業界屈指の美歴書グラドル、奈月セナちゃんの通算3作目となるイメージビデオ「RIDE ON TIME」のBlu-ray版のレビューです。販売元はラインコミュニケーションズ、レーベルはアイドルワンです。
http://www.i-one-net.com/item/1332
本ブログで奈月セナちゃんの作品をレビューするのは、前作「セレナーデ」に続き今回が2回目です。
岐阜県出身のグラビアアイドルです。愛称は「顎ドリル」。
音速のスピードで業界のポールポジションへ駆ける次代のスター・グラドルです。
師走ともなるとついその年を振り返りたくなるものですが、2018年のグラドル界に関して言うと、「今年の顔」と呼べる女の子は奈月セナちゃんなのではないでしょうか。
オタクの心を掴んだデビュー作の発売がわずか半年前(!)、以後トントン拍子で出世街道を驀進。2作目、3作目、初写真集とステップ踏むたび大きくなるセンセーション。さらに早くも次回作やVR作品のアナウンスまでされる等、ここにきての活躍ぶりは目を見張るものがあります。
彼女の人気を押し上げる最大の要因が美貌にあることは疑いようがありません。スッキリしたフェイスラインに美しく整った目鼻立ち。キッと力強さも漂う目線は男性的ですらあり、幼さ・かわいらしさを尊ぶ業界において一際目を惹く存在感を放っています。
著名なミスコンで名を挙げたという経歴も今となっては役不足と思えるほどに、今最も勢いに乗っているグラドルです。
バリが舞台です。交際相手と一緒にヴィラへ訪れた奈月セナちゃんがバカンスを楽しむ…というストーリーです。
奈月セナちゃんの髪型はあごラインのボブヘア、前髪は眉と頬の長さのダブルバングで下ろしています。
各Chapterのダイジェスト+タイトルシーンです。
プールでのシーンです。衣装は全編水着姿で、赤色グラデーションのホルターネック三角ブラとパンツ(紐パン)です。髪型は後方で束ねたポニーテールです。
庭先からリビングでのシーンに続きます。衣装はチャコールグレーのタイトなノースリーブセーター、露骨なまでに胸が強調されています。ボトムスが白のプリーツスカート。白のハイヒールミュールを履いています。下着は真っ赤なシェルフカップ+小さめ前留めチューブトップブラとパンツ。髪は下ろして内巻きアレンジです。
再び庭先でのシーンです。衣装はマゼンタ色の丈長めタンクトップ一枚、サイドがへその高さまで深く切り込まれています。下着はノーブラに薄紫のパンツ。白のビーチサンダルを履いています。髪型は動きの付けた髪を束ねたポニーテールです。
お風呂でのシーンです。衣装は全編水着姿で、青系カラーの花柄前留めチューブトップブラとパンツ、やはりブラの面積は小さめです。髪型はサイドを三つ編みで束ねたお団子+ウェーブがかった後れ毛垂らしたスタイルです。
リビングでのシーンです。衣装は全編「バニーガール」コスチューム。黒の花柄前留めホルターネック眼帯ブラにパンツ、お尻にポンポンが付いています。カフスに黒の蝶ネクタイ、黒のうさ耳カチューシャ、黒のニーハイストッキングを履いています。脚元は黒のハイヒールパンプスを履き、髪は下ろして毛先が外にハネたスタイルです。
ベッドルームでのシーンです。衣装は危ういノーブラ姿でスタートし、途中で丈が胸下までの黄色いカーディガンを羽織ります。下はピンクの綿パンツを履いています。髪は下ろしてほんのりウェーブのかかったスタイルです。
プールでのシーンです。衣装は全編水着姿で、黒のホルターネックハイレグモノキニビキニ、身ごろがスリングショットじみた形状になっています。プールサイドでは黒のハイヒールサンダルを履き、髪は下ろしてうねるようなウェーブのかかったスタイルとなっています。
