徳江かな Blu-ray「かなの恋愛予報」レビュー

徳江かな「かなの恋愛予報」

9.3

かわいい度

10.0/10

セクシー度

7.0/10

エンタメ度

10.0/10

ムチムチ度

9.5/10

オシャレ度

10.0/10

いいところ

  • 少女と大人が交錯…ハタチの魅力を見逃すな!
  • 哀切!侘しい目線に胸詰まる珠玉のポージング
  • 機微!繊細な心の動き捉えたお芝居シーン
  • ブ厚!見栄えの増したムチムチボディ
  • 揉弄!揺らし施術でぷるぷるぷるっ!

よくないところ

  • ボディの「超ド級感」は抑え気味
  • お色気要素はマイルドに

正統派ロリムチグラドル、徳江かなちゃんの通算5作目となるイメージビデオ「かなの恋愛予報」のBlu-ray版のレビューです。販売元はラインコミュニケーションズ、レーベルはアイドルワン、ディレクターはノムラヨシキさんです。

http://www.i-one-net.com/item/1377

本ブログで徳江かなちゃんの作品をレビューするのは、前々作「ボクのことが好きでたまらない妹」、前作「僕のあこがれ かな先生」に続き、今回が3回目です。

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徳江かなちゃんって?

神奈川県出身、芸能事務所ヴィスカエンターテイメント所属のグラビアアイドルです。

若手No.1との呼び声も高い(私の中で)、今ノリにノっているグラドルです。

高らかに名乗りを上げたデビュー作以来、陰の薄い2作目除き間断なく発売された作品がいずれも秀作揃い。「次来る」どころか「おいおいどこまで行っちゃうのよ?」状態の女の子です。

鷲鼻が特徴的な濃口丸顔に正統的黒髪ミディアムと、ピチピチ要素が色濃く残ったキュートなルックス。一方ボディは「ムッチムチ」。女性的な曲線を維持していながらお尻から太ももにかけて強烈に張り出す体型は他に類を見ないレベル。図抜けたグラドル適性を示しています。

「若さ」というのは得てして「粗削りさ」と隣合わせですが、彼女にはそんな安易な方程式は不適合。カワイイもセクシーも何でもこなす振る舞いは安定感があり、一タレントとして大きな可能性を秘めています。

各Chapterレビュー

「かなの恋愛予報」のパッケージ画像

「かなの恋愛予報」パッケージ

バリが舞台です。同棲している彼ともう一人の彼との間で揺れるかなちゃん…という物語になっています。

徳江かなちゃんの髪の長さは肩にかかる長さのミディアムヘア、前髪は眉が隠れる長さで下ろしています。

Chapter1

各Chapterのダイジェスト+タイトルシーンです。

Chapter2

ベッドルームでのシーンです。衣装は淡黄色のカーディガン一枚姿。下着はノーブラに白のパンツです。髪は下ろしています。

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朝っぱらから彼とイチャつくシチュエーション。薄手のカーディガン羽織っただけの姿で無防備に谷間晒し。パンツもバックが切り上がる形状でお尻が露わになっています。起き抜け風情のナチュラルヘアで気取らないスタイル、持ち前の可愛らしさが引き立ちます。

天蓋ベッドで眠るかなちゃん、ゴロゴロゴロゴロで歪む尻・もも。目を覚ますとこちらに乗っかりマッサージ施術。太鼓の乱れ打ちで谷間が揺れ跳ね、回れ右して張り出しヒップと急接近。子供っぽい仕草と笑顔ではっちゃけます。

ベッドの上で動き回り。ハイハイであっち向いてウロウロ、こっち向いてウロウロ。お胸抱えて寝転び回転、ムニュムニュムニュ。

ボタン外しあられもなくポーズを決めます。女の子座りで肩口はらり、貼り付き隠しで胸寄せグニグニ。膝立ちバックではらり脱ぎ捨て覆い隠す疑似手ブラ姿に、腰突き出しつつチラつく横乳のふくらみ。

ノーブラ衣装で胸元アピール。キュートなルックスと仕草も決まっています。

Chapter3

夜更けのベッドルームでのシーンです。衣装は所謂「制服姿」。白のブラウスに紺のプリーツスカート、白のルーズソックスにえんじのリボンネクタイ、黒のローファーという格好です。下着は黒地に緑のブラとパンツ。髪は下ろしています。

