海里 DVD「海の彼方で逢いましょう」レビュー

海里「海の彼方で逢いましょう」

8.2

ラブリー度

10.0/10

セクシー度

7.0/10

エンタメ度

8.0/10

ムチムチ度

8.0/10

麗しい度

8.0/10

いいところ

  • 脱力誘う「ゆるキャラ」!?新時代の癒し系!
  • 美女っ!清楚に華麗に振り幅大きく魅せまっせ!
  • マブっ!都会派センスは髪型と唇に宿る!
  • ぷるっ!お尻とバストの仕上がり良好!
  • むちっ!たわやかボディを大胆衣装で振り回す!

よくないところ

  • もっと、熱くなれよおぉぉ〜っ!!!
  • 過激なプレイは封印

泣きぼくろアーバンガール、海里ちゃんの通算2作目となるイメージビデオ「海の彼方で逢いましょう」のDVD版のレビューです。販売元はイーネット・フロンティア、レーベルはFORMです。

http://enet-dvd.com/2019087284/

本ブログで海里ちゃんの作品をレビューするのは、今回が初めてです。

海里ちゃんって?

埼玉県出身のグラビアアイドルです。

「令和デビュー」の決まり文句で売り出された遅咲き新人グラドル。海で使う距離の単位とは何ら関係がありません(多分)。

女性らしさ満ち溢れる胸元ロングヘアに涙袋が下支えする目元、目立つ泣きぼくろが光る垢抜けた顔立ち。はすっぱに見せない佇まいには元受付嬢の名残が色濃く残っています。

毎年雨後の筍のように新興勢力が登場するこの業界。実際、デビュー作のみで行方知れずになる者も珍しくはない中順調に2作目に漕ぎ着けた点を考えても、ルーキーの中で一歩先んじた存在と言えそうです。

「海の彼方で逢いましょう」所感

「海の彼方で逢いましょう」パッケージ

バリで撮影されています。海里ちゃんの髪の長さは胸が隠れるロングヘア、前髪は眉に被さる長さで下ろしています。

ヴィラや各地へバカンス感覚で赴きながら、ポーズを決めていく構成になっています。

寝起きベッドシーンから開始するように多くは恋人風情で進んでいくものの、合間にヒッチハイキングするシーンがあったり質疑応答が挟まれていたりと、割と雑然とした構成になっています。

本作において唯一マトモにやり取りを見せるのが件のベッドシーン…ではあるのですが、旅先にも関わらず出不精なこちらに駄々をこねる様子がかなりユルく、開始早々に笑ってしまいました。

ポーズを取っている姿を観ていてふと思ったのですが、結構自分の世界をしっかり持っている人なのかな…と。決して無愛想ではないものの声を張らずに常にふわ~っとした雰囲気、一方で迫られても思いの外気圧されずに一定のテンションを保ち続ける感じ…。「友達に(考え方が)変って言われる」と自ら語っていますが、変かは兎も角かなりマイペースなようにお見受けしました。

良かったところ

単なる美女ではありません!新世代お姉さんの実力は天然モノ!

スレてない立ち振る舞いが何とも微笑ましく映っています。どこからともなく醸し出されるふわっふわな雰囲気、ソツ無く熟れた女の子とは違った味わいの感じられる作品になっています。

ギルドと竹書房の強力バックアップの下、盤石の布陣でデビューを飾った1st「Debut!」。背徳感煽る関係性になかなか容赦のない接写、そして何より初々しい姿が印象的な作品でありました。

翻って本作。上司と部下の秘めたる恋模様はバカンスに訪れるカップルというふわっとしたものへ、グイグイ迫ったカメラワークは身体全体を描写する距離感へ、人見知り状態だったお芝居シーンは口数減らしポージング重視の構成へ…。

前作と比較すると全体的に「演出」感が減退。イメビ的においしいプレイが少なくなった事で、有り体に言って「ヌルくなっている」のは間違いありません。

しかしながら、作風の変化はネガティブな側面だけではありません。演じる要素が少なくなって肩の力が抜けて映る海里ちゃんは、前回とは見違える程リラックスしたグラビアを見せています。

