正統派ロリムチグラドル、徳江かなちゃんの通算6作目となるイメージビデオ「初恋のはじめかた」のDVD版のレビューです。販売元はイーネット・フロンティア、ディレクターは上村知之さんです。
http://enet-dvd.com/2019067219/
本ブログで徳江かなちゃんの作品をレビューするのは、3作目の「ボクのことが好きでたまらない妹」、4作目の「僕のあこがれ かな先生」、5作目の「かなの恋愛予報」に続き、今回が4回目です。
徳江かな Blu-ray「ボクのことが好きでたまらない妹」レビュー
神奈川県出身、芸能事務所ヴィスカエンターテイメント所属のグラビアアイドルです。
意外と業師なパワーヒッター!?技・体で魅せる才能豊かな女の子です。
エキゾチックな風味いっぱいの派手めな顔立ちが光る女の子。ハタチ相応のあどけなさも残している一方、口を開くとアルトな声域で初見時はそれなりにビックリさせられます。
グラドルとしては骨太な体躯が特徴的。個々のパーツがうんぬん以前に骨格が逞しくて、走り回れば重戦車の如く、大地踏みしめば雄々しくといった具合に、女性的ふくよかさよりもパワフルな威圧感が先に立つ印象があります。
このテのタイプは芸のない輩も目に付きますが、彼女は割と繊細な表現にも気を配る腕利き。デビュー以来かなりのペースでイメビを出していますが、濃厚な色艶から叙情性まで演じ分けた姿に冗長な感はありません。
バリが舞台です。看護職の研修で訪れた徳江かなちゃんが教官との仲を深めていくストーリーになっています。
徳江かなちゃんの髪の長さは肩にかかる長さのミディアムヘア、前髪は眉の真上で揃えた長さで下ろしています。
エントランスとリビングでのシーンです。衣装は水色ストライプのブラウスに黒のタイトなミニスカート、首元に茶と金色のスカーフを巻き、黒のハイヒールパンプスを履いています。下着は黒のストラップレスブラ、ストッキングを履いています。髪は下ろしています。
プールでのシーンです。衣装は全編水着姿で、チャコールグレーとオレンジのハイレグワンピース水着です。髪は後頭部でまとめたお団子ヘアです。
庭先でのシーンです。衣装は薄ピンクのキャミソールにデニムのショートパンツ、白のコンバースを履いています。下着はノーブラと白地に花柄のパンツです。髪はポニーテールです。
お風呂でのシーンです。衣装は白のTシャツ一枚姿。水着はピンクのバンドゥ型ブラとパンツです。髪は後頭部でまとめたお団子ヘアです。
テラスでのシーンです。衣装は黄色のホルターネックキャミソール一枚姿。下着はノーブラに白のフリルのついたパンツ(紐パン)にピンクのパンツの重ね履きです。髪はポニーテールです。
ベッドルームでのシーンです。衣装は看護師コスプレ姿。ピンクのワンピースにナースキャップを被っています。下着はピンクの変形ブラとパンツ、白のストッキングも履いています。髪は後ろでまとめたお団子ヘアです。
ベッドルームでのシーンです。衣装は白と青のボーダーカーディガン、水色のもこもこ靴下を履いています。下着はノーブラに白のパンツ(紐パン)です。髪は下ろしています。
東屋でのシーンです。衣装は白地に花柄のキャミワンピ一枚、白いサンダルを履いています。水着は白地に赤系の水玉三角ブラとパンツです。髪は下ろしています。
ベッドルームでのシーンです。衣装は黒のセーターに紺のチェックミニスカート、黒のハイヒールサンダル姿です。下着は黒のブラとパンツにニーハイストッキングを履いています。髪は下ろして縦に巻かれたスタイルです。
リビングでのシーンです。衣装はオープニングで披露したブラウス姿。下着の露出があり黒のブラとパンツを着用しています。髪は下ろしています。
施術とポーズで魅せるイメージビデオです。
看護職の研修でバリのヴィラに訪れた徳江かなちゃんが、指導を担当する教官に対しての片想いを実らせていくストーリーになっています。
ラストのオフショットでも述懐されていますが、本作の徳江かなちゃんは地声ではなくややハイトーンの声質で演じています。年下設定に天真爛漫な役柄も含め、割と幼気に映っている印象です。
好意を抱く徳江かなちゃんから積極的にモーションを仕掛ける展開。「誘惑」と言うと聞こえは良いですが半ばこちらの都合などお構い無しに攻め立て・挑発気味に施術をねじ込んでいく、ぶっちゃけ一方通行な展開になっています。
テロップで示される相手側(こちら)の口調が年上の役柄を加味してもかなりぶっきらぼうで、ノリノリな徳江かなちゃんとの温度差が激しく、余計に一方的な感が強調されています。
かなの初恋はアグレッシブ!笑って捲って勇往邁進!