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かなちゃんによく似た幼馴染との思い出、という設定のシーンです。「現役」と捉えて差し支えない制服姿。ゆるめのネクタイに襟元開き、ルーズソックスで気持ちギャル志向が強め。仄かなチークと艶めく朱リップであざと可愛く仕上がっています。鮮やかな緑が目を惹く下着は気持ち大きめ、ホールド系ブラで谷間がキレイに持ち上がっています。

真っ暗闇の中照らしたお得意の手法で進行します。ベッドの上で恋バナをする二人、キャピキャピ度増したキャラでリアルJK感が漂います。

お年頃の男女がすることは一つ()。服脱ぎ肌を露出し始めるかなちゃん、ボタン外すと豊かな谷間がコンニチワ。ベッドへ突っ伏して脚バタバタ、裏ももぷるぷるぷるん。

黄色いアイスでおやつタイム。添い寝で先っちょぺろっぺろっ、プレイは相当ソフト。下着姿でにこやかにポーズ決めへ。砕けたトーク交えつつ胸・笑顔へグイグイと接近。

妖しく迫る制服ポージング。肩肘張らないトークで独特の空気感が漂っています。

Chapter4

プールでのシーンです。衣装は全編水着姿で、紺の前留めハイレグワンピース水着です。脚元はブルーのビーチサンダルを履いています。髪型はポニーテールです。

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好天のプールでの施術からポージングに続きます。水着は胸元のみジップを下ろして谷間見せ。ハイレグもフロントに角度があり肉感丸出しに。前髪だけ残したスッキリポニーテールでシンプル&爽やか。

カンカン照りの下でまずは身体を動かします。イッチニッサンシで立位体前屈、キュッとなるハイレグ。温まったところでひと休み。ケツ向け立位を舐めるように&腰掛け姿を下肢から胸元へギュイ〜ンと接近。

浮き輪伴いプールへ。にこやかに身体を預ける徳江ちゃん、輝く笑顔と水面が爽やかに過ぎる。

濡れたまま玄関先でしっとりポージング。物憂げに立ち尽くしジップをジジジ…、ド派手に溢れ出す肉感。踵を返し前傾・女の子座りでお尻差し向け、グワッと張り出した横幅。こちらを伺う表情には少女の面影が色濃く残っています。

アイドル風情の水浴びから雰囲気あるポージングへ。可愛らしさの引き立ったシーンです。

Chapter5

庭先でのシーンです。衣装は薄紫のリンガーTシャツにデニムのローライズホットパンツ、白のビーチサンダルという姿です。水着は白地に赤の水玉三角ホルターネックブラとパンツ(紐パン)。髪は下ろしてサイドを三つ編みでまとめたスタイルです。

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新たな人物との出会いのシーンです。可愛らしいリンガーTシャツはパツパツで明らかにサイズが小さすぎる感。下着ばりのホットパンツでいやが上にもお腹に目が行きます。水玉ビキニもキュートですがこちらも小さめ。触覚残したサイド編み込みヘアに自然な肌艶でロリカワなルックスに。

偶然通りかかった洗車中の人物と意気投合する徳江ちゃん、直ぐに打ち解けお手伝い。後方から露わな太ももを注視。水ぶち撒けられ衣装脱ぎ捨て、瑞々しいバストを車体に押し付けムニムニムニッ。

衣装着直し社内へ移動。世間話交えつつクリーム伴うボディタッチ、太もも・下腹部・胸元弄りぷるっぷるっ。水着姿になった濡れボディへ接近。膝抱えで太もも、倒したシート乗りお尻へ、体温まで伝わる寄りっぷり。

ちっさい衣装と施術でムチ感強調。カワイイ志向のルックスも光っています。

Chapter6

ダイニングルームでのシーンです。衣装な黒の膝上丈ノースリーブワンピース一枚姿。脚元は黒のハイヒールミュールを履いています。下着は赤のストラップレスブラとパンツです。髪は下ろしています。

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お酒を酌み交わしトークからポージングへと続きます。黒一色のワンピでシックに決めるかなちゃん、朱色のリップが女っぷりを引き立てます。下着は赤で勝負に出た模様。髪はサラサラではなくマットで束感があり、シルエットも首元でくびれて大人っぽく見せています。

夕日差し込むダイニングでワイングラス片手に「乾杯」。一口二口含んだ後に彼への愚痴をつらつらと、頼りになりそうな相手に癒やされ心惹かれ始めるかなちゃん。

ポーズを決めます。灯を落とした中夕焼けを頼りに前屈み・しゃがみ姿で太もも見せ。髪かき上げあどけなさ見せたかと思えば、日を背に受けての見返りで侘しさが覗く。繊細に移ろう表情。

