新世代ロマン枠グラドル、ちとせよしのちゃんの通算3作目となるイメージビデオ「ちとせあめ」のレビューです。販売元はラインコミュニケーションズ、レーベルはアイドルワン、ディレクターは川嶋征樹さんです。
http://www.i-one-net.com/item/1401
本ブログでちとせよしのちゃんの作品をレビューするのは、今回が初めてです。
なお、今回はDVDパッケージ作品ではなく、動画配信サイト「DMM.com」にて購入したHD版を視聴しレビューしています。
佐賀県出身、芸能事務所SPJ所属のグラビアアイドルです。
がばいグラドル、爆誕!大物感と荒削り感満載の新興勢力です。
大台に乗った驚異のバストに「有村架純ちゃんに似てる」と噂のルックスがチャームポイント。このテの触れ込みは評判倒れに終わるのが業界あるあるですが、彼女は例外。リスっぽくてより可愛らしい印象すらあります。
きれいなチュンペイ迎えた「ピュア・スマイル」でデビュー。笑顔、というよりはニヤけている表情作りにモッサリした仕草は洗練とは程遠いですが、一方でまるまるバストに大きく拡がる腰回り、太ももの逞しさは大物の片鱗を伺わせるものでした。
正しく「未完の大器」。持ち前の魅力のみでグラドルやってるクセに芯さえ食えばどこまでもかっ飛ばす、次代の主砲の資格十分な女の子です。
タイが舞台です。現役高校生のちとせよしのちゃんがごく親しい相手と共に過ごしていく内容となっています。
ちとせよしのちゃんの髪の長さは胸にかかるくらいのロングヘア、前髪は眉が隠れる長さで下ろしています。
*本レビューにおけるChapter分けはシーン転換を元に筆者の判断で行っており、DVDパッケージ作品と異なっている可能性があります。
ダイジェスト+タイトルシーンです。
海でのシーンです。衣装は全編水着姿で、黄色に白い水玉のホルターネックブラとパンツ(紐パン)姿。髪はハーフアップのポニーテールです。
リビングでのシーンです。衣装は所謂制服コスプレ。白の半袖ブラウスに黒のプリーツスカート、紺のソックスに黒のローファー、左腕に白の腕時計を嵌めています。水着はベージュのブラとパンツ。髪はサイドポニーです。
お風呂でのシーンです。衣装は全編水着姿で、水色のチューブトップブラとパンツ(紐パン)です。髪は高くまとめたお団子ヘアです。
プールサイドでのシーンです。衣装は黄色のTシャツ一枚、青のスニーカーを履いています。水着はオレンジと青のボーダー柄ホルターネックスポーツブラと同系色のパンツ(紐パン)。髪はツインテールに白のサンバイザーを被っています。
ベッドルームでのシーンです。衣装は白のYシャツ一枚の「彼シャツ」姿。下着はブラ未着用に白のパンツを履いています。髪は下ろして内巻きです。
ダイニングルームでのシーンです。衣装は水色のノースリーブセーターに紺とオレンジのチェックミニスカート、ピンクのファーが付いたスリッパを履いています。下着はえんじ色のブラとパンツです。髪はポニーテールです。
プールでのシーンです。衣装は全編水着姿で、白のホルターネックモノキニビキニです。髪は位置低く束ねたお団子ヘアです。
玄関先でのシーンです。衣装は淡黄色の水玉オフショルダーブラウスにベージュのプリーツスカート、ベージュのハイヒールパンプスに白のストローハット、ベージュのショルダーバッグを提げた格好です。下着は白地に黄色の花柄三角ブラとパンツ、髪は下ろしています。
ベッドルームでのシーンです。衣装は深い緑のワンピース姿。下着は青のブラとパンツ(紐パン)です。髪は下ろして毛先にウェーブが掛かったスタイルです。
ポーズと施術で魅せるイメージビデオです。
現役高校生役のちとせよしのちゃんが同級生と思しき相手とデートを重ね、仲を深めていくストーリーになっています。
若手だから叶う健康的な設定。終盤にかけて若干ニュアンスが変化するものの、基本的には定番シチュで爽やかにイチャつく展開が続いています。
本作中のちとせよしのちゃんからはウブな一面が伺えます。エッチな目線を気にする仕草や言葉を口にしたり、仲良しな彼の「本性」を垣間見て戸惑ったり…。恋に慣れきった様子はありません。
ちとせよしのちゃん自身はデビュー作の時と比べ随分と伸び伸びやっている印象で、セリフ感の無い言葉もチラホラ。気の置けない雰囲気作りに一役買っています。
若手No.1美少女、発見!正統派の才覚がベールを脱いだ出世作!