若々しくチューンアップされた振る舞いで明るく可愛らしく魅せています。看護学校の教員に恋慕する役柄の下、純粋無垢なキャラで突っ走る徳江ちゃん。躊躇なく花咲く笑顔はどこか1stの頃を思い起こさせます。
片耳出して自信ありげに微笑むジャケットを見て「今回はおとな路線かな?」なんて目処をつけていたのですが、蓋を開けてみればハイトーンボイスで役を作ったピュアカワ路線にシフトされていた本作。
上村Dと田畑Camという陣容はデビュー作と同じ顔ぶれの様ですが、踏まえて観ずとも血色良好ナチュラルメイクにサラッサラな黒髪ストレート、ケレン味無い笑顔はデビュー作の頃の彼女と重なる印象があります。
低い地声に喜怒哀楽豊かな彼女の先入観から早速踏み出したのがオープニングの姿です。衣装こそフォーマルに決めてはいるもののキンキン声に気もそぞろなご様子は落ち着きと無縁。ハキハキ口調にハジける笑顔で目いっぱいに拡がるハツラツ感。「おっ、雰囲気変えてきたな」とのっけから印象付けられます。
さらにサラサラ下ろし髪で明るいお部屋に降り立った姿はピュアピュア感が一層増強(シーン6,7)。6ではメークアップもかなり薄口に見えて眉が露わになった短め前髪も相まって幼さバージョンアップ。朝っぱらから舐めやらポーズに接近するプレイでロリコン狙い撃ち。
続くシーン7では白のキャミワンピで夏休み感漂う徳江ちゃん、チラチラ目配せ・裾抑える仕草がわざとらしくって微笑ましい。ビキニ姿に変わるとマッサージを要求、潤んだ瞳に芝居がかった声色で甘ったれ。純朴少女の暴走に巻き込まれ背徳感が色濃くなっていきます。
一方でムーディーなシチュエーションでは色気が如実に表れる点が彼女の売れっ子たる所以でしょう。直情的ポーズと共に滾る目線は説得力十分、いっぱしのロリ系との違いは明確です。
ダークトーンの衣装と巻き髪で誘うシーン8は夜更けの情景も相まって本作屈指のお色気シーン。お嬢様系のビジュアルに黒光りする下ろし髪、寒々しく照り返す肌艶のコントラストで描き出すシックなムード。胸やらケツやら差し向けながら横顔からは身体焦がれる切なさが、見つめ合う目線からは恋情叶った悦びがなみなみと。
黄昏時から夕暮れへと変わりゆくシーン9では甘い素振りで乱れる徳江ちゃん、恋心でのぼせた身体を彼の手触りで癒して欲しい…。胸元晒し・手を取って導き、蕩けきっている目線に喚起され思わず下肢へと手が伸びる。満足気な微笑みで恋の成就を噛みしめる清楚系ビッチ・徳江かな。
毎度毎度インパクトの強い徳江ちゃんボディは今回も破壊力高し。大柄な体格に実る雄大なヒップに逞しき太もも、余裕を伺わせる腹回り…、ムッチムチぶりはあいも変わりません。
彼女の姿を観る度に同じ感想を抱くのですが()、つくづくその体付きは「雄大」。正直言うと常識を遥かに超えていた臀部の肉付きは多少削ぎ落とされて映るのですが、針落とせば炸裂せんばかりの量感自体は収まった様子無し。寧ろ次第に顕著になっていくのがガッシリとした骨格で、立位や腰掛けた姿には年頃の女の子と思えぬ風格が漂います。
水着でもって異様な体躯を描き出しているのがシーン1のハイレグ水着姿です。パッと見競泳選手か、もしくは水球選手でも通じかねない逞しすぎるアウトラインに奥行きブ厚い胸・腹回り。さらにグラビア的に加工された急角度ハイレグで尻・ももの肉が露わになって、迫る度表面張力に圧倒される…。
施術に関して特筆なのがお触りプレイを多用している点です。上村Dお得意の近距離戦術で弄られまくる胸・尻・もも、本作においてはポーズよりも触り施術でムチ感を演出している印象があります。
「どれ」って言っても最初っから最後まで触られまくりなのですが、目を惹いたのはシーン7の被オイルマッサージです。腹這い・仰向け寝姿で塗りたくられた胸元・臀部をグニグニグニグニいじめ抜き、こんもり乗っかるお肉が軟らか〜に揺れる揺れる…。
意外だったのがバストの積極アピールです。豊かさで言ったら「上よりも下」なのですが本作における衣装の攻め方は完全に「下よりも上」。横から下からふくらみ飛び出す衣装を数多く着用しています。
眼帯(シーン2)・バンドゥ(3)・三角(7)と続くビキニ系のブラは揃いも揃って面積小さく横乳&下乳を視認可能。一方下着はガッシリ持ち上げる系でバストアップを演出(5,8,9)、5ではバンドゥ型カップが小さく下乳が丸出しに。さらにノーブラ衣装もエプロン風キャミソールに極小カーディガンで無防備な胸元晒し(4,6)。
中でも最も危ういのがシーン9の下着姿です。ななめ45度の角度で隠すブラカップは面積がバストトップギリギリのサイジングで抱え上げたバストが零れんばかりに溢れ出す仕様。ぷにっぷにの胸元に自然と目が行ってしまいます。
中盤にかけて「陽の差す明るいお部屋にて晒す系衣装で弄られる」形の似たようなシーンが立て続く印象があります。ビジュアルも含め変化に乏しくさっきも見たぞ的な既視感が結構な勢いで漂っています。
ロリムチ返りの徳江かな、安定の一作。
シーン1。
http://www.visca-e.com/contents/model/model-123
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E6%B1%9F%E3%81%8B%E3%81%AA