完熟ロリアナウンサー、脊山麻理子ちゃんの通算6作目となるイメージビデオ「ときめきデート♥」のBlu-ray版のレビューです。販売元はラインコミュニケーションズ、レーベルはアイドルワンです。
http://www.i-one-net.com/item/1344
本ブログで脊山麻理子ちゃんの作品をレビューするのは、今回が初めてです。
東京都出身、芸能事務所ホリプロ所属のフリーアナウンサーです。
汐留発秋葉原行という過去に例を見ない経歴を辿った女の子(?)です。
日本に数多ある職業の中でも屈指の競争率を誇る「女子アナ」。お嬢様性を担保する高学歴とお茶の間を彩るのにふさわしい美貌を高いレベルで兼ね備えた者のみが在職を許されるという、正に高嶺の花。今や夢見る対象とは言えなくなったアイドルに成り代わり、羨望のまなざしを向けられる存在となっています。
そんな中でも最高峰とされるキー局出身なのが脊山麻理子ちゃんです。泣く子も黙る慶応SFC卒業という履歴書引っさげ日本テレビへ入社。局アナ時代は完徹の癒し番組「Oha!4 NEWS LIVE」に出演するなど、これまでグラビアに挑戦したフリーアナウンサーの中では最も華やかなキャリアを積んでいます。
退社後もアンカーウーマンとしてちょいちょい見かける売れっ子アナウンサーの彼女ですが、学生時分にちょこっとグラビアをやっていたこともあってか、まさかまさかのイメビデビュー。それも片手間どころか既に結構な本数をこなしているのが驚き。「体」も「技」もグラビアに最適化された完熟お姉さんです。
バリが舞台です。様々なシチュエーションに身を置いた脊山麻理子ちゃんの姿を楽しむ作風となっています。
脊山麻理子ちゃんの髪の長さは胸辺りのロングヘア、前髪は眉が隠れる長さで下ろしています。
各Chapterのダイジェスト+タイトルシーンです。
ベッドルームでのシーンです。衣装はベージュのノースリーブセーターに暗い褐色のフレアスカート、ベージュのハイヒールパンプスという姿。下着は白のブラとパンツにパンストを履き、髪は下ろしています。
ダイニングキッチンでのシーンです。衣装はバーテンダーを思わす白のブラウスに黒のベスト、黒のタイトミニスカート、黒ストッキングにハイヒールパンプスを履いています。下着は赤黒ブラと黒のTバックパンツ、赤黒ガーターベルトを嵌めています。髪は縦に巻いたウェーブアレンジです。
ヴィラのエントランスでのシーンです。衣装は白の丈長めTシャツ一枚姿、ピンクのサンダルを履いています。水着はピンクのホルターネックブラとパンツ(紐パン)、パンツの股上が浅く微妙に半ケツしています。髪型はウェーブヘアを白いシュシュでまとめたポニーテールです。
プールでのシーンです。衣装は赤白黒のジャージ一枚。水着は紺のワンピースです。髪型は位置低く束ねたポニーテール、顔周りにウェーブがかった後れ毛を垂らしています。
庭先・ベッドルームでのシーンです。衣装は全身覆ったラバーのボディスーツ、前留めでジップ下ろして谷間を見せつけています。ウエストに重ね着で同系色のコルセットを嵌めています。脚元は黒のハイカットブーツを履き、髪は下ろして強めにウェーブの掛かったスタイルです。
お風呂でのシーンです。衣装はバスローブを羽織った姿で登場。水着は金のホルターネックブラとパンツです。髪は位置高くまとめたお団子ヘア、ウェーブの掛かった後れ毛を多めに垂らしています。
庭先から小屋でのシーンに続きます。衣装はグレーのタンクトップにデニムのショートパンツ、カーキのキャップに黒エンジニアブーツ、お腹周りを守る簡素なプロテクターを付けています。下着は黒のTバックとレースパンツにガーターベルトのようなハーネスも重ね着しています。ブラの露出はありません。髪はまっすぐ下ろしています。
レストランでのシーンです。衣装は赤白ストライプのノースリーブブラウスに赤のフレアミニスカート、赤のハイヒールパンプスを履き、白の腰巻きエプロンを巻いています。下着は赤のギャザーの入ったブラと赤のTバックパンツに白のニーハイストッキング。髪は縦巻きウェーブを赤リボンで束ねたハーフアップポニーテールです。
ベッドルームでのシーンです。衣装はキャビンアテンダントを思わす姿。白のブラウスに紺のジャケットとミニスカート、紺のトーク帽に黒のハイヒールパンプスという格好です。下着は深い青のぶらとパンツ、パンティストッキングも履いています。髪型は位置低くまとめたシニヨンスタイルです。
多彩なシチュエーションで魅せるイメージビデオです。
バリのヴィラを舞台に、コスチュームに応じた設定のお芝居とポージングで構成されています。
本作には一つの物語を描くニュアンスが薄く、オムニバス形式のような作風となっています。シーン毎に設定も話も独立しており、見た感じ関連性はあまり見受けられません。麻理子ちゃんのコスチューム姿が先立った内容という印象です。
大半のシーンでの麻理子ちゃんは包容力ある振る舞いを見せています。勝手に職場に来たりヤキモチ焼いたり叱られスネたりと、アレコレ面倒な困ったちゃんをその都度笑顔で優しく承認。大人の余裕が漂っています。
凹むシーンではカメラが下を向いたり、お酒や水を飲む際に注ぎ口をこちらへ傾けたりと、一人称視点を思わす演出が所々で用いられています。
年上だけど言いましょう!麻理子ちゃんかわいい!!!