リビングでのシーンです。衣装は何と「制服」姿。紺のブレザーに白のブラウス、赤のチェックのプリーツミニスカート、赤のリボンネクタイを締めています。脚元は白のニーハイソックスに黒のローファーを着用。下着は白の三角ブラとパンツ。髪は下ろして内巻きです。
ベッドルームでのシーンです。衣装は鮮やかなブルーのホルターネックキャミソール一枚、サイドと背中が大きく切り開き、襟ぐりも谷間を晒すよう深くなっています。脚元は黒のハイヒールサンダルを履いています。下着はノーブラに深いゴールドのパンツ。髪は下ろして大きなカーブを描いた内巻きアレンジです。
ベタな仕掛けとポージングで魅せるイメージビデオです。
交際相手との二人っきりのバカンスでバリを訪れたセナちゃんが、ヴィラで羽根を伸ばす様子を描いています。
物語はセナちゃんがこちらに尽くす形で展開していきます。奮発してバリまで連れて来てくれたこちらに対する感謝の気持ちが元にあり、その恩返しにあれやこれやと大胆な衣装で喜ばせる…というのがメインの構成になっています。
年齢的には若手なセナちゃんですが、本作ではどこか大人の余裕を漂わせています。脱衣要求に近づくこちらに対し、近しい年齢の女の子だと恥ずかしがったり気圧されるような苦笑いを浮かべるところを、かる~く笑顔で受け流したり「そんなに見たい?」と主導権を握ったり…。物怖じしない風格を感じさせています。
誰しも山下達郎氏の名曲を想起するタイトル「RIDE ON TIME」。海外旅行というストーリーと航空会社を舞台にしたテレビドラマの主題歌を絡めたものと推察できますが、同時に今最も勢いのあるグラドルに「乗り遅れるな!」という意味も込められているように思います。
オトコもオンナも羨む美貌…、「イケメングラドル」は女っぷりも最高峰に!
女性らしさに磨きのかかったビジュアルが一層目を惹きます。福山雅治氏系統の奥二重と整った顔立ちの「イケメン」さが印象に残った前作から若干趣が変わり、「キレイなお姉さん」風情へシフト。より甘く、より華やかに、より艶っぽく…、ホンモノの美女が持ち合わせる「上品な色気」を若手ながらに持ち合わせているのが驚き。息を呑む容姿に魅了される作品となっています。
女っぷり上がった一番の要因が「髪型」です。アレンジ少なめな印象だった前作と比べ、目に見えてバリエーションが増加。コンサバティブな内巻き(Chapter3)に大人っぽスタイル(10)、くびれが目を惹く外ハネ(6)にクセ毛っぽいナチュラルアレンジ(7)などなど…、全てがハマった反則級の容貌で「つかみはOK」なシーンの連続。
個人的に最も目に留まったのがアップスタイルで顔周りに後れ毛垂らしたアレンジのシーンです(Chapter2,4,5)。スッキリまとめてフェイスラインがチラリ、男前加減が際立ちそうなところをはらりと流れるウェーブがかった後れ毛でフォロー。中でも多めに垂らした5には女性特有のふんわりとしたかわいらしさがタップリ。イカしたルーズヘアは鮮烈な印象を残します。
加えて魅力的なのが「唇」。全編通してぷっくりとした質感はセクシーなルックスをアシスト、Chapter3,6,8辺りのツヤ感は自然と目が行く艶めかしさを発揮。一方で2,3,5の肌なじみの良いピンク色リップは上品な輝きで好印象を残します。
持ち前の美貌が最大限に発揮されるのがクールな決め顔のシーンです。大人っぽさ感じるポージングは他の若手にはないインパクトを残します。
前作で散々思い知りましたが、セナちゃんの厳かなシーンでのパフォーマンスは毎度強烈。アンニュイな伏し目・瞑り顔はこちらが縮み上がる妖艶さ。仄かに力強い目線で思わず動悸が走る…。遊び皆無のビジュアル一本勝負で魅せるのはほんまもんの美女である証明です。
本作における該当箇所はChapter8のプールにて、シックな色味のモノキニビキニを着こなすシーン。青空の下プールに浸かってリラックス、しっとりとした空気が流れるポージング。しかしながら、儚さが漂っていた前作とは若干ニュアンスに変化が生じています。
