Goddess of the new era、奈月セナちゃんの通算5作目となるイメージビデオ「Kiss」のBlu-ray版のレビューです。販売元は竹書房、ディレクターは舘野桂さんです。
http://idol-gakuen.jp/item/53061/
本ブログで奈月セナちゃんの作品をレビューするのは、2作目の「セレナーデ」、3作目の「RIDE ON TIME」に続き、今回が3回目です。
奈月セナ Blu-ray「RIDE ON TIME」レビュー
岐阜県出身、芸能事務所SENAP所属のグラビアアイドルです。愛称は「顎ドリルせなくん」。
覇道一直線!令和早々に我が軍の若き主君がお出ましだ!
日本列島のド真ん中でオギャ〜と産まれ、群雄割拠のグラドル戦国時代を図抜けた美貌で怒涛の侵攻。巨匠・野川氏垂涎のモノキニに身を包んでメンチ切ってた前作のジャケット一つ取ってみても、今の彼女の充実ぶりが伺えます。
別名・桶狭間と呼ばれる(嘘)デビュー作「今、ココから…」で強襲。有閑の雰囲気に只者ではないと思い知らせた「セレナーデ」、圧巻の色気が表出した「RIDE ON TIME」、そして余裕からか遊びに手を染め始めた「sensationalism」…。
4つの作品いずれもが語り草足り得るのは、ひとえに彼女がグラドルとしての豊かな才能を持ち合わせているから。「キレイで胸デカいから売れている」などと上様をナメて貰っては困ります。
タイが舞台です。グラビアアイドル役の奈月セナちゃんが現地でファンと遭遇、仲を深めていく…というストーリーです。
奈月セナちゃんの髪の長さは肩にかかるかかからないかくらいのボブヘア、前髪は眉が隠れる長さで下ろしています。
ダイジェスト+タイトルシーンです。
海でのシーンです。衣装は全編水着姿で、白地に青とピンクの花柄ホルターネック三角ブラとパンツ(紐パン)。脚元はベージュのサンダルを履いています。髪は下ろしています。
ベッドルームでのシーンです。衣装はグレーのノースリーブリブニットカーディガン姿。下着は赤白紺のボーダーパンツ、ブラの露出はありません。髪は下ろして毛先がゆる〜くウェーブしたスタイルです。
海からリビングでのシーンに続きます。衣装はグレーのノースリーブリブニットセーターに同じくリブニットのブルースカート。脚元は黒のハイヒールサンダルを履いています。下着は黒のブラとパンツ。髪は下ろして縦に巻いたスタイルです。
プールでのシーンです。衣装は全編水着姿で、薄ピンクのハイレグモノキニビキニです。髪型は両サイド編み込みのシニヨンスタイルです。
リビングと庭先でのシーンです。衣装は深い緑のホルターネックキャミソール姿。下着は同系色のパンツ、ブラの露出はありません。髪型はハーフアップのポニーテールです。
またまた海でのシーンです。衣装は全編水着姿で、水色のモノキニビキニです。脚元はベージュのサンダルを履いています。髪は下ろしています。
お風呂でのシーンです。衣装は全編水着姿で、青や緑の花柄チューブトップビキニです。髪はタイトに束ねたポニーテールです。
リビングでのシーンです。衣装は全編水着姿で、ゴールドの花柄ニップレスとパンツです。キラキラ輝くネックレスとボディチェーン、ブレスレットを嵌め、脚元は同じく金のハイヒールサンダルを履いています。髪はウェーブヘアを下ろしつつポンパドールでおデコを出したアレンジです。
ベッドルームでのシーンです。衣装は紺の襟付きノースリーブブラウスに白地に黄色と紫の花柄スカート、白のハイヒールミュールという格好です。下着は白のブラとパンツ。髪は下ろして毛先を巻いています。
ポーズと雰囲気で魅せるイメージビデオです。
タイに単身旅行に訪れた奈月セナちゃんが現地で偶然ファンと遭遇、意気投合するストーリーになっています。
グラビアアイドルがグラビアアイドルを演じる設定。とはいっても用意された役柄をこなしている感はさほど伺えず、あくまで「奈月セナ」として振る舞っています。
作中の奈月セナちゃんはかなり落ち着いた振る舞いをしています。毎度思うのですがイメビにおける彼女は同世代の女の子と比べ老成している印象で、淡々とした喋りのトーンや若干上から目線のキャラクター、イメビ特有のド接写でも動じない肝の据わり方等、デビューから1年迎えたばかりとは思えない程大人びています。
本作では所謂「エロくないのにエロく聴こえる」台詞が散見されます。誰のファインプレー入れ知恵でこうなってしまったのか…。
更に磨き上げられた美貌と才覚…!「色気」で魅せるリアル・グラドル発現の一作!