下着姿へ。グイッとワンピたくし上げ胸寄せ。潤んだ瞳でニクい微笑み。椅子の背もたれに胸乗っけムニムニっ、乱れた髪が頬へと被さりジワジワと滲む色気。最後はソファに仰向け抱えるように寄せ。軟らかく形を変えています。

赤く染まりながら漂う寂寥と色気。珠玉のムードを帯びたシーンです。

Chapter7

ベッドルームからお風呂でのシーンに続きます。衣装は全編水着姿で、白のハイレグワンピース水着です。髪型は位置高くまとめたお団子ヘアです。

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再び暗闇の中照らされての接近戦とボディ洗いを披露します。見た目素っ気ない程にシンプルなワンピース水着はくびれまで切り込まれた急角度ハイレグで肉付きが丸出しに。お団子が目を惹くルックスで可愛らしい仕上がり、光を受けて唇が麗しく輝きます。

天蓋ベッドに浅く腰掛けるかなちゃん。儚げに見つめながら両脚乗っけて裏ももムニムニ。回れ右して尻・ももアピール、四つん這いを見下ろし強烈に張り出すヒップライン。

お風呂へ移って身体を洗います。立位で湯をかけ流し、ボディソープを塗りたくり。はちきれんばかりの腰部がツヤッツヤに。泡まみれのまま角っこで小さくしゃがみ込み、寂しそうに目を遣りながらまぁるく拡がるヒップ。

環境音のみの装飾削ぎ落としたポージング。淡々とした空気感に引き込まれるシーンです。

Chapter8

リビングでのシーンです。衣装は白のバスタオル一枚姿。水着は白地にカラフルな花柄のホルターネック三角ブラとパンツです。髪は下ろしています。

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明るいお部屋でお風呂上がりにリラックスします。胴のみ隠したバスタオル姿で谷間・太ももチラリズム。水着は柄こそ子供っぽいものの上下とも面積小さめの攻撃的仕様。肩に纏わるサラサラヘアにナチュラルな肌ツヤ、馴染む色味の唇でかなりキュートに見せています。

やにわにチュッパチャップスを嗜むかなちゃん。撫でるようにペロペロしつつソフトに口づけ。四つん這いで上目・ゴロ寝で胸寄せの合わせ技、ピュアピュアな目線に思わず頬が綻びます。

ソファに寝転ぶカラダにマッサージを施します。突っ伏した裏もも弄りムニムニムニ、裾めくりお尻もついでにムニムニムニ。押し込まれ激しく波打つお肉。

バスタオル脱ぎ捨てくるり寝返り、ボディオイル伸ばしつつくすぐりプレイ。太もも弄りぷるぷるクネクネ、両脚掲げるセクシーポーズで裏ももも丁寧に。グイッと接近し胸元・首筋コチョコチョコチョ、笑顔で身悶え弾むふくらみ。

ポップな雰囲気で見せるベタな施術。ロリかわいいルックスが光っています。

Chapter9

ベッドルームでのシーンです。衣装は淡い緑のノースリーブブラウスに水色地にカラフルな花柄のギャザースカート、ベージュのハイヒールミュールという格好です。下着は薄紫のブラとパンツ。髪はハーフアップのポニーテールです。

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明るい陽の射すお部屋でポーズを決めます。淡い色味が涼しげなコーディネート、水彩画のようなスカートの柄が可愛らしい。下着は上下とも妙に生々しさ漂う綿モノ。サイドをキレイにまとめたハーフアップとナチュラルな肌ツヤで清楚なルックスに仕上がっています。

別れと出会い、そしてまた「別れ」。しつこい相手に愛想を尽かし、一人家を出るかなちゃん。勢いで別れたものの、寂しさで胸が詰まり感情が零れ落ちる。

彼の下へ。素直になんて言えないけれど、でも彼の温もりを感じたい。強張った表情は触れ合うことで癒されほっと朗らかに。細やかに揺れる少女の心が伝わってきます。

ワルツの音色と共にポージング開始。スカートめくり生脚晒しながら麗しい微笑み。ブラウス開いて胸グニグニっ、パンツも見せてちょっぴり淫らな脱ぎかけ座り姿。終始逆光でぼうっと身体が浮かびます。

下着姿に。立位でブ厚いボディに神々しく輝くスマイル。椅子に大股開いて座りバックショット、ずっしりヒップにグワッと拡がるボディライン。床へ腰掛け、やがて寝そべり、まっすぐな思いを口にするかなちゃん。

