よりも「ムチムチ」っぷりが増した様に思います。ご自慢のHな胸は言うに及ばず、ウエスト・ヒップ・太ももと、見た感じ全体的に余裕残し。特にお尻と太ももはなかなかに「ぷにっぷに」で、よりグラビア的にパワーアップした印象があります。

個別のシーンでとりわけ強調したいのがChapter6の和室で決めるシーン。下乳晒した黒下着はもちろん強烈ですが、より艶めかしさ引き立てるのが明暗色濃い「ライティング」。窓から差す日差しのみで照らされたボディには陰影が深く刻まれ、立体感が一層際立つ…。しっとりした雰囲気も相まって思わず引き込まれます。

Hな胸振り回す衣装もなかなかアグレッシブ。のっけからあられもなく晒すタンクトップに始まり(Chapter2)、三角ブラ(4・7)に眼帯ブラ(3)、グラドル専用変形ブラ(6,9)やモノキニビキニ(8)と、全てに共通する面積の狭さ。横から下からふくらみが立て続けにチラチラチラチラ…、守りに入る様子は見られません。

充実バストを小さく抱えるので何は無くとも揺れとりますが、さらにイチャつき志向の施術で積極アピール。ボディ洗いで自ら弄り(Chapter3)、海での駆け・ハイハイ・浮き輪押し付け(4)、こちらへのマッサージで波打ちプレイ(6)で、次から次に訪れる揺らしの応酬。

タンクトップにノーブラという危うい姿のChapter2は特にインパクト大。身体を上下動さす手料理シーンで谷間と横乳跳ねまくり、寝室でくすぐられ激しく悶絶、四方八方ぶるぶるぶるぶる…。

ヘアスタイルに関してはダークトーンの印象が強かった凛ちゃんですが、今回はやや明るめに。暖かみのあるオレンジ系ブラウンカラーの柔らかな色味で、女の子らしさがジワリ漂うあざと可愛い仕上がりに。

アレンジもタイトにまとめる大人っぽさより華やかさ、ふんわりした女性らしさのあるスタイルがより映えています。毛束が縦に巻かれたレディライクなChapter4、毛先にかけてくびれから外にハネる曲線シルエットの6がそれぞれキュートに決まっていて印象的でした。

うーん…と思ったところ

施術に関しては露骨な疑似行為や開脚といった過激なニュアンスは薄め。直球エロを楽しむ作風ではありません。

物足りないと 感じた時期も あったけど

今なら言える あなたがエース!

一番印象に残ったChapter

Chapter11。

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LOVE RING/橘花凛 (ブルーレイディスク)

参考にしたページ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%98%E8%8A%B1%E5%87%9B

http://www.a-light-style.jp/talent/tachibana_rin/

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