時にヒリついた目線を向けて、「もしかしてSなのか」とさえ思わせた前作に比べ朗らかさが大幅に増量。キツさは消え失せ・一歩離れてフッと微笑む主張の仕方が穏やかな空気を醸し出し、ほんわかした癒しのムードを演出。

ありのままを捉える手法はインタビューや数少ないお芝居シーンでも斜め上の効果を発揮。自分を大きく見せたり飾ったりしない海里ちゃんはタレントとは思えない程に自己主張が控え目。「おっとり」したキャラクターで口を開く度変な(?)空気が漂います。

聞き漏らさぬよう注意を要する蚊の鳴くような猫撫で声、内容なんて特にありゃしないボソボソつとつとフリートーク、眼と眼が合えばお決まりのように口角上げる受付嬢風表情作り…。

ゆるゆるでふにゃふにゃでふわっふわっふわっ。訴えかける熱量に欠けた和ませ系の立ち振る舞いに倦怠感を酷く刺激され「ブログなんてやってられるか」と思うこと暫し(マジ話)。

グラビア作品として見た場合、色とりどりなビジュアルが何より目を惹きます。衣装とヘアスタイルで可憐にも美しくも変化する着こなしに目移りが止まりません。

銀座がよく似合うハイブラ女子は着こなし方も超一流。清楚に見せれば思いっきり可愛らしく・おめかしすれば華麗へと変わる…。移ろいゆく姿形はいずれも目のご馳走ばかり。

可愛らしさが際立っているのがワンピースを纏った姿です(Chapter6)。清楚を気取ったサラサラ下ろし髪に夏真っ盛りな白地に花柄ワンピース、一体全体どこのアイドルですかと言いたくなる可憐すぎる出で立ち。いじらしい甘え口調で狙い撃つ夏のお嬢さん。

Chapter10後半と11で見せる濃紺ワンピも秀逸。ゴージャスに巻かれた縦巻きヘアに上品なハイウエストワンピでこちらは秋っぽくフェミニンに。小悪魔風情のお嬢さんがベッドで押され気味に脱いでいく展開が辛抱たまりませんて。

一方で華麗さが際立っているのがChapter10前半のモノキニビキニ姿です。ウェーブヘアをポニテで束ね深緑色のモノキニビキニでシックに見せつつレッドのリップを唇へとON。薄日で淡く照り返す肌と真紅の彩りが見るも鮮やか。

仕上げのヘアアレンジやリップにも都会派センスを全発揮。近頃業界で微妙に流行ってるかき上げ前髪、落ち着いた色味のワインレッドリップを愛用。同期とは一歩先んじた「華」を添えています。

Chapter4のプールシーンでは泳ぎ浸した髪を大胆にかき上げ。濡れたテクスチャでデコと横顔晒したおフェロな海里さん。プールサイドでの横向き女豹はなかなか精悍に決まっています。

続くChapter5では花びら浮かべる湯船に倣った唇でセクシーさを演出。くすみ色のワインレッドを引いてニッコリと微笑み、滲むモテ女の貫禄。割とよくある演出も一層艶やかに見せています。

海里ちゃんボディに関して言うと、まるまるとしたバストとヒップが目を惹きます。ボリューミーに突き出た迫力あるバストにプルンと実ったスッキリヒップ。ハリを湛えた曲線はデカいというより「美しい…」。

バストを最も大胆に見せているのはChapter9の水晶型ニップレスで間違いないでしょう。バストトップのみ隠し生まれたままの状態で曝け出し、滑らかに輝くつり鐘バストにウットリ…。キラキラ光るホログラム生地に可愛らしい三編みハーフアップで全く下品に見せない所は流石と言う他ありません。

お尻を熱烈アピールするのがChapter7のポージングシーンです。ベランダに据えたソファで誘う純白ランジェリー姿の海里さん、シースルーキャミソールの向こうには切り上がったパンツがお目見え。正座・四つん這いでジロジロジロジロ覗き込み…。キレイなお姉さんの媚態に沸騰…。