哀しさ、寂しさ、そして安らいだ嬉しさ。繊細な感情を捉えたシーンです。

Chapter10

お風呂でのシーンです。衣装は全編水着姿で、ベージュ地に白の花柄眼帯ブラとパンツ(紐パン)です。髪型はポニーテールをバンスクリップで留めたお団子、顔周りに後れ毛を多めに残したスタイルです。

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奥手に観葉植物の並ぶ露天風呂に入ります。眼帯ブラは横幅がかなり小さめで谷間と横乳がド派手に溢れ出し。はらりと流れる後れ毛が目を惹くルックス、束ねた毛先がチラつくのがかわいらしい。

すっかり仲直りの二人。明るいお風呂で「身体洗って」と甘えるかなちゃん。泡備えたブラシで胸元・脇周り・お腹ゴシゴシぷるぷる、ニコニコと身悶え。更に見返りお尻も要求。前傾姿勢で突っつき突っつき、姿勢を正した尻・ももを仰ぎ見。ぷるっぷるっぷるっ。

濡れポージングに続きます。王道的しなだれからアザラシのポーズへ、寝転び姿で艶かしく拡がる曲線美。起き上がり柱へと寄り添い、ムニムニ押し付け・回り込み腰クイッ。空の浴槽に仰向け胸寄せ、ボディが瑞々しく輝いています。

ラブラブムードで弄り・ポーズ決め。愛らしさ引き立つ定番施術でシメています。

まとめ

穏やかなポーズと施術で魅せるイメージビデオです。

同棲している交際相手の彼と、ケンカ別れしている間に出会ったもう一人の相手との間で揺れる女の子を描いています。

「彼氏と別れ、新たな相手と出会い、そして…」という明確なストーリーに沿って進行する本作。物語から独立しているChapterもあるものの、多くは前後のシーンとの繋がりを持っています。

本作では相手方(=視聴者)の人物像が複数存在しているために、徳江かなちゃんの振る舞いも併せて違いが見て取れます。元々交際中だった彼は近しい世代と思わせる砕けた喋りをする一方、後に出会うもう一人の相手は親しくなっても敬語交じり。聞き上手で包容力ある雰囲気に甘える素振りも見せています。

徳江かなちゃんは他の作品には見られない程に豊かに感情を表現しています。イメビ的な弾ける笑顔に限らず、時に怒りを露わにしたり、寂しさを抑えきれなくなったり、彼との触れ合いで癒され心満たされたり…。繊細に移ろう彼女に自然と気持ちをを重ね合わせて観てしまいます。

良かったところ

「ハタチ」だからこその少女の面影と大人への萌芽…。そしてついに全貌が明らかになった、めくるめく表現力!

ピッチピチ感マシマシのビジュアルでかわいらしさが一層引き立っています。黒髪ぱっつんミディアムヘアにまるまるとした輪郭と、定石通りのスタイル。スラブ風味のエキゾチックフェイスは実に華やかであり、笑顔にはパッとこちらを明るくさせるパワーを感じさせます。

彼女は割と作品ごとに甘口だったり大人志向だったりと、ルックスに違いが見られるのですが、今回は「ピュアピュア系」。目元と唇のみ施し、後はサラっと…という引き算メイクな印象。自然な肌ツヤは健康的で若々しく、アイドルチックな透明感が際立っています。

象徴的なのがChapter8のかなちゃん。持ち前の血色で色づく頬と唇に、素肌と見紛う光沢を放つフレッシュなお肌。そして仕上げはサラサラと肩に纏わるぱっつんストレートヘア。清廉なルックスで目を見張るかわいらしさ。狙い気味の目線で思わず目尻が下がります。

しかしながら、ハタチを迎えたかなちゃんの美貌は「カワイイ」だけに収まりません。いっぱしのロリ系とは一線を画するメリハリあるハーフ顔は着飾るほどにきらびやかに、女性らしさ引き立てる程にセクシーに…。かねてより覗かせている「大人路線」へ向けたノビシロは、歳を重ねたことで一段と色合いが濃くなっています。

本作における該当シーンはシックに決めたChapter6です。ワイン酌み交わす大人の嗜みに身を投ずるかなちゃんはルックスもハイランクに。垂涎の生脚・二の腕・ボディライン丸出しワンピに曲線的シルエットと束っぽウェーブで瀟洒なムードをプラスしたヘアスタイル、そして仕上げはほんのり赤らんだうるリップ。艶やかレディライクな着こなしは堂々たるもの。お仕着せの雰囲気はありません。