ますますコケティッシュになったビジュアルに胸の高鳴りが止まりません。以前に比べて毛先の膨らみが大きくなった(気がする…)髪のシルエット。半径の大きな内巻きベースにくせ毛のように外にハネる動きの混じるヘアスタイルで女性らしさが益々増強。男前な顔立ちがふわりと揺れる毛流れでまろやかになって、甘さ際立つ当代随一の美女へ正統進化を遂げています。
甘味料タップリな竹書房印のジャケットからして跳ね上がる期待値。あま~い雫が零れんばかりのその姿。
「またまた奈月さん、キレイになったんすか…?」
煽りに煽られ鼻息荒く再生ボタンを連打すると、眼前には「女神」が現れた…。
エメラルドグリーンの海をキャンバスに据えたChapter2、雲間から射す光で照らされる奈月さん。いつものシーンに身を置いた彼女はしかし、嘗てより明らかに甘い…。
海風に揺られるリラクシーなヘアスタイルからは色気が、じゅわっと赤らんだ頬からは愛らしさが。大人可愛く仕上がったお姉さんに優しく包まれる雰囲気に、開始一発目でも〜ノックアウト…。
千鳥足状態で続戦したChapter3、朝ベッドのシチュに変態カーデで現れた奈月さん。極まった衣装に袖を通した彼女もしかし、目を見張る程にキュート…。
柔らかく拡がる毛先にくるりと弧を描く前髪、一段と赤みの増して映るチークで高値安定の女子力。呆けた雰囲気の接近戦で、多幸感にとろけてしまいそう…。
鼻血青タン状態で迎えたChapter4、タイトな衣装で散歩に繰り出す奈月さん。可愛らしさから華やかさへ踵を返した彼女からはしかししかし、怒涛の如くフェロモンが溢れ出す…。
狙いすました生脚・二の腕・リブニットコーデに上質な風格を帯びる縦に巻かれたヘアスタイル。センシュアルなボディラインにキレイめスタイルで妖艶なる煌き。女王の美貌にTechnical Knock Out。もう勘弁して下さい…。
その他にも編み込みヘアがかわいいChapter5にルーズな束ね方が色っぽい6、巻き髪+ポンパドールがカッコいい9と、めくるめくヘアスタイル。次から次に目のご馳走が並びます。
そんな中異色に映るのがChapter8の姿です。トップからサイドからきっちりタイトにポニテで束ね、前髪サイドパートでキチっと流し。ゆるふわアレンジから大きく趣向を変えたスタイルに、現れた瞬間驚かされます。
甘さ皆無のソリッドなビジュアルで目を覚ます奈月嬢。ピリッとした髪型に角度あるアイブロウ、何処かスモーキーな目元で一段とシャープネスに。「男前」とも囁かれる彼女だからこそ叶う、クールビューティーな姿は必見です。
本作最大のハイライトは奈月セナちゃんの豊かな表現力です。目線に・喋りに・表情に気付けば引き込まれてしまう…。一モデルとしてだけでなく動いている姿もまた魅力的であると改めて思い知らされます。
前前前作におけるChapter9のアンニュイな決めシーン、前前作におけるChapter8の色っぽ決めシーンと、毎度毎度黄昏アナリシスにアツい平手打ちをブチかます奈月セナちゃん。
泰然自若な態度でオタクを画面に引き込みながら、衣装と髪型をフックに目の配せや喋りのトーン、表情を巧みに演じ分ける。倦怠感・艶感を描き出し、こちらへビシバシ決めを打ち込んでいく。「雰囲気」という目に見えないものの輪郭が、他の誰よりも鮮明に表現されています。
「セレナーデ」よろしく倦怠感で魅了するのがChapter8終盤のシーンです。前述のタイトなポニテを解き、目いっぱいシャワーで髪濡らすセナちゃん。湿った髪無造作にかき上げた気怠げな表情には眩しく陽が射し込まれ、見目麗しい姿が一段と輝きを放っています。
「RIDE ON TIME」を彷彿とする艶めいた姿を披露するのがまずChapter7の夕景シーン。威厳すら感じる立ち姿から腰を深く落とした女豹姿へ。朱に焼かれた表情は切なさを湛え、色濃くなっていく艶感。嘆息の漏れる横顔に釣られ呼吸が荒くなる…。
そして華麗なるフィニッシュを決めているのが最終Chapter10です。薄明かりのベッドルームで迎えた最後の夜。これ以上無いシチュエーションに身を置きますは大人コーデに華やかな巻き髪、滴る唇で淑やかに誘うモテ女・セナ。
現れた瞬間から尋常ではないコケットリーな香り。寂し気な台詞口ずさみムードを助長、「別れたくない」哀感のこもった表情で執拗にこちらを呼び込む。衣服脱ぎ捨て・薄明かりになって愛し合う二人。手元の灯りで温く浮かぶ憂いに満ちた表情は、ただただ美しい…。
ボディアピールに話を向けると、「胸魅せ」っぷりは今回も継続。もとよりちっさい水着に袖を通すことに躊躇のないプレイスタイルは相変わらずで、やはり四方からふくらみが飛び出しまくっています。
サイズ間違い三角ブラで火蓋を切って(Chapter2)、チューブトップ系(8,10)にシースルー(5)・スリングショットモノキニ(7)、ノーブラonキャミソール(6)に果ては花柄ニップレス(9)…。サイズがデカいと言えるのは4の黒下着くらいで、他はいずれも下から横から谷間から見えちゃってます。
個人的にヒットだったのがChapter3のカーディガン姿です。パッと見ベストみたいなサイズ感の丈は胸下辺りで切り取られ、ブラ無し着用で無防備にボヨンボヨ〜ン。仕草の度に弾む動きが実にけしからん…。
セナちゃんボディで目に付いたのが、下半身の「ムチムチ」っぷり。背の高さから来る立ち姿の見栄えが印象的だった以前と比べると、どことなくお尻から太ももにかけての肉付きがよりふくよかになった気が(多分…)。
そう感じるのは肉感的バックショットが増量加減だったからかも知れません。しなだれグラビアポーズや腹這い寝姿でのはち切れそうな質感は出色。Chapter10ではキツめな紐パンツでお肉が締め上がり、一層ムチムチしております。
擬似的プレイや触られる系施術は今回も無し。やっていること自体に大きく変わった印象はありません。
美貌と才覚に酔いしれろ!奈月セナ総ざらいの一作!
Chapter8。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E6%9C%88%E3%82%BB%E3%83%8A