お説教の時間です

「前回に比べリラックスしている」のはポジティブな面ばかりではないのは前述の通りです。余りにおっとりしすぎていて淡々と進むきらいがあります。

また綺麗に魅せるべきシーンで決めきれていない印象もありました。オフショットで「今回は笑顔がテーマ」と明かしていたので元々そういうオーダーでは無かったからかも知れませんが、見る側は得てして上からくる人を美しく感じるものです。

さらに前作で見せた舐め・触られ系のプレイは一切合切封印。イヤラシイ要素はかなり薄くなっています。

都会派美女はゆるかった!その魔力は癖になります!

一番印象に残ったChapter

Chapter2.Morning。

各Chapterあらまし

Chapter1.Opening:ダイジェストシーン。

Chapter2.Morning:朝ベッドとベランダ。下ろし髪。白と水色ストライプシャツ一枚。ノーブラにエメラルドグリーンのパンツ、終盤に白のパンツへお着替え。寝起きイチャイチャからの、羽織っただけの彼シャツ、脱いで枕・レースカーテン抱えた手ブラポージングへ。

Chapter3.Beach:海。ポニーテール。赤のTシャツにデニムのショートパンツ。ピンクに水色、黄色のグラデホルターネック三角ビキニ。砂浜へ降り立ちニコニコ駆け回り、合間に膝立ち・腹這いでブラ外したポージング。

Chapter4.Pool:プール。かきあげウェットヘア。白黒ストライプのワンピース水着。浸かって濡れたカラダを追っかけ回し。前傾姿勢でお尻プリッ、腰入れ女豹で獲物を凝視。

Chapter5.Flower:お風呂。サイドポニー。紫の花柄ストラップレスバンドゥ型ブラと切り上がりパンツ。花びらの散る湯船へ入浴後、シャワーを浴びるカラダへ接近。抱えるように寄せ上げるバストに大胆に晒すプリヒップ。ワインレッドの唇で色めく。

Chapter6.Afternoon:リビングからベッドへ。下ろし髪。白地に花柄のオフショルダーワンピースに白のハイヒールサンダル。水色ブラとパンツ。お出かけ風情の彼女へ迫り、下着姿でのポーズ決めへ。跪いて尻グワッ・ストラップずらし胸ムギュッ。

Chapter7.White:リビングとテラス。ポニーテール。薄紫のシースルーキャミソール一枚。白のハーフカップブラと切り上がりパンツ。独り佇むリビングで脱衣し、テラスのソファでポージング。膝立ち・四つん這いでの艶めかしい決め、バックショットが強烈。

Chapter8.Red:リビング。ウェーブヘアのざっくりシニヨン。赤いリボンで隠したノーブラに同じく赤のパンツ。荒っぽく巻かれたカラダ見せつけるポージング、四つん這いで堂々ケツ向け・乗っかった体勢で下乳晒し。

Chapter9.Pool2:プール。縦巻きウェーブの三編みハーフアップ。水晶型のホログラムニップレスに白のパンツ、シルバーのハイヒールサンダル。好天のビーチサイドでボディ見せ。ウロつき露わな横乳揺らし、日陰で寄せ・反り返るカラダ舐め回し。

Chapter10.Black.前半:エントランス。ポニーテール。深緑のモノキニビキニに黒のニーハイストッキング、黒のハイヒールパンプス。日陰で厳かにボディへ接近、見下ろしながらの胸寄せ・尻突き出し、腰下ろしあられもなく開脚。

Chapter10.Black.後半:ベッドとベランダ。縦巻きウェーブ下ろし髪+かき上げ。白と紺のワンピース、黒のハイヒールサンダル。黒のホルターネックU字モノキニ。陽の遮られたベッドへ押し込まれるようにイン。ソファへ膝立ちグイッと腰入れ。

Chapter11.Ending:エンドロール。

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海の彼方で逢いましょう/海里

参考にしたページ

https://ascii.jp/elem/000/001/898/1898321/

https://twitter.com/kairi61535422/

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