…い、色気が凄い…。
一片の隙もない滑らかな肌に美しい輪郭を描いた唇、キリリとした印象を残す目元と眉。大人の上品さ湛えた顔立ちに縦に落ちるウェーブヘアが華やかさを彩り、洗練された女の色気がとめどなく溢れている…。
破廉恥な水着を見せつけながらの微笑み、陽差しを浴びてアンニュイな横顔。ため息の出る美貌。真っ直ぐ見つめる目線には力強さが漲る。私が最も美しいと確信しているかのように…。
ああ…、
やっぱり凄い人だ…。
ボディアピールに関して言うと、秀逸なのが「ブラの小ささ」。こちらも美しいバストを上から下から横から堂々晒しまくっています。
セナちゃんはどうやら下乳を見せるのがお好きなようで(?)、前作でもちっさい水着着まくり下乳晒しまくりだったのですが、本作でも路線継続。まん丸カーブを描く下乳を見せつける水着・下着ばかり、守りに入った様子はありません。
縦長三角で乗っかるビキニから始まり(Chapter2)、シェルフカップ+チューブトップの変形ブラ(3)、縦幅足りないチューブトップ(5)に眼帯ブラ(6)…。おっぱいフェチが泣いて喜ぶ脱ぎっぷり。中でも下から持ち上がっている3のまるまるロケットっぷりは凄い…。
その他の衣装も手ぬるさ皆無。ノーブラ系衣装で危うく晒したり(Chapter4,7,10)、小さめ三角ビキニやヘンタイモノキニで溢れさせたり(8,9)と、ツッコミどころない満点回答。
施術は主に揺らしに注力。美バストを晒しているので放っといても揺れまくりなのですが、やはり自ら揺り動かすシーンはインパクトあり。四つん這いでゆらゆらしたり(Chapter3)、ボディ洗いでゆらゆらしたり(5)、ダンスやクリーム塗りでぷるぷるむにむにしたり(6,7)と、軟さアピールに余念がありません。
個人的に目を惹いたのが全身を捉えたポージングのシーンです。背が高い上に「ボン・キュッ・ボン」を地で行く身体はこれ以上ない説得力を感じさせています。
まず挙げられるのがChapter6、椅子に大股開きで着席するシーン。うさ耳はともかく黒タイ・ハイヒールで威風堂々開脚する姿はセクシー&カッコいい!
続いてはChapter9、チュッパチャップス舐めながら女の子座りバックショットのシーン。腰をクイッと反らせたポーズで描く腰にかけての艶めかしき曲線美…。優しく咥えながらの横顔もムードを煽り、大変けしからんです。
シックな決め顔が美しいと散々言いましたが、本作においてはむしろそういうシーンは少数派。プールや庭先で笑顔を弾けさせている場面が多く、大人のお姉さんというよりむしろ清純派チックなシーンが中心となっています。
そんな中でもChapter2のバドミントンや4のスポーツに興じるシーンには気取らない無邪気さが溢れていて好印象。好天の下で爽やかな笑顔が映えています。
ポージングや自ら仕掛ける施術で構成されており、何者かに身体を触られるシーンは一切無し。またポージング自体も「そういう行為」を連想させるというよりは、傑出ボディのアピールに主眼が置かれているような印象があり、「濃いめのエロさ」は余りありません。
また少し引っかかったのがChapter9の制服シーン。初恋相手との絡みの回想シーンなのですが、茶髪ボブに角度の付いた眉のルックスで清純派風情のセリフを吐くのがど~しても違和感…。
そこはもっと、いろいろあるでしょ…、
後輩呼びつけて自ら誘うとか…、
内気なチェリーボーイを、グイグイリードしたりとか…。
「RIDE ON TIME」!
乗り遅れるな!
Chapter8。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E6%9C%88%E3%82%BB%E3%83%8A