グラドル的に洗練された事で豊かなポテンシャルが十二分に発揮されています。デビュー作以後の経験が実を結んだか、笑顔にポーズ・立ち振る舞いが開眼。硬さの消え失せた健康的な表情は紛うこと無き正統派のそれ。頼りない姿はもうありません。
洗練とは程遠かったデビュー作(聞くところによると撮影の途中で動揺してしまったのだとか)から幾星霜。距離を感じた固い笑顔は朗らかでイキイキとしたものへと変わり、棒立ち寸前だったポーズは教科書通りの的確さでボディを強調、言われたからやってる感満載だった施術も「ここを見ろ!」と言わんばかりに遠慮は霧消。「未完の大器」と見た自分の見識の無さを痛感する程に、急激な上昇カーブを描いています。
まず印象的なのは表情がパッと明るく変わった点です。どんより薄雲って「もしかして暗い子なのか」とさえ思ったあの頃とは一変、チョロいオタクを掌で転がす晴れやかな笑顔を見せています。
海で健康的な姿を披露するChapter2は言わずもがな、イチャつき接写を甘〜い上目で応戦する3、ロッキングチェアで子供みたいに破顔した9。血色良いメーキャップ施されたハジける笑顔に気が付きゃ目尻が八の字に。
中でも目に留まったのがChapter8の姿です。浮き輪や浮き具に捕まってプール遊びに興じるちとせちゃん。砕けに砕けた表情とキャッキャウフフ飛び交うまったりムードで花開くアイドル感。今だから許されるシチュエーションが微笑ましすぎ。いつまでも見ていられる…。
目に入った瞬間に甘さ拡がる砂糖菓子的シーンが多い一方、Chapter9前半ではデート感ある生成り色コーデで夕焼けに染まり、肉じゃが的に甘みが滲み出るシーンも。遠目眺める横顔やはにかみ上目でサラッと、しかしジワッと染み入ってくる愛らしさも美味…!
ポーズも随分と垢抜けています。物理で殴っていた頃から脱皮し技巧を調達、バシッと決めた姿は貫禄すら漂う堂の入り。最も変化を感じた部分かも知れません。
驚かされたのがChapter7後半のポージングシーンです。大人っぽいえんじ色の三角ビキニに身を包み、ダイニングテーブルの上でしなだれポーズを披露するちとせちゃん。艶めかしい曲線美は泣き虫少女が鍛錬を経てグラドルへと生まれ変わった証。上から下までムッチムチな姿に沸き立つオタク・エモーショナル!
そして施術も開眼。チュンペイDの苦心が手に取るように伝わった1stから様変わり、こちらの耳目を意識した胸揺れサービスショットがマシマシ。中弛みは随分と少なくなりました。
微笑みながら胸周りを洗い倒すChapter4では陽射しで照り返すふくらみを突き上げ・こねくり回し、続く5ではちっさいスポーツブラに無理矢理ねじ込み縄跳び・横飛び。たゆたうバストをジロジロジロジロ…。
黄昏アナリシス的にホットだったのがChapter7前半の着衣お掃除シーンです。タイトめのセーターで所謂「乳袋」が浮き彫りに、千切れんばかりに拡がる布が仕草の度にユッサユッサと揺れまくる…。男のロマンがいっぱい詰まった(?)隠しきれない主張に滾ること間違いなし!
本作最大のハイライトと言うべきシーンはChapter6の彼シャツシーンです。一歩踏み込み破廉恥で大人びたルックスへ果敢にトライ。色気すら漂う様子に最早清純の面影は消え失せています。
朝の惚けた雰囲気匂わす彼シャツはブラの助けを借りていない模様。胸元をこれ見よがしに開けっ放ち無防備なふくらみが露わに。と同時に毛先がくるりと内巻いたヘアは束っぽくまとまり、背伸びした大人のルックスへと変化しています。
ベッドに掛けてあられもなくクリームを塗る艷少女・よしの。こんもり膨らんだ胸元でガッツポーズ(グッ!)。谷間・デコルテ・アンダーバストへ指を挿し込む揺れ見せで渾身のガッツポーズ(グッ!)。仰向けになると抱えるように胸寄せ、軟らかな質感と上目遣いに歓喜のガッツポーズ(グッ!)。
グラドル的に垢抜けた姿を見せている本作にあって、ユルさ全開となっているのがChapter3と5の身体を動かすシーンです。モッサリしすぎて逆に可愛く見えてしまう不条理。笑うしかありません。
リップガールズの連中が見たらヤキ入れられそうなチンタラしたよしの流・ダンス(Chapter3)。イッチニッサンシで腕振り・腰振り、えっちらおっちら左右にステップ。皆無に等しい動きのキレに呆れるやら笑うやら…。
更に残念なのが縄跳び(Chapter5)。どうやらちとせちゃんは一度に複数の動きをするのが苦手なご様子。くぐって・跳ねて・振り上げる動作がガッチガチで重苦しい…。「違う!こうだよ、こう!」とツッコまずにはいられない駄目さ加減。笑顔は満点ですが(フォロー)。
最後に改めてちとせちゃんボディに関して言うと、曲線の大きさがとにかく印象的です。100cmと言われるバストは見るからにヘヴィ。過剰スペックは時に「長く」映るのがおっぱい星人的には気になるのですが、彼女はまん丸100点満点。
劣らず強烈なのが腰回りの張り出しっぷりです。洋梨の如く曲線が拡がり、豊かな太ももへと続くド派手なシルエット。相対的にウエストがくびれて見えてしまう程、恵まれた体格を誇っています。
ムチムチっぷりが露わになるのが寝転びポーズを決めたシーン。ソファの縁に跨り(Chapter3)、ベッド・浮き具へ腹這い(5,8,10)の腰部へ寄っていくショットは見逃せません。
進境著しい中、唯一物足りないままだったのがお芝居の姿です。台詞とそうじゃない時の違いがハッキリしすぎてて、かなり浮いています。
また、ムードもり立てたラストシーンで気恥ずかしさから笑いが零れてしまう等、セクシーな演出と噛み合わないところがあるのはマイナスポイントです。
さらに、誰かに触られたりアイス舐めといった直情的な施術や、衣装もハイレグものが見当たらなかったりと、特段攻めている印象もありませんでした。
次代の正統派エース、降臨。
彼女はマジで凄い…。
Chapter6。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%81%A8%E3%81%9B%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%AE