未だかわいらしさの残るルックスは健在です。局アナ時代から目立っていた童顔フェイスに盛りを過ぎた様子は皆無。ミディに片脚突っ込んだ女性に対して「かわいい」などと申すのは口幅ったいのですが、それでも本作を観ていると「うーん、かわいいぞ!」という思いに駆られてしまいます。
ビジュアルが光っているのがChapter4,5,8の屋外シーン、自然光でキュートなルックスが引き立っています。4では休日感満載のロンT&シュシュが目を惹くポニーテール、アイドル風情のルンルン笑顔で洗車する様はどう見ても現役。続く5もお天道様の下でかわいいポニテ、また気持ち目元の施しが抑えめに見えるルックスは爽やかでオタク好みな仕上がりに。
さらにChapter8のポージングシーンでは様相異なりストレートヘアの麻理子ちゃん。軽やかになびく真っ黒黒髪に眉下バングで男ウケ狙い撃ち、あざとい上目遣いや見つめ顔でロリアナウンサーの本領を発揮。一方バックショットで見返る視線には色気もジワリ、引き込まれる説得力を備えています。
本作においてまず目を惹くのがコスプレ衣装です。かわいい系からオトナモード、果てはアバンギャルドなものまで…、チャレンジ姿勢で見せ場を連発しています。
黄昏アナリシス的にヒットだったのはChapter3で見せるバーテンダーの姿です。落ち着いた雰囲気のモノトーンコーデにダークトーンの巻き髪でオトナな雰囲気バッチリ。さらに核心に触れて心遣いを覗かせるお芝居が実にニクい。なんて気立ての良いママバーテンダー。ボトルキープ不可避。
そして最も鮮烈だったのがChapter6のボディスーツ姿です。上から下までピッタリタイトなエナメルスーツに強めのウェーブヘア、バッチリメイクをキメたバッドガール・麻理子嬢。女っぷりアゲた姿でキッと獲物を狙う視線は淑女の体現・アナウンサーとは思えぬ迫力で、大きなインパクトを残します。
衣装に劣らず印象的なのが麻理子ちゃんのボディです。正直言うと彼女の作品を観るのは今回が初めてなのですが、こんなにヘヴィ級な人だったとは…。
同時期に発売された写真集へ向けた体作りの為か、はたまたプロレスデビューの名残の為か、二の腕・胸部・お腹・お尻・太ももと、いたるところが過剰な肉付きで、ビックリするくらいにムッチムチ。大きな声では言えませんがバックショットは一部の好事家が喜びそうな「完熟」感すら漂っています。
ポージングにおいても片手間にやってる様子は微塵もない麻理子ちゃん。セクシーな女豹・立位・寝転びポーズでA5級ボディを積極アピールしています。ただ立ってるだけでもムチっていますが、際立つポーズはChapter6の両手突きバックショットに9の脚組み椅子ショット。溢れんばかりのお尻の主張に目が釘付けになります。
見逃せないのが下着です。全部、とは言いませんがバックの面積小さめのものが多くて、デカすぎヒップが溢れまくっています。Chapter4,5ではパンツずり下ろし、10ではシーツ一枚すっぽんぽん姿でそれぞれ半ケツまで見せつける始末。脱ぎっぷりの良さはグラドル顔負け。
最たる例はTバックです(Chapter3,8,9)。本業連中すら躊躇するパンツを堂々着用、これ見よがしの食い込み・たぷつき。煽りショットの圧力は最早説明不要の破壊力。アナウンサーの範疇を超えています。
本作中でも若干異色なのがChapter6と8のお芝居のシーンです。バッドガール衣装での潜入捜査とミリタリーファッションで鬼教官に扮した「TATENO WORLD」全開の寸劇2本立て。クールな視線にもっさりロールプレイ、大真面目な口調でシュールな空気が漂う…。箸休め的にニヤリとさせられるシーンとなっています。
くるりと上向いたまつげやバッチリアイライン、ピンクの広めに引かれたアイシャドウなど、目元を強調するお化粧を全編通して用いていますが、オタク的にはやや過剰ではないかな…というのが正直なところです。
また、ポージングのシーンにおける表情の色・艶は、本業セクシー系グラドルと比較するとちょっと物足りなく感じてしまいます。
さらに、作中での麻理子ちゃんの声が若干かすれ気味なのもウィークポイント。視聴前は喋りのプロとしての聞き取りやすさ・心地良さが楽しめると思っていたのに、よもやのガサガサしゃがれ声では…。低いトーンは流石の安定感がありましたが、うーん…。
完熟!グラビアにガチなアナウンサー!
Chapter8。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%8A%E5%B1%B1%E9%BA%BB%E7%90%86%E5%AD%90