Dolly Queen、安藤遥ちゃんの通算12作目となるイメージビデオ「Eternal Love」のレビューです。販売元はラインコミュニケーションズ、レーベルはアイドルワン、ディレクターは川嶋征樹さんです。
http://www.i-one-net.com/item/1472
本ブログで安藤遥ちゃんの作品をレビューするのは、前作「Seclet Lover 2019」に続き、今回が2回目です。
安藤遥 Blu-ray「Secret Lover 2019」レビュー
なお、今回はDVDパッケージ作品ではなく、動画配信サイト「DMM.com」にて購入したHD版を視聴しレビューしています。
神奈川県出身、芸能事務所N-weed所属のグラビアアイドルです。
JK時代から足掛け13年間活動を続けている大ベテラン。最近はTwitterでもなかなかお見かけしなかっただけに、今回の新作発表の際は思わず胸を撫で下ろしましたよ。
バッチリかつ目尻の上向いた目元に程よくぽってりした唇、シュッとした鼻筋、縦横バランス良好な輪郭…。初めて目にした時には思わず感嘆の声が漏れたドーリーなルックス。堅実通り越し地味な活動に終始しているのが全く信じられません。
既に同期は数少なくなっている状況で、年一のイメビが半ば生存報告じみている安藤さん。一挙手一投足を目に焼き付けておきたいところであります。
沖縄で撮影されています。安藤遥ちゃんの髪の長さは肩にかかるくらいのミディアムヘア、前髪は眉が隠れる長さで下ろしています。
離島で開業医として働いている安藤遥ちゃんが、片想いされている年下の相手と親しくなっていくストーリーになっています。
おじいちゃんを診てもらっている間柄で始まり体調を崩した際に付きっきりで看病されたのをきっかけに接近。多くのChapterでは前のシーンの出来事を受ける形で展開していきます。
作中での安藤遥ちゃんは落ち着いた振る舞いをしています。常に口角をクッと上げた安定の微笑みに加え海のシーンであってもハジけきらず淡々としている印象。喋りも年下設定ということもあり諭すような口ぶりをしています。
片想いの設定はよく見られるもののその多くは想いを内に秘めたまま進行していくのですが、本作では既に想いを打ち明けている前提でスタート。しかし当初は子供扱いしていた安藤遥ちゃんはモーションかけられても本気にせずに受け流し。関係性でもって余計に大人っぽく映っています。
紅(と白と黒)の龍の〜背に〜乗って〜(古)、アンドー先生マジ美しすぎますわ〜!
一年ぶりでもやっぱりついつい見惚れてしまいます。南の島で働く女医さんとひょんなことから親しくなって、最終的には結ばれる時系列通りのストーリーにツボを抑えた衣装とポーズ、そして何より申し分ないヴィジュアル…。贔屓目込みなのは重々承知で見終わった後には「眼福」の二文字しか思い浮かびませんでした。
「現役で最も美人なグラドル」と信じて疑わないアンドウハルカ(言い切った)。彼女のグラビアはちょうど一年前の前作「Seclet Lover 2019」以来な訳ですが、今回ひと通り観てその思いはより一層強固になった事をまず申し上げます。
変な話彼女くらいのキャリアになるともう戦法は円熟しきっていて、今更人気取りに躍起になって脚開くなんて事はせず、でも脚元バッチリ見据えているのでファンサービスは怠り無く。その分プレイや水着のサイズではない部分に「色」が出始める頃でもあります。
華や色気を発揮する大人路線を歩むのか、はたまた寄る年波に抗ってアイドル路線を歩むのか。ヴィジュアル・キャラクター・演技力、被写体としてのウデも問われる「雰囲気」という名の分水嶺。我らが安藤遥のチョイスは色艶放つ「大人路線」。
前作の時点でも随分と大人っぽさを匂わせてはいましたが、設定が年下相手の開業医とあってもう匂わせどころではなくハッキリと「大人」。絶やさぬ微笑みは程よく力が抜けて、一段上から面倒見る喋りには包み込む優しさがあって…。一年経って更に「イイ女」へと変わった印象を受けました。