子供と大人のせめぎ合いは一つのシーンの中でも窺い知ることができます。Chapter6においては髪まとめ上げ輪郭を露わにすれば若々しい愛嬌が満ち溢れ、一方で下ろした髪が頬に被されば途端に色っぽさが姿を現し始める…。目まぐるしく変わりゆくビジュアルはハタチならではです。

本作最大のハイライトは徳江かなちゃんの豊かな表現力です。イメビじゃなかなかお目にかかれない感情表現にグイグイと引き込まれてしまいます。

かつてはセクシーさもウリの一つだったかなちゃんですが、今回はディレクターの変更に伴い微妙に路線が変わっています。「ノムラ流」と言うべき素朴なキャラクターを捉える作風によって描かれる、飾り気のない笑顔、柔らかな雰囲気。より正統派路線へ踏み込んだ印象です。

さらに、ノビノビと感情を現す様子は時に叙情性も帯びています。想いをハジケさせるのではなく内に押し留める表情は触れれば霧消する程に儚く、胸が詰まる程に切ない…。彼女がイメビデビューから一年少々であることを忘れさす位、細やかに移ろう表情を見せています。

象徴的なシーンがChapter6の夕焼けポージングです。厳かな空気の流れる中、黄金色に灼かれながら抑制的に振る舞うブルージーなかなちゃん。哀切交じった目線が深く沁み入る…。「シブい!」。

さらにさらに、心の機微を伝える振る舞いはお芝居シーンでより一層輝きを放ちます。彼ともう一人の相手との間で恋に揺れ動くかなちゃん。時に怒り、時に朗らかに、そして時に昂る感情を抑えられなくなる表現はグラドルとは思えぬ程に繊細…。イメビのレビューでこんな話はお門違いもいい所でしょうが、溢れる才覚に恥を忍んで記させて頂きます。

惚れたシーンはChapter9です。一時の感情に任せた別れで独りに。深く沈み、寂しさで目線が揺らぐ間に悲しみがこみ上げてくる。余りに青臭く、純粋で、可憐なる少女の姿。

とぼとぼと行き着いた先は「彼」の部屋。素直になんて言えない、でも彼の温もりで癒されたい…。決意を込めた言葉で彼を呼び込み、触れ合うことで意固地だった表情は柔らかく…。

あぁ〜っっ!!!

若いっていいな〜!!!

最後に、これはイメビのレビューなので()、かなちゃんボディに関して言うと、ご自慢の下半身は相も変わらずたわやかでムチムチしています。正直、異様なまでの張り方をしていた前作までと比べると若干スッキリして見えるのですが、それでも丸みを帯びた肉付きははち切れんばかり。むしろ見栄えが良くなって好印象を受けました。

衣装ものっけからお尻晒す切り上がりパンツ筆頭に(Chapter2)、ハイレグ(4,7)、小さめパンツ(5,8)と、お肉アピールに余念はなし。個人的には瑞々しく輝きながらの横向き・アザラシ寝転びポージングが最も「ムチムチ」だったかと(10)。

また本作では胸アピールに軸足が置かれている点も特徴的。ノーブラカーデであられもなく晒し(Chapter2)、巨乳と見紛うヘヴィな寄せ上げバスト(3)、谷間丸出しフロントジップ(4)に小さめ三角(5,8)・眼帯(10)と多士済々。危うさで言ったらこっちの方が上かも?。

施術は徹底して揺れ見せ特化。ゴロゴロしたり突っついたり弄ったりで上も下もお腹もぷるぷるぷるぷる…。目を惹いたシーンはChapter8のマッサージ。うつむき・膝抱え・仰向けで指押し込まれ激しく揺さぶられております。

うーん…と思ったところ

上述の通り、ボディの迫力は前回程ではなくなったかな…という印象です。岩石の如きお尻、焼きたてのケバブの様な太ももの重量感はなかったような…。

また、危ういポーズや艶っぽい目線で誘うニュアンスは大分控えめ。セクシー要素はかなり薄まったように思います。

天才グラドル、徳江かな。

一番印象に残ったChapter

Chapter9。

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かなの恋愛予報/徳江かな (ブルーレイディスク)

DMM動画リンク

アイドルワン かなの恋愛予報 徳江かな

参考にしたページ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E6%B1%9F%E3%81%8B%E3%81%AA

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