何よりもまずヴィジュアルにはため息が止まらない…。くるりまつ毛と目尻に重心置かれた目元、毛先内巻いたサラサラ下ろし髪スタイル、毛束が色気を醸し出すウェーブヘアスタイル…。大人っぽくチューンナップされた中更に決め手となるのが「唇」。
全編通して赤みの強いリップをON。ハッキリとした発色は明瞭に照らされる程に肌の透け感が際立ち、一方で影を纏えば纏う程色気を放つ妖艶なる隠し味。イメビでは割とピンクがかった色合いで「置きに来る」例が多いだけに、そのチョイスは一段と鮮烈な印象を覚えます。
コンパにやってきた日には周囲のオトコは色めき立ち、でも心の片隅で「高く付くだろうな…」なんて思いもよぎってしまうアーバンスタイル・安藤遥。画面が華やぐ存在感は一段とパワーアップしていると断言致します。
そんな艶女の上質なグラビアパフォーマンスが本作にはふんだんに盛り込まれています。十年選手のじっくりコトコト煮込んだスープには旨味が凝縮、取ってつけたような背脂なんてもう使わないからその味わいは上品。概ね捨てChapterは見当たりません。
今回の安藤さんは衣装も色合いがキーポイント。数ある中でも綺羅びやかな「純白」と艶やかな「黒」、対極のコントラストが特に印象的でした。
まず「純白」。大人のお姉さんという本作のキャラに合致したプレーンな下着は清楚なんだけど生々しさもあって…。白昼密かに逢瀬するノスタルジックな情景も高ポイント。
Chapter5では剣道のお稽古明けに縁側ではらり、肘まで下ろした脱ぎかけ姿でまっさらな色味がチラリ、たわわな胸には汗ばんだ跡がジワリ。煤けた木目にも風情を感じるしっとりとした空気感。
続くChapter6では涼しげな半袖白ブラウスに青スカートの淑やかコーディネート、凡そエロとは程遠い女性が白下着晒していくニクい展開。ひぐらしのなく音が響いてきそうな畳敷き和室での或る初夏の秘事、上向きヒップを締め付けるパンストがフェティッシュ。
さらに「黒」。陽が沈みゆくに連れて秘めたるフェロモンふんだんに散らすのがプロフェッショナル・遥の流儀。勝負下着でオトしに掛かります。
古びたホテルで最後を飾るChapter10、屋上で抜けるような青空をキャンバスに凛々しくポーズを決める安藤さん。黒一色のシースルーキャミワンピに揺れ動く毛束が映えるヘアスタイル、そして仕上げは真紅の唇。温い夕日を背にすると一際鮮やかに浮かび上がります。
暮れなずむと共に部屋へと移れば妖気が立ちどころに充満、プライベートな距離感で艶かしく誘い始めます。ホルターネック解いて溢れんばかりの胸元を片手でギュッと抱え上げ、色あせた内装に綺羅びやかな美貌が花咲きます。
やがてベッドへと「落葉」。さらりとしたシーツに腰を下ろして薔薇色に染まる口角上げて、灯の入った蛍光灯で描き出される乳白色の柔肌。色が滴る見返り美人。
「年上の開業医」という役柄もイイ味出してます。白下着のよく映えるChapter6前半では脱衣の前フリでこちらを介抱して包容力を演出。優しさいっぱいの施しにホッコリ。
昼下がりに具合の良くないこちらを看病してくれる安藤先生。白衣羽織ってけなげに声掛け、「冷えた身体を温めるには人肌が一番」と寄り添って密着。生脚・二の腕絡ませて、はだけた胸元グイッと押し付ける…。患者のためなら粉骨砕身する医者の鑑。
大胆さで目に留まったのはChapter7のパジャマシーン。白とピンクのストライプ柄は一見かわいらしいもののどうやら胸元は無防備な模様。朝の薄ぼけた空気で不用意にボタンを外すアンドウハルカ。
くっついてたら夜が明けていた意味深に過ぎる添い寝で号砲。医者と患者を飛び越えて仲良しこよし・胸元ボタンを一本だけ留めて深〜い谷間をご開帳。朝日で滑らかに輝く素肌。
下乳潰えるゴロゴロ寝転び・アメ咥えつつ肩口までずり下ろす女の子座り・最後の一本にも手を掛けて隙間に覗く膨らみチラ見せ。ほんのりトロンと上気した相貌にこちらもウットリ。
脇から押し上げたりガッツリ掴んで揺さぶったりと、マッサージシーンこそ結構なオモチャにされとりますが(Chapter5)、それ以外は概ねソフトな印象。アイス舐めは無く、ポーズもしなだれ寝や座り込みで曲線を強調したものが中心で、殊更過激な印象はありません。
色づいた安藤遥、それは永遠の輝き…。
